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【エジプトトルコ旅 3日目】イスタンブールでボスフォラス海峡クルーズ。海鳥になりたいとぼーっと海を眺める

2024年10月下旬〜11月上旬にかけて、トルコ(イスタンブール・カッパドキア)とエジプト(カイロ・アレキサンドリア)に旅行した。

今回はその3日目。
本日のメインはボスフォラス海峡クルーズ。


今回の旅程

【1日目】成田→イスタンブールへ移動(機内泊)
【2日目】イスタンブール:旧市街散策
【3日目】イスタンブール:ボスフォラス海峡クルーズ、新市街散策(ガラタ塔、骨董エリア)★ココ
【4日目】カッパドキア:移動、ギョレメ散策
【5日目】カッパドキア:気球、ギョレメプライベートツアー(地下都市、ギョレメ野外博物館など)
【6日目】カッパドキア:ラクダツアー、ATVツアー、カイロへ移動
【7日目】カイロ:エジプト考古学博物館、コシャリ
【8日目】カイロ:イスラム地区を散策(ハンハリーリ、コプト教会)
【9日目】ギザ:ギザの三大ピラミッド
【10日目】ギザ:アレキサンドリア日帰りツアー
【11日目】バハリアオアシス:砂漠ツアー、キャンプ
【12日目】ギザ:ナイル川クルーズ
【13日目】カイロ→成都、成都→成田へ移動(機内泊)
【14日目】成田着


朝ごはん

この日は遅めに起床。

ホテル(Ayramin Exclusive Hotel)の朝ごはんを食べに行く。
ビュッフェ形式で、ドライフルーツやオリーブが何種類もある。
このホテルにはレストランが併設されているみたいで、そのせいかクオリティが高い。おいしい!

お料理アップの写真がなく、雰囲気だけどうぞ伝われ…


クルーズ船乗り場へ

お腹を満たしたら、トラムでエミノニュ港へ向かう。

ボスフォラス海峡は、ヨーロッパとアジアを隔てる海峡で、南北に約30km伸びる。イスタンブールはボスフォラス海峡の南端にあり、ここエミノニュ港から北へ行って帰ってくるクルーズ船がいくつもある。

まずボスフォラス海峡クルーズのチケットを買いにいく。
この辺りにはいろいろなフェリー会社がひしめいているようだ。

今回はS. HATLARI社の「Short Circle Cruise」という2時間のクルーズを狙っている。1日1回・14:40発の出港のみ。
チケットの窓口が空いていないので聞いてみると、出航2時間前からオープンとのことで、まだ30〜40分時間がある。


その辺りをフラフラしながら、屋台飯を試してみる。(また食べる)

飲むヨーグルト付きのケバブのラップサンドと、焼き栗を試す。
ヨーグルトは甘くなく、なんとも不思議な味だったが慣れるとおいしい。

ケバブと飲むヨーグルト
焼き栗。あまり甘くなかった。


さて、ボスフォラス海峡クルーズだが、S. HATLARI社のツアーにしようと思っていたが、チケットを買ったとしても出港まで2時間もありかなり待ちぼうけてしまうことに気づいた。昨日アヤソフィアなど近くの主要なスポットへいったので、これといって目当てがない。

あたりにはいろいろな会社のフェリーが待機している。

見渡してみると、S. HATLARI社チケット売り場のすぐ隣には「ボスフォラスクルーズ 150TL!」の横断幕を掲げ、手頃さを最大限に主張した船が止まっていた。
1時間に1回程度出航しているようだ。
スタッフは私服でイケイケな雰囲気で怪しさ満点だが、現地人が入場しているようだし、しばらく観察していてもトラブルはなさそうだ。

よし、これにしようと乗り込む。
1人150TL(2024.10時点で1TL=約4.5円とすると675円)、現金のみ。
スタッフにゲートで乗船料を手渡し。

日本ではこういったサービスのスタッフは制服を着ているものだが、トルコではレストランやお土産屋のスタッフなども私服で働いているのをよく見かけた。スタッフなのかよその人なのか見分けがつかないよね。

出発まであと30分くらいあるので待つ。
るるぶには「船の左側に座るとよい」と書いてあった。船は海峡を時計回りに進むので、海岸が常に左手に来るからだ。
アドバイス通り、船の2階デッキ・左側の席を確保。

急に尿意をもよおし、トイレはあるのか不安になったが1階の船尾にあった。ペーパーはなかった。ティッシュは常に持ち歩いておく必要がある。


しばらくすると船が出航。
写真を撮り忘れたが、ものすごい量の海鳥が海に浮かんでいる。
船と一緒に飛ぶ海鳥もおり、しばらく一緒に進む。かわいい。

観光名所に近づくと、トルコ語の解説が船内に流れているようである。
トルコ語がわからないので、気になる建物を見つけるたびにGoogleMapで確認する。

そして隣に座る女子3人組がめちゃめちゃ写真を撮っている。
たまに肩に当たるのが気になるが、ここでは見知らぬ人にもこういう距離感なのかな?(ただ夢中なだけか)

