「一歩を進める」
いつも記事に目をとめてくださり、本当にありがとうございます。
私の記事では、大川隆法先生の法話・著書の中から、おすすめの作品を紹介しています。
今回は、心の指針「一歩を進める」をご紹介したいと思います!
大川隆法先生は、毎月、「心の指針」という詩を月刊誌に寄稿してくださっていたのですが、シンプルな言葉の中に深い味わいがあり、読むたびに心の気づきが得られる作品ばかりなんです。
皆さんにもぜひ、「心の指針」の世界を味わっていただきたく、時々ご紹介させていただいております。
それでは、今日も皆さんへ、感謝の気持ちを込めて、贈ります。
「一歩を進める」
遠大な未来のことを、
あれこれと取り越し苦労しても、
夜は眠れず、
朝は起きられず、
一日中、悶々として、
身体は重苦しいことだろう。
世間の人々が皆、敵に見え、
自分の無能ぶりや、
性格の悪さを論って、
責め続けているようにも見えるだろう。
確かにあなたが悪いのだ。
あなたは人の好意を無視し、
人の支援を無駄にし、
人の忠告にも、耳を貸さなかった。
自分の不愉快さばかり考えて、
他人の不快感が理解できなかった。
いつも自分の不調ばかり訴えて、
他の人の迷惑など、考えもしなかったのだ。
あなたは、
『奪う愛』に生きていたのだ。
そうと、自覚することもなく。
さあ、あまり考えすぎるな。
ただ、今日も、一歩を進めよ。
自分が今日、やれることをやるのだ。
【感想・気づき】
未来が開けないことをあれこれと取り越し苦労して、眠れぬ夜を過ごしてはいませんか?
自分を理解してくれない、世間の人すべてが敵のように感じていませんか?
自分はなんて無能なのだろう……と消え入りたくなったり、自分を責めたくなったりしていませんか?
でも、たしかに悪いのは自分自身なのかもしれません。
助けてくれようとした人の支援を無駄にした日もあったのかもしれません。
アドバイスをくれようとした人の言葉にも、耳を貸さなかったのかもしれません。
ある時は、人からの批評に耐えられなくて。
また、ある時は、自分一人で戦おうという気持ちが強すぎて。
自分のプライドが高すぎて、成功への足掛かりを自ら棒に振ってしまった可能性もあるんですよね。
自分の居心地が悪い……やりにくい……
自分の不調であることばかりを考えて、周りからしたら自分がどう見えているかにまで、気が回らなかったのかもしれません。
周りへの興味も薄かったのだと思います。
結果的に、たとえそんなつもりはなかったとしても、愛を奪ってばかりの存在になっている。
周りの人に対して、還元していこうという思いが見受けられない。
だから、周囲の応援が得られなかったのかも。
でも、そういうタイプに限って、「周りに気を使えず、自分のことばかり考えていたんじゃないの?」なんていわれた暁には、
自分の一挙手一投足が気になりすぎてしまい、今度はさらに不自由にあがく形になってしまうでしょう。
というわけで、あまり深く考えすぎない方がいいんです。笑
問題点を指摘されて悶々とするぐらいなら、軽く不調の原因を小耳にはさみ、「そういう面もあるかな」と感じるだけでもいいんです。
あとは気持ちを切り替えて、どれだけ淡々と前進できるかにかかっているのかもしれません。
「毎日一歩を進めている人を周りは放ってはおかない」
という一転語もあります。
何であれ、一歩を進めようとコツコツ努力し続けている人を批判し続ける人はいません。
あなたが淡々と進む姿勢をもって、周りからの批判を抑えることだってできますし、次第に味方になってくれるような方も増えてきます。
いつの日か、気が付いたら遠くまで到達していることもあるでしょう。
「あの頃の自分じゃ考えられないな……」
と思うくらいまで、予想外の成功をしている可能性だってあります。
未来は、その人の考え方次第で、無限に広がっているものです。
困難な時こそ、「考え方には力がある」ということを信じて、前に前進していきましょう。
私も共に頑張ってまいりたいと思います。
拙い感想を最後までご覧くださり、誠にありがとうございました🌷
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