1泊2日倉敷から広島への旅 #協力隊の休日|2024.穀雨・葭始生
■ 葭始生(あしはじめてしょうず)
友人から「広島カープのチケットが余っているから観に行かない?」と誘ってもらったので、お休みをいただいて広島県へ。
岡山県は、高速道路の整備率が全国1位。中四国や関西圏へは、圧倒的に車での移動が多いらしい。
関東や関西に住んでいたころは電車を、東北に住んでいたころは高速バスを使っていたので、こうやってどこにでも「さあドライブに行こう!」と誘ってもらえる日々が新鮮。
まぁわたしは車の運転免許を持っていないので、なんだかもどかしい気持ちで助手席に座っているだけなのだけれども。せめてもと音楽を流して歌ったり(ただわたしが歌いたいだけ)、スーパーで買い込んだお菓子を差し入れしたり(ただわたしが食べたいだけ)しながら広島県へ。
Day1
・世良高原農場チューリップ祭
倉敷から車で1時間ちょっと。倉敷移住前からずっと気になっていた、世良高原のチューリップ祭へ。
ちょうど満開のタイミングで、高原いっぱいに咲き誇るチューリップがかわいいのなんの。
この景色があんまりにもきれいなもんだから、写真を撮ったり自分の目に焼き付けたり。あっという間に1時間近くも経ってしまった。よいところ。
夏はひまわり、秋にはコスモスが咲くんだとか。
移動時間としては岡山の県北に行くのとたいして変わらないので、四季折々また訪れたい場所。
・Flower Village 花夢の里(かむのさと)
チューリップ祭の会場から車で20分とちょっと。こちらは、同じく世良高原が運営・管理しているネモフィラ畑。
こちらもちょうど満開のタイミングで、カメラを持った人たちがたくさん。隣で初老のご夫婦がお互いの写真を取り合っていたので「お二人一緒に撮りましょうか?」と声を掛けたら「まぁ!一緒に写真を撮ってもらうなんて何年ぶりかしら」と奥様がとっても喜んでくれて、わたしも心がホクホク。
そうそう。チューリップ祭も花夢の里も同じ世良高原の農場だけれども、それぞれに入園料がかかるのでご注意を。身体障害者手帳を提示すると、本人のみ入園料が半額になったよ。
・みっちゃん総本店
広島に行ったら絶対にお好み焼きを食べたい!
と思っていたので、広島市内のホテルにチェックインしたらすぐに広島駅のお好み焼き屋さん「みっちゃん総本店」へ。
こちらは、カープのチケットを譲ってくれた友人おすすめのお店。広島のお好み焼きって焼きそばが入っているイメージだったけれども、ここはうどんも選べるらしく。わたしたちは、うどん入りのものをチョイス。
せっかくカウンター席に座れたので、あつあつの鉄板に提供してもらった。お餅や海鮮なんかもたっぷり入っていて、めっちゃオイシカッタ。
・広島カープ戦
そして、今回の旅のメインイベント広島カープ戦の観戦のために、マツダスタジアムへ。
行きしのローソンまで赤く染まっていて「ひゃー本当にカープの聖地に来てしまったんだなぁ」と胸が高まる。
野球観戦は好きだけれども、特に推しのチームがあるわけではないので(高校野球が好きな人です)スタジアムで野球を観る!というイベント自体を純粋に楽しんできた夜。カープ戦をカープ側の席で観戦したので、周りの熱気もまた本物で良い経験をさせてもらった。
Day2
・向島
翌日はゆっくり起きて、尾道・鞆の浦方面へ。
穏やかな瀬戸内海と大きな橋を見ると、心がときめく。これは、向島にある因島大橋。因島って、あのはっさくゼリーが有名なところだよね?関東にいるときは遠い果ての島みたいなイメージだったけれども、倉敷からはひょいと行けちゃう距離にあるんだよなぁ。
せっかく倉敷に移住してきたんだから、もっと島に行ってみたい。
・立花食堂
海ではしゃいでおなかがすいてきたので、おひるごはんを立花食堂で。
テラスでお食事をするのが気持ち良い季節がやってきたんだなぁと、改めて実感。心地よい海風を感じながらのお食事、良い時間だったなぁ。
・阿伏兎観音
そのまま車を走らせてもらって約1時間。阿伏兎観音へ。
阿伏兎観音は、ジブリ映画「千と千尋の神隠し」の湯屋のモデルにもなった建物なんだとか。
びっくりするような崖の上にポツンと立った観音様。すっごく神秘的な場所だった。
・おいしい工房うみひこ
そして、この旅最後はジブリ映画の「崖の上のポニョ」の舞台となった鞆の浦へ。朝から怪しかったお空もいよいよグズグズしだしたので、散策はまた次回のお楽しみに。
でもせっかく鞆の浦まで来たので、うみひこさんでプリンを戴いてくることにしました。
鞆の浦から倉敷までは、高速を使わずに下道で1時間ちょい。週末にふらっと行ける距離に、観光地がたくさんある倉敷。本当に過ごしやすいところだなぁと思う。
そんなわけで、1泊2日の地域おこし協力隊の休日は終了。心も体もリフレッシュできて、良い旅になりました。