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一年間 活動・暮らした 倉敷に 大好きな母が やってきた|2024.立冬・橘始黄


高石真梨子の2024下半期 BUCKET LIST 50 【No,21 家族を倉敷に招待する】達成

倉敷に移住してまるっと一年。

友人たちは何人か倉敷に遊びに来てくれていたのだけれども、二年目に入ってようやく家族が来てくれました。今回は、母。

母は、わたしの倉敷移住が決まったころに入院をしていて。昨年の秋は、母の家で退院後の回復期を一緒に過ごしながら引っ越し作業や転職の手続きを進めていた。

昨年の11月には救急搬送もしたし、日常生活を送るのもままならなかったので、こうして一人で倉敷まで新幹線で来てくれたことが本当に嬉しい。終始元気そうな母に、倉敷の街とここでわたしと仲良くしてくれている人たちを母に紹介した一泊二日をnoteにも。

【day1】岡山駅で集合→cyanoーma

東京から岡山へは、新幹線で3時間17分。
午前中いっぱいかけて、はるばる岡山まで来てくれた。

長時間の新幹線はさぞかし退屈だろうと思いきや、普段は東北新幹線にしか乗らない母にとって、富士山や浜名湖、琵琶湖の景色がとても新鮮だったようで道中何度も写真が送られてきた。

東北新幹線は、前の座席にコンセントが付いているのです

それから、新幹線の発車メロディも東北や関東では聞きなれないものばかりで心躍ったらしい。山陽新幹線の発車メロディが銀河鉄道999なのがツボだったようで、ご機嫌。

わたしと母のライントーク画面です

岡山駅は新幹線改札が一か所なので、待ち合わせ迷子にならないのがポイント。

駅構内が品川駅みたいだと興奮していた。確かに。京都駅みたいな色をした品川駅かもしれない。

真梨子母撮影「真梨子はどこだ!」

荷物は、さんすてのコインロッカーへ預けて散策することにした。岡山駅は一応新幹線もとまる政令指定都市なので、SUICA対応のコインロッカーが多数あるのも良いところ。

お昼ご飯は、岡山一番街のcyanoーma。

夜ご飯と翌日の昼ごはんが豪華な予定だったので、ここはサクッと済ませようとなったのだ。でも、一か月半ぶりの再会に話が盛り上がり、ここで1時間半も語った。

わたしと母です

後楽園

「岡山って何があるの?」と尋ねられると「後楽園とか美観地区とかですかね」と答え続けていたけれども、そういえば一度も後楽園に行ったことがなかったので、この機会に足を運んでみることにした。母が路面電車に乗りたがっていたので。

撮影:真梨子母

この、乗り鉄は完全に母譲り。

今年は紅葉が遅かったので、ちょうど見頃のモミジと大きくて立派な庭園、そして岡山の広い空にわたしも母も大満足。

延々と自撮りする母

ここでもずっとおしゃべりしていた。

白十字カフェ

夏に帰省したときに、白十字の白桃ゼリーとマスカットゼリーの詰め合わせをお土産に持って行ったらとても喜んでくれたので、先ほど一番街を歩いていたときに見つけた白十字カフェへ。

わたしは苺ジュースと苺のショートケーキ、母はレモネードとワッフル。

DENIM HOUSE BON

我が家に泊まってもらっても良かったのだけれども、10月に母の誕生日があったので、お祝いもかねてお宿 DENIM HOUSE BON へ。

ここは、わたしが初めて倉敷へ来たときからずっとお世話になっている DENIM HOSTEL float の系列で、ずっとずっと気になっていた一棟貸し。

土間に差し込むヒカリが最高

母の生まれ育った家は、彼女が小学生のときに今のお家に建て替えられたのだけれども、建て替え前はBONのような間取りのお家だったらしく、えらく気に入って当時の暮らしを教えてくれた。

備前焼の食器やIKEUCHI ORGANICのタオル……家具もすべてわたしたちの好みで、一棟まるまる贅沢に使えるお宿で、母子水入らずのんびりと過ごした。

玉島のGRAPE SHIPのワイン
朝食はたこ飯とままかりと……豪華!

【day2】 belk

2日目は、チェックイン後に車を出してもらって瀬戸大橋を一望できるカフェbelkへ。

ここも、東京から倉敷へ旅行で訪れていたときから大好きなカフェ。
実家に帰るたびに「瀬戸内海を見せたい」と話していたので、やっと見られて、しかもお天気にも恵まれてよいカフェタイムだった。

帰宅後の母がさっそく「また行きたい」と言ってくれたので一緒に行けて本当に良かった。

そして、瀬戸内の海は相変わらず穏やかで「倉敷に移住してきてよかった」と思わせてくれる。

美観地区散策

そのまま車で美観地区まで移動して、美観地区を散策。

昨年倉敷に来て初めて記事を書いたクリスマスマーケットの会場アイビースクエアで、クリスマスツリーを眺めたり

倉敷アフタヌーンティの撮影同行ですっかりはまったくらしき桃子のシャインマスカットジュースを飲んだり、美観地区でこの一年お世話になった人たちと遭遇しては母を紹介したり。

アプリで撮影した写真は、SNSで公開OKらしい母と

和酒食楽せりべ

そうそう。ランチは、せりべにいきました。

ここの店主ベリーさんも、今年の初めにランチいただきますスタンプラリーの取材に行ってから仲良くしてくれているお店。

ここなら日本酒好きな母とお昼からお酒も飲めるので最高。

せりべ御膳!
あと、日本酒!

