きっとどんな女性にも、解決したい課題がある。
昨日書いた、バチェロレッテの萌子さんのように、
「幸せは自分でつかんでいくもの!」
ということを、
(自分が初代バチェロレッテに出ることで)
世の女性たちに背中で伝えたいという
強くたくましい女性、大好きです。
と同時に、
タラレバ娘のように、
ダメなとこもいっぱいあるけれど、
私たちだって幸せになりたい。
私たちなりに、なんとか前に進んでいきたいの。
といった女性も、
とても共感できるし大好きです。
それでいうと、タラレバ側だとおもうのですが、
以前放映していた深夜ドラマで、
水川あさみさんが演じる、
『夢をかなえるゾウ〜女の幸せ篇〜』
が、好きだったことを思い出しました。
夢をかなえるゾウは、
なぜ好きかというと、原作者の水野敬也さんが大好き。
さまざまな著者の文章と比べても、
水野さんの文章は、
行間から、水野さんの優しさが溢れ出てる。
って、いろんな作品を読んで、思います。
内容じたいは、関西弁の変なゾウ(ガネーシャ)が出てきたり、
コメディ感たっぷりの小説だったりするのですが、
水野先生の人間性を、思わずにはいられないんです。
それはなぜかな?
と思った時に、インタビューを読み、
水野さんは中高時代、劣等感の塊で、
本当にみじめな気持ちばかり、
抱いているような人間だった。
だから同じような人の気持ちを回復することによって、自分も回復したい。
今の時代の価値観でみじめさを味わっている人が、
同志だと思って、書いている。
とおっしゃっていて、
なるほどな〜、だからこの人の文章は優しいんだ、
って思ったんです。
はい。ここまでが前置きです。
夢をかなえるゾウに出てくる、
主人公の女性、星野あすかは、
どちらかというと、
「なんで私ばっかり、
こんな不運に見舞われなきゃいけないのよ!
誰か、私を幸せにしてちょうだいよ!」
という感じですし、
「ガネーシャが、私を幸せにしてくれる」
「素敵な男性が、私を幸せにしてくれる」
という考え方の女性です。
物語の最初は。
でも、ガネーシャから出された
さまざまな課題をこなしていくうちに、
どんどん成長して、
考え方も、口にする言葉も、
周りの環境も、見違えるように変わっていく。
その変化ストーリーを見るのが面白いし
そこから読者(視聴者)は、
発見があるんですよね。
これがもし、
バチェロレッテ萌子さんの話だったら、
ガネーシャの課題などは
もうすでに、当たり前のように実践できてるタイプなので
1話の冒頭で、完結するかもしれません。笑
なのですが。
だからといって萌子さんも
強く逞しく、まぶしいほどに完璧に見えるけど、
実はきっと内面には萌子さんなりの課題を抱えているはずで
「これまでも、結婚はしたかったけど・・・
そううまくいかないから、今こうして探しているの。」
とか、番組でもぽろっと言っていて。
私はなぜだか、つい、
この女性の、課題ってなんだろう?
手にしたい、理想ってなんだろう?
そんなことを、想像してしまいます。
そういうフレームを頭の中で勝手に作りながら、
主人公の女性たちを見るのが、とても好きなようです。
(コーチングやってたからかな?)
そんな、視聴者としての変な目線に
気づいてしまった今日この頃でした。
夢をかなえるゾウからの学びは、
明日書いてみます。