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#22、洋物(ようぶつ)

洋品。「ー店」

広辞苑第五版

「ようもの」でも「ようもつ」でもない。
「ようぶつ」である。説明はこんなに簡単なのに、読み方ひねってくる。

洋品は、昔はアメリカやイギリスの製品、またはヨーロッパ風の、とにかく日本のものとは思えない雰囲気のものを指すと思う。

洋菓子、洋食、洋服、洋食器
和菓子、和食、和服、和食器

それぞれが持つイメージは統一されており、ともすれば、「和」は古く「洋」は新しいと取る人もいる。

「和の文化を好み、職人になる若者が増えた」
「和の文化に触れて、新しい発見をした」
いやー、なかなかですね。
もちろん新しい発見や好きなことを見つけるのはとても良いことです。けど、これほどにも日本の文化は廃れて、珍しいものの一員になってしまった。

かわいそうとか、守らなきゃとか、そういうわけでもないんです。ただ、人間が作り上げたものの愚かさと儚さを感じ得ません。

めんそーれー

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