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製品とライフサイクルの章を読んで

【製品とライフサイクル】

ドラッカー学習会、今年最後は、『創造する経営者』の第4章 製品とライフサイクルでした。

製品を11に分類して、企業としての戦略を立てるというものです。
(1)今日の主力製品
(2)明日の主力製品
(3)生産的特殊製品
(4)開発製品
(5)失敗製品

(6)昨日の主力製品
(7)手直し用製品
(8)仮の特殊製品
(9)非生産的特殊製品
(10)独善的製品
(11)シンデレラ製品あるいは睡眠製品

(6)以降は問題のある製品です。

現状分析をして、資源の分配をかんがえていくわけです。
あくまでも「現状分析」をするのがドラッカーらしいですね。

これは、単に昨日の評価をするために行うわけではなく、あくまでも「明日への予測と予防のための手段」に変わるわけです。

さて、こちらを自分の人生と考えてみたらいかがでしょうか?

例えば、

(1)今日の主力製品

はなんでしょうか?
現在行っている仕事ですね。

この仕事をこの先もずっと続けていきますか?

組織に属していれば異動や昇進等もありそれなりに変化もあったり、昇給もあるでしょう。

(2)明日の主力製品

について考えてみたことはありますか?

・もし、英語ができたら
・もし、○○の資格があったら

等々、明日の主力製品について今の内に手が打てるものを考えておく必要があります。今、英語学習を始めているのならば、それはきちんと明日には主力製品として武器にできるようにしておく必要があります。
お金だけを投資して、結局何の成果も生み出さない(10)独善的な製品にならないための注意が必要ですね。

子供の教育については、まだ
(11)シンデレラ製品あるいは睡眠製品
であるかと思います。

それを将来の
(1)今日の主力製品
にするためには何が必要でしょうか?

子供に英語を身に付けてもらいたいならば、親が後ろ姿で英語の大切さ、英語は学ぶものという価値観を教育していく必要があります。

なぜなら、子育て中の方は身に染みていると思いますが、
子供は親の言うことは聞かないけれど、することは真似をするからです。

叱ってばかりいると、うまくいかなかったときに、それを理由に攻撃してきます。

叱るかわりに、親ができることはなんでしょう?

うまくいかないことに対して、工夫、改善する姿を見せることです。
それによって、子供も工夫が大事だということを学びます。

英語を身に付けてほしかったら、親が英語を身に付けるための努力、工夫している姿を見せることが一番大事だなと思います。


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