#59、沿う・添う・副う
とはいえ。長くてなにがなんだか。
万葉集、源氏物語、狂言、枕草子、宇津保物語
これらを習得すれば尚良しということでしょうか。
ワ……。
ひとりしずか、ふたりしずかという花がありまして、ひとりしずかはひとりで立って、ふたりしずかはふたりで立っています。
双方センリョウ科に属しています。センリョウは千両のこと。
静御前に由来して名付けられている。
ふむふむ。
静、生まれた子供が男の子だったらしくて、義経の子だから殺されてしまったんですよね。
引き離される時に泣き喚いていたという記憶があるけど、普通に考えて自分の子供なんだから怒るし泣くし喚くよね。
母という生き物を馬鹿にする男性は多いし、過小評価する女性は多いです。
それは「男の言うことを聞く母という女」という目線や「自分の仕事はやって当然だから」という考えが大きく関わっていると思う。
「腹を痛めて産んだ子と母」の美化は多いし、「腹を痛めず産んだ(無痛分娩を遠巻きに表している)母」への侮蔑も聞く。
とにもかくにも、そう言っているあなたは母という名の女から生まれたし、腹の中で育ててもらったのだ。それを君は出来るのかね?と尋ねたいし、生物学的に出来ないとしても、よく考えて欲しい。
ここで理解が出来ない人は、勉学が足りない、想像力が足りない。そこからくる人間としての情が足りない。かなしいことよ。
「女は産む機械」「24までに結婚できない女は売れ残り(クリスマスケーキに揶揄された)」「子を産めない女は非生産的」どれも実際、平成の日本で話されてきたことです。
令和になって第一次産業を蔑む政治家もいましたね。「野菜を売ったり牛を育てる人よりも君たち(市役所に勤める新入社員)は知性が高い(すなはちこれらの人は知性が低い)」と静岡県知事が言っていました。
東京医科大学では、女性受験者の点数だけ一律に下げて、ある程度男性に優位に働くように試験を操作していました。
虎に翼でも話していますね、妻は夫に許可なく何もかもをする自由はありません。
過去、女性は感情的、男性は理論的にものごとを話すと言われてきました。あなたは上の文章を見てもそう思いますか?
私は、男性の考えが及ばず且つ女性の話を聞かないので、何度言っても話が進まないことに女性が怒るのだと思っています。今もそう思います。
性差は何事にもあります。歩み寄りのない昨今、いかがお過ごしでしょうか。