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ビジコンのプロセスが教えてくれたこと

こんにちは、くわばらまりこです。
「古民家留学を立ち上げる追い風が欲しい。」そんな想いから、この冬、私はビジネスコンテストに挑戦してみました。エントリーしたのは、「みんなの夢AWARD15」。この事業アイデアが社会にどう受け止められるのか、自分でも確かめたいという気持ちがあったからです。

結果、ありがたいことに1次審査を通過し、「古民家留学」という着眼点は社会に応援され得るものだと実感することができました。この手応えは、私にとって大きな自信となりました。

ところが、昨日発表された2次審査の結果では、残念ながら次のステップには進めませんでした。ファイナリストになるつもりで、年末年始返上で試行錯誤してきたので、「残念だな」と感じる気持ちはもちろんあります。
しかし、驚くほど不思議なことに、悔しいとは思わなかったのです。

その理由を考えたとき、このビジコンが私にとって「結果のためのもの」ではなく、「プロセスそのものが目的だった」からだと気づきました。


プロセスの中で得たもの

振り返ると、このビジコンに取り組む中で得られたものは結果以上に大きなものでした。
年末年始にかけて、事業計画と収支計画に徹底的に向き合う時間を確保し、「古民家留学」の具体的なイメージを深めることができました。
「この事業でどんな未来を描きたいのか?」
「誰にどう届けたいのか?」
何度も自問自答を繰り返し、仲間にもたくさん壁打ちをさせていただきました。計画をブラッシュアップすることで見えたこともたくさんありました。このプロセスそのものが、私にとって大きな財産となったのです。


結果よりも大切なこと

ビジコンの結果は、追い風にはなってもダメージを与えるものではありません。なぜなら、これは「プロセス」に過ぎないからです。
もっと言えば、そのプロセス自体が追い風になることだってある――今回の経験を通じて、そのことを身をもって体感しました。

今は、ビジコンは社会に対する「壁打ち」のようなものかもしれないと思っています。挑戦の中で生まれた気づきや成長、そして新たなつながり。これらは、古民家留学を立ち上げるうえで確実に私の背中を押してくれる大切な追い風になっています。


次のステップへ

これからも、プロセスを大切にしながら一歩ずつ進んでいきます。この挑戦があったからこそ、古民家留学の未来に向けてさらに自信を持って歩めるようになりました。

読んでくださった皆さんも、結果だけではなく、そのプロセスに目を向けてみてください。そこにはきっと、大切な学びと追い風が隠れているはずです。


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