#サンタクロースはいる。それぞれの形で
3人で出張しておりました。仕事がら、自分の子育てのことを仕事仲間と話すことは多いほうだと思うけど、今日も空港までの道すがら、クリスマスを待つ子ども達について話をした。(全員子育て真っ最中です)
私:うちの子が、「ほしいプレゼントが来たことが無い」って言うんですよ
父1,2:え?!ほしいものをくれないサンタなんているの?
私:えー??!!サンタがその子を一年間見ていて、必要なものをプレゼントしてくれるんでしょ。私が子供のときからそうだった。
父1,2:へーーー!!!!
・・・・・どうやら私の知っているサンタがデフォルトではないみたいだ。
父1によれば、ほしいものをお手紙に書くとそれがもらえるらしい。だけど困ったことに、下の子(1歳)はまだお手紙が書けない。そうすると、上の子はもらえて、下の子はもらえないことになってしまう。兄弟には平等にプレゼントをもらってほしい。。。子どもにどう筋の通った説明をしたらいいのか、父1は真剣に悩んでいた。
父2によれば、まず町内でプレゼント希望が集約され、それが東京支部に送られるシステムがあるらしい。そのサンタ業務フローに間に合うタイミングで要望を伝えないとプレゼントが配送されないから、子どもたちを急がせていると父2は言う。
二人とも、なんともそれらしくてニヤニヤしてしまう。
そういえば、大学の時イギリスの友人宅で迎えたクリスマスでは、リビングの真ん中に置かれた本物の大きなツリーの下に家族全員分のプレゼントが置いてあって、大人も子どもも嬉しそうに包を開けていたなあ。幸せ感あふれる朝だった。
ちなみに、私がこどもの時は、毎年「こなゆき村」のサンタさんからお手紙が来た。それは必ずきれいな白い封筒に入っていて、押入れの棚にこっそりおいてあったっけ。クセのある右払いの文字はどこかで見たような安心感があった。
そして、プレゼントは私の希望ではなくサンタさんが私のために選んでくれたものだった。初めてのスキー教室の年にもらったのは、おさがりではない!黄色いスキーウェアだったし、サイズアウトして服がない冬は、手編みのセーターだった。姉とお揃いのお人形だったときは、なぜか姉のお人形の髪の毛の一部が違う色の毛糸になっていて、サンタさんもたくさんの子にあげるから、毛糸がたりなくなっちゃったのかもね、なんて話した。
毎年、いつもより朝早く目覚めて、期待いっぱいの顔でプレゼントを覗き込む子どもたちの顔が好きだ。
サンタクロースはいる。あと2日、みんなにそれぞれのサンタクロースが来ますように。
※祈ったついでに、空港で撮ったえびす様を載せておく。無宗教な私。