自分が体調を崩してみて、当事者が発信する生活情報の必要性を知る|2024.立秋・寒蝉鳴
寒蝉鳴(ひぐらしなく)
立秋も次侯を迎えた今週は、倉敷に移住してきて以来一番の絶不調。
熱を出したり扁桃腺が腫れて補聴器がつけられなくなったり、声が出なくなったり。
おかげで、今週は音なし声なしの日々を過ごしている。身近な人たちは手話が通じるのと、病院は音声認識アプリでどうにかやり過ごして今やっとnoteを書いているところ。
お盆期間中に体調を崩すと病院探しでだいぶ体力もっていかれるので、今回は周りの人が病院を探してくれて本当に助かった。倉敷に来て9か月。なぜか内科だけは相性の合う病院が見つからなくて悩んでいたのだけれども、人に相談したらあっさり見つかった。
こういうときに同じ聴覚障がいのある友人の情報って強いなと思う。
・扁桃腺が腫れていると補聴器ができないから音は聴こえないし
・その状況だと自分の声も聴きとれないから発声もしにくい
・ずっと顔をあげておくのもしんどいから、診察の順番が来たことにも気づきにくい。
普段だったらこちらの工夫次第でどうにかなることも、正直気がまわらないのが体調不良。だからこそ、キコエナイ仲間がスムーズに診察を受けられた病院情報というのはとても重宝する。
今回紹介してもらった病院は
・呼ばれるときは個別に声がけをしてくれる
・検査結果は口頭で伝える前にまず文字情報で見せてくれる
・診察に時間がかかりそうなときは手話通訳の手配をしてくれる
・音声認識アプリの読み取り間違いがあると正しい言葉を打ち直してくれる
と情報を視える化してくれるとても良い病院だった。
成人病センターって紹介状が必要な場所だと思っていたけれども、センター内にある倉敷成人病クリニックは紹介状がなくても診察してもらえた。とても良い対応をしてもらえたし、院内もとてもきれいだったので、何かあったらまたここにお世話になろうと決めた。
そんなわけで、まだ本調子じゃないので今日のnoteはここまで。
もう、声が出ないことに慣れすぎてしまって「声ってどうやって出すんでしたっけ」状態。あと、「この世界にはどんな音がありましたっけ」状態。
少しずつリハビリしながら、秋を迎える準備をしないとな。
そういえば、倉敷って台風全然来ないのね。
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