ベリーさんをはじめ倉敷はどこに行っても「あら、まりちゃん!」と迎えてくれる人たちばかりで、母も「すっかり倉敷の人になったのね」と嬉しそう。

自宅→岡山駅へ

今までわたしが引っ越してきたどの家にも遊びに来てくれている母。当然、倉敷の自宅も見たいとのことで最後はわが家へ。

実は、わたしが倉敷移住するタイミングで実家の父と母も東京に完全移住したので、そのときに分けてもらった家具がわが家にはたくさんありまして。それらがちゃんと活用されているのを見て、ご満悦な様子。

母の家から来た家具やカーテンが使われているので「なんだか、自分の家じゃないのに自分の家みたい」とのこと。

わたしも、一人で移住するにあたってすべて新しいものばかりだとどうも寂しくなってしまうので、お引越しのときは極力前の家で使っていたものをそのまま持ってくるようにしていて。おかげで、どこに住んでも家のなかでは「いつもどおり」な日常を送れるからすんなり移住先に馴染めている。

今回は大きな移動だったし、転職もしたので、使い慣れた家具やカーテンを持ってこられて本当に良かったと思っている。おかげで、お家が大好き。

帰りも車で岡山駅まで見送って、無事に母の倉敷訪問が終了。

地元仙台が負けて、ファジがJ1昇格。複雑。

車を出して付き合ってくれる人や、一緒に泊まったりご飯を食べたりしたい場所、街ですれ違って「まりちゃん!」と声を掛けてくれる人、たくさんの出会いに恵まれた一年。一年たったこのタイミングで倉敷に来てくれたからこそ、そういうあたたかい人たちをたくさん紹介できて心がホクホク。

倉敷市地域おこし協力隊二年目も、周りの人たちとのご縁を大切にしながら心地よく暮らしていきたい。

橘始黄(たちばなはじめてきばむ)

そんなわけで、12月に入ったので(と言ってももう中旬に差し掛かろうとしているけれども)BUCKET LIST の振り返りを。
このLISTも12月で一区切りなので、そろそろ次のLISTを作らないとな。

3 週に2日以上は誰かのためのご飯を作る
→引きこもりなので、夕方出かけていても家でパパッと作るようになってしまった。習慣化している気がする。
5 月に1回以上は誰かに手書きのお手紙を贈る
→これもすっかり習慣化。区切りを大切にできるようになった。
7 健康に暮らす
→持病も減薬に成功しているので、順調
9 倉敷の手仕事の道具をお迎えする
43 手仕事に挑戦する
→金継ぎを学んだ
10 丸一日OFFを月に2回以上作る
→有馬温泉と淡路島に行った。
14 紅葉狩りに行く
→有馬温泉と奥津渓に行った
24 note以外の場所で、週に1本以上記事を公開する
25 倉敷とことこの各カテゴリを制覇する
26 月に一本以上障がいのある当事者や支援者に関わる記事を執筆する
書いている
28 七十二侯書き続ける
後追いしながら、かろうじて書いている
29 倉敷でモノづくりをしている人を取材する
→金継ぎは取材で行きましたね
35 七十二侯シリーズを製本する準備をする
→企画書を出した。
37 今のお仕事を無理なく続ける
→続いている
40 noteの有料記事を執筆する
西阿知の サンサンカフェから 講演の 依頼を受けて 孫になる |2024.立冬・地始凍
41 一度お仕事をご一緒した方から仕事依頼を受ける
→今月もたくさん紹介してもらい、たくさん記事を書きました
45 短歌を再開する
→noteのタイトルで詠ってます
48 備中の推し日本酒を見つける
→日本酒のお店に行って「これ、おいしいんだよね」と思えるラベルが増えた

今月は18/50を達成。
LISTによってはすでに習慣化したものもあるので、2025上半期はそこに新たなLISTを入れたいところ。

最近noteが停滞しがちなので、七十二侯二週目に向けて更新日を節気初日に戻していきたい今日この頃。

【小雪】雪が降りはじめるころ
初侯:虹蔵不見(にじかくれてみえず)11月22日~11月26日
次侯:朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)11月27日~12月1日
末侯:橘始黄(たちばなはじめてきばむ)12月2日~12月6日

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