乙女の塔。灯台や税関として使われていたらしい。ツアーで中へ入れるみたい。


快晴で、太陽が眩しい。海風は冷たいが、ぽかぽかいい天気。
太陽が低く、海に反射して眩しいのでサングラスはあったほうがいい。
肌寒く、ウルトラライトダウンを着ていてもやや冷える。

パソコンに向かいカタカタする日常から離れ、
青空の下、風に吹かれ、ただ美しい景色をみると言うのはなんて贅沢なのだろうとすっきりとした気持ちになる。

1時間半程度の船旅を終え、出航した場所とは少し離れた場所へ到着。


ガラタ橋


エミノニュ港から、ガラタ橋を渡って新市街へ向かう。
ガラタ橋は、旧市街エリアと新市街エリアを繋いでいる。


橋には大量の釣り人が。
見てください、これがすべて釣り人ですよ!
イスタンブールという都心にこれだけ釣り人が溢れているなんて思わなかった。

釣り人に溢れるガラタ橋


この橋の下には通路があり歩けるようになっている。レストランが並び、海を眺めながら食事が楽しめる。歩きながらメニューをチラ見すると、サバサンドなどが売っていた。
橋の下を歩いていると上から釣り糸が垂れていて、目が引っかけられないかちょっと怖い。


ガラタ塔


新市街エリアを進むと、小高いエリアにガラタ塔がそびえ立つ。
このあたりはものすごい坂。
スキー場の上級者コースくらいはあると思われるほど。

周辺は賑わっていて、カフェやお店がたくさんあった。

ガラタ塔


喉が渇いたので何か冷たいものを食べたいと、マンゴージェラート。
トルコアイスとは書いていなかったが少しねっとりしていて好きな食感。マンゴーの味がしっかりしておいしい。

マンゴージェラート


骨董市エリア


骨董市エリアへ。
無垢の博物館(Innocent Museum)の通りにはアンティークショップがたくさん軒を連ねている。
誰かの白黒写真や、古いレコードなど、おもしろいものを発掘できる。


夕飯

夕飯はどこで食べようかとGoogle Mapで探していると、ホテル近くに人気レストランを発見。
小さなお店だが、おいしいと評判らしい。

大通りから細い道へ入り、少々薄暗い。
ビルの螺旋階段を登ると、お店に到着。

到着は19時くらいで2〜3組並んでいた。
ちょうど夕飯時で混んでおり、満席で30〜40分外で待つ。

こじんまりとしたアットホームな雰囲気のお店。
待っている間にメニューが回ってきたので、何にしようか考える。

さて、自分たちの番がやってきた。
先に注文してから店に入るスタイル。
レジの奥さんは英語が喋れないようで、英語で質問しようとすると若い男性スタッフが連れてこられた。Google翻訳があると便利かも。


お料理が到着。
フムス(ひよこ豆のペースト)、ケサリヤのようなケバブ、コーラを注文。
どれもおいしい!フムスは定番においしい。
お通しで出てきたピクルスはとんでもなく塩辛い。

ミートパイみたいはものも注文

その他

イスタンブールで2日間過ごしてみてそのほか感じたこと。

  • 喫煙率が異常に高い。街を歩いていると、店の外でタバコを吸う人が非常に多い。のちにガイドさんに聞いたら、ほとんどの男性(彼曰く99.9%)がタバコを吸うらしい。街を歩いているとタバコの匂いだらけなので、嫌煙家にはきつい。逆に言うと愛煙家は気兼ねなくどこでもタバコを吸えて天国。

  • そこらじゅうに猫がいる。だけではなく犬もいる。そして驚くべきが、犬が道路に横たわってそこらへんで寝ている。そんなに安心しきっていいのかい?と心配になるが、平和の証なのか。

  • トルコはイスラム教の国で、1日に5回お祈りの時間がある。時間になるとアザーン(お祈りの時間の合図)が鳴り響き、そこらにいた男性がモスクの庭へ集まりお祈りを始める。こうやって1つのことを信じ、同じ行動を取るというのは、なんかかっこいいな。

  • 男性は短髪+髭のスタイルが多い。日本人からすると非常にイカつく、たとえ良人だとしても複数人固まっていると少々怯える。だんだん慣れるが、髭があるだけでコワモテに感じちゃう。




3日目はここまで。
明日は念願のカッパドキアへ向かう。


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