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この夏に向けた作戦会議



初夏の空気感を感じる、気持ちのいい季節が訪れている奈良県上北山村。


今年の7/27(土)・28(日)に、木和田テラスでイベントを行うことになった。


𓅪木和田テラスとは•••mossumoさんが運営。空き家をほぼセルフリノベーションされたレンタルスペース。目の前が山、川へもすぐ降りられる。



山岡有季さん(以下、有季さん)がロミロミやマナカード、上岡敦奈さん(以下、あっちゃん)が手づくりスイーツやドリンクの販売を行うところに、私も声をかけてもらえて、くるくるを出すことになった。

𓅪ロミロミ・マナカードとは•••ロミロミはハワイの伝統的なオイルトリートメント・マッサージ。マナカードは、カードを用いたカウンセリング。

𓅪くるくるとは•••中古の子ども服や雑貨などを無償譲渡する場

おばあちゃんに来てもらいたい


イベントの打ち合わせ会が、先日行われた。

どんな年齢層の方にも来てもらいたいという大前提がある中で、「おばあちゃんに来てもらいたい」という話が出た。


有季さんが以前上北山村を訪れた際、地元のおばあちゃん1人がロミロミを受けてくれたのだそう。

70代くらいの方でいつもにこにこされていて、地元の方から頼りにされ、愛されている印象。

その方のロミロミを終え、有季さんは大切なことに気が付いたそうだ。



おばあちゃんは、自分のケアをするために、自分への愛を持ってロミロミを受けに来た。

そして有季さんは、ただただ、おばあちゃんのことを想いながらロミロミをした。

そんな2人が、同じ空間で同じ瞬間を過ごすということ。
そこには目に見えない愛が溢れていて、そのことが、何よりも大切なことだなと気付いたのだそう。



その方のロミロミをする際、自然と手のひらを使うことを選んだ有季さん。
普段は腕を使うこともあるが、この時は手のひらを使うことが必要だと感じた。

ロミロミは一つとして同じセッションは無く、毎回手技も順番も動きも違う。
毎回、受けてくれる方のことを想って手法を変えている。



このおばあちゃんとのロミロミで、大きな愛と学びを得られたと共に、ロミロミにはまだまだ隠れたパワーがあると可能性を感じたのだそう。

それぞれがやりたいことをしつつ


有季さんは、参加される方の身体へアプローチすること(ロミロミ)を通して、身体の可動域や可能性を広げたい。
お話もたくさん聴きたい。
ロミロミやマナカードの時間が、自分らしい一歩を踏み出すきっかけになったらと思っている。

あっちゃんは、スイーツやパンをつくることがただただ好きで、おいしいと喜んでくれる方がいたりみんなが楽しそうにわいわいしてる雰囲気の中に身を置き、スイーツなどを提供したい。


私は、くるくるを通して「孫に持って帰ろうかな」「自分の子どもにこれほしい」など、ゆるやかに覗きに来てもらえたらいいな〜と考えている。


3人とも共通で考えているのは、大自然の中でそれぞれが好きな時間を過ごし、イベント後の日常を自分らしく生きていくためのきっかけの1日になればいいなぁと。
優しく穏やかな時間を、来てくださった方と過ごしたい。
と、私は考えている。たぶん3人とも考えは似ていると思う。

私たち自身が楽しみすぎて


そして私たちも楽しみにしているのが、木和田テラスで浴衣で過ごすこと。

朝も昼も夜も、どんなお天気でも、何をしていても、とにかく絵になる木和田テラス。


木和田テラスは元々空き家で、ここがいい!と自分たちで改修して、いつも楽しいことを企画してくれているmossumoさんが運営している。
私たちのような使いたい人にも「いいね!どうぞ!」と場所を貸してくださるmossumoさんお2人の、すっきり爽やかなお人柄が現れた、ほんとうに素敵な場所。

清流や山をすぐ近くに感じられる木和田テラスで浴衣、絶対絵になる!!

夕方からは、軽食やお酒・ソフトドリンクの飲み物が販売される。
風鈴もいいね〜
来た人が短冊に願いごと書けるようにしよう〜
と、わくわく打ち合わせしている。

地元の方が、浴衣の着付け講習会を開催してくれたり、ヘアセットもしてくれる。

私たちも楽しみ。

個人的に一番楽しみなこと


打ち合わせの中で、有季さんが「ハーブティー」の話をしてくれた。

聞いた話をぜひ紹介したい。


有季さんが「京都のサロンのティータイムに出すオリジナルのハーブティーが欲しい」と思ったことをきっかけに、イベントで知り合ったハーブスクールをされている方に依頼をした。

そうしたら、そのハーブスクールの方がとても素敵な方で、双方の想いを込めたハーブティー作りが始まったのだそう。


ハーブスクールの方のつながりで、精神疾患を抱えた方が通われている事業所も関わりを持ってくれ、「やりたい!」と手を挙げてくれた事業所メンバーの方々がパッケージデザインや計量などの製造を担当してくれることになった。

売り上げの三分の一は、その事業所のメンバーの方々に還元される仕組みになっている。


疾患を持っている方も持っていない方も、同じように、身体や心が「しんどい」と訴えることがある。

その根底には、疲れが溜まっているなどの身体からの訴えもあるし「私を見てほしい」「私のことを大切にしてほしい」などの心の訴えもあって。

その訴えを無視せず丁寧に受け入れ、自分自身のことを大切に扱い、愛すること。

自分自身の身体や心の声にゆっくりと耳を傾ける時間に、このハーブティーをアイテムとして使ってほしいのだそう。



そんな話を聞いたら、そのハーブティーと出会いたい気持ちでいっぱいになった。



上北山村でのイベント2日間、あっちゃんのcafe.kiitosで販売されるので飲むことができる。

とても楽しみだし、みんなにも想いが伝わればいいなと思った。

有季さんがチラシを作ってくれているので、イベントのお知らせを楽しみにしていてね。

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