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ビジネスは大人になっても本気になれる最高の挑戦なのかもしれない

こんにちは、mameZINEプロデューサーのきゃんまりです!

未就学児を育てる現役ママ11名で、"ママ"と"わたし"のコミュニティマガジンmameZINE(読み:マミージーン)を製作しています。

2024年4月にmameZINE製作委員会を発足し、7月31日に創刊号を発刊しました📚✨

そして現在、次号の発刊に向けて製作中です。同時進行で編集ディレクターのやまひろさん、アートディレクターの妃菜ちゃんと次世代女性起業家ピッチコンテスト「NEXT FOUNDERS*」(以下、NFS)に挑戦しました。

エントリーを終えたばかりで現在、書類選考中。これに通過した際には中間ピッチ、最終ピッチと道のりはまだまだ長い。

それでも結果はどうであれ、いまの気持ちの記憶が薄れてしまう前に残しておきたい。そう思い、ここに書き残しておくことにしました。

NEXT FOUNDERS*:SHE株式会社とポーラオルビス・ホールディングスとの協業にて開催する次世代の女性起業家を輩出するためのピッチコンテスト。


きっかけは仲間からの背中押し

それは忘れもしないできごとでした。わたしは上京していた母とスタバで過ごしながら、日頃遠く離れて暮らす母と娘の積もり積もった話に花を咲かせていたときのこと。妃菜ちゃんからSlackで一通のDMが届きました。

「mameZINEでNFSにエントリーできないかと思っているのですが、きゃんまりさんの気持ちを聞かせてもらえますか?」

わたしはmameZINE製作委員会を発足した当初から「やるからには事業化させたい」という気持ちをメンバーには常々お伝えしています。

創刊号を発刊して1ヶ月。思いのほか、読者からの反響が大きいと実感があったし、メンバー全員が離脱することなく最後までやり遂げ、次号も製作に携わりたいと言ってくれたことが心から嬉しかった。mameZINEはニーズが高く、社会から求められるメディアになれるかもしれないという可能性を感じていました。でも、ビジネスへと発展させるにはどうしようか?なかなか進まない。と模索していた矢先にNFS。

そこで、幹部のミーティングでやまひろさんにNFSへの挑戦を打診してみると、「私もそう思っていました」との快く賛同してくれたのです。

どうせ挑戦するならコンテストで受賞を目指す。受賞した際のことも視野に入れて、賞金の用途も事前に協議し、メンバー全員にはNFSへの挑戦を宣言。こうしてわたしたち3人の挑戦に幕が開けたのです✨

簡単な問いこそ、難しい

エントリーシートに記入する主な問いは3つ。

・事業タイトルを教えてください(30字程度)
・簡単な事業内容を教えてください(300文字程度)
・上記事業を選択した理由と起業を目指す理由を教えてください(500文字以内)

この問いへの回答に任意でスライドや自己紹介動画を添付する。エントリーはいたってシンプルです。

シンプルだからこそ難しかった。難問こそシンプルに問われるのだと痛感しました。

聞かれたことに答えることがこんなに難しいとは思わず、「自分はこんなにもコミュニケーションスキルが低いのか」「聞かれたことに答えられないなんて小学生の国語からやり直したほうがいいんじゃないか?」と自分の無力さに気づかされました。

とにかく苦しかった。もがいた。そんな日々でした。

こんなに本気になれるとは思わなかった

エントリーシートのリライトはやまひろさん、資料作成は妃菜ちゃんが担当してくれました。

やまひろさんと妃菜ちゃんからこれまで以上に情熱や想いを感じられて、「根っこが綺麗に咲く花を土の中で支えているように、mameZINEを支えているのはこのふたりなんだなと強く強く実感しています。

裏でいちばん支えてくれていたのは

「一見、っぽいことを伝えているようで中身がない文章になってない?」

「聞かれたことには忠実に答えないと選考で弾かれるよ」

「思いだけ伝えても刺さらないよ。これはビジネスコンテストなんだから」

「ネットでいろんな会社の企業理念を参考にするといいよ」

わたしが一生懸命書いた文章にそんなことを言う外野の人間がいました。夫です。

「じゃあ代わりに書いてみてよ」という気持ちがなかったかといえば嘘になるけど、これが本当にありがたかった。

第3者の視点や意見ってとっても大事だと心から思いました。「修正したから読んでほしい」と何度も何度もフィードバックをもらい、そのたびに夫婦の絆が深まった気もするし、夫もmameZINEに対して愛着を感じたり選考結果を楽しみにしたりしています。

とにかく得られるものが大きかったんです。「うまくいかない自分を見せたくない」と、これまで自分のことをさらけ出すのが得意ではなかったわたしはここまで変化しました✨

「結果だけを知られるのが嫌だったら、もう始まりからさらけ出してしまえ!」といった気持ち。最初から心を解放しているととっても楽なんです。

今回の挑戦を通して、「自分に実力があるより、信頼できる人たちが周りにいる人は強い」とふと夫が言っていたけれど、まさにそうだよな。

NFSはわたしがこれからも大切にしたい人たちに気づき、事業化への扉が開けたできごとになりました。

挑戦してほんとうによかった。

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◉mameZINE公式SNSにて情報を発信しています!次号は12月1日発刊予定です。
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