ドバイ就職から起業しようと思った話🇦🇪✨

初めまして！　まりこです！
今新卒２年目なのですが、実は去年、ドバイで働いておりました！

私にとって人生初の海外🌎
期待と不安でドキドキワクワクでした✨
そんなドバイ時代の話から、なぜ起業したいと思ったかをお話しします

ブルジュ・ハリファ

「新卒で出会った大人たちは、詐欺師だった」

ドバイに到着してすぐに観光へ✨
まず向かったのはドバイ歴史地区　「オールドドバイ」
古き良きドバイが再現されている観光地で、日本で例えると浅草みたい
歩いているだけでも楽しい地域を散歩していたら
「Japan？こんにちは〜」
と店員さんが気さくに話しかけてくれました。
この辺は「cashmere」と書かれた布が有名でたくさん売っていたので、
私も記念に１枚買おうと思っていました。
話しかけてくれた人はなんと布を売っているお店の人でした！
これはなんか意味があると思い、ピンクのストールを購入。
最初の価格２万円から交渉して、なんと8000円で購入しました👏✨

　　　

でもそのストール、なんと他のお店で1000円だったんです。このことは３ヶ月後、ドバイに慣れてきた頃別のお店をみてわかったことです。そしてその素材はcashmereではなくウール。原価もcashmereより安いわけです。

これを知った時本当にショックだったのですが、ドバイではこのような詐欺が日常に溢れていました。
・わざと道を間違えるタクシードライバー
・スーパーで買った水を特別なものと言って道端で売る人
などなど、みんな１円でも多く稼ぐことに必死でした。
どうしてそんなにも必死なんだろう？
そう思った私はタクシードライバーに質問してみました。

私：「月収いくらなの？」
運転手：「15万円」

私：「どこで住んでるの？」
運転手：「社員寮で15人１部屋で寝ているよ」

私：「お休みはいつあるの？」
運転手：「１日もないよ。成果報酬だから休んでいる暇があったら稼ぎたいんだ。」

私：「なんでそんなに稼ぎたいの？」
運転手：「母国にいる家族に仕送りするためだよ」

それを聞いたときに胸が痛くなりました。
自分は休みもあって、実家に仕送りする必要もない。
でも彼らは家族のために自分の人生を犠牲にして毎日働いている。
だからこそ、人を騙してでも１円を稼ぎたいと。

気持ちはよくわかる、でも騙すのは良くない。
そう私は思いました。
でも騙すのは貧しい人たちだけではありません。

ドバイは歴史地区と、世界一高い塔、ブルジュカリファが
有名なダウンタウンエリアに分かれています。
物価は歴史地区とダウンタウンに行くと２倍に。
特にお土産物は高くなります。
そんなギラッギラな街で毎日10万円相当の外食をしている富裕層。
みんなが一度は憧れる暮らしではないでしょうか。

しかしそんな富裕層の中でも詐欺は起こるものです。
ドバイは不動産投資が未知数です。
私の友人も３億円の物件を買っていました。
ですがある日、その物件が８億円まで跳ね上がった時、
売却しようと思ったら物件の権利がなんと、他人の名義に！！
勝手に所有権を変えられたということで最高裁判所まで行って争ったのに、結局物件が戻ってこないどころか、120万円取られるというまさかの展開に！

その友人は泣き疲れて、現実を受け止めるのが大変な状況でした。

このように、まるでドラマに出てきそうな「詐欺」の話が日常会話の中で
普通に出てくる、ドバイはそんな環境でした。
初めて就職して、体感した世界なので
ビジネス＝人を騙すこと
これが正解だと思ってしまう愚かな時期もありました。

しかし、違和感がありました。
人を騙さないとお金がもらえない？
こんなんじゃ良心の呵責がありすぎて
この先40年くらい働くのにもたないよ、
社会人経験の少ない私がよくよく考えても、
結論詐欺はやってはいけないものだと思いました。
となると次に考えるのは
「人を喜ばせてお金を稼ぐことはできないか？」
というテーマに変わりました。
お客様に心からありがとうって言われながらお金をいただく
両者が幸せになれるビジネスは実現しないのだろうか？

私が起業する理由はまさにこれを実現するためです。
お客様が笑顔になってくれるビジネス。
騙すのではなく喜んでくれる。
そんなハッピーなビジネス。

まだ何をするか決まってません。
でも目標があります。
それは、起業の先に心温まるコミュニティーを作りたい
現代のビジネスコミュニティーは商材を売るためのものだったり、
営業マンが営業しあったり
そういう利益目的のものではなくて
まるで学生時代に何もない駐輪場で何時間も友達と心から語り合った
そんな「信頼」しあえるビジネスコミュニティーを。

現代はスマホやPCによってとっても便利な時代になったと思います。
ですが、心の繋がりがなくなっているように思います。
家族、友達以外にも
同じように仕事を頑張りながら心から慰労しあえる人がいたら
今よりもちょとステキな人生になるのではないでしょうか？

このコミュニティーを実現するために、私はまず、全力で起業を目指す！
この過程をSNSで発信する！
もし私の投稿をみて誰かが起業に挑戦しようと思ってくれたらとっても嬉しいです！

まだまだ未熟ですが、私なりに頑張ります！