【広辞苑コラム】#62、砂時計・砂土圭
浮世草子!いいないいなー!
昔の年末決算って大変だったみたいだもんね。取り立てに。
私の知りうる限り、このタイプの時計は
砂時計・油時計がある気がする。昔お土産で油時計をもらって、油が一滴ずつおちるのを「いくらみたい!」と思って遊んでいた。青色のいくら見参。
「時計」と名前のつくものは他に
日時計(日光を利用する時間計)
腹時計(腹が減ったことを知らせる慣用句)
花時計(電気の時計が花で飾られている)
があるかなぁ。
潮の満ち引きではあまり時間は測れなさそう……。でも日時計とそんな変わらんからなアレ……。
砂時計、油時計が時間を測るには一番正確でしょうね。
さて、砂時計で測れるのはあくまで、時間ではなく「長さ」です。砂の量を増やせば長時間測れる。それだけの話です。
そのためよく使われるのはカップラーメンの出来上がりまでを測るとか、およそ5分程度の待ち時間を測るものです。
探してみると60分のもある。
ずっしりとしてますね。1時間が測れるなら執筆時間の計測にもいいですね。スマホのデジタル時計もいいですが、机にどっしりと、少しずつ砂が落ちているさまを見て、思わず見入っちゃいますね。(原稿をやれ)
没頭する、心落ち着く時間を、今の時代は頑張って作らないといけません。そのお供として優秀な助手になりそうです。