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今日で人生が終わるとしたら(大川隆法「現代の武士道」より)

いつも記事に目をとめてくださり、本当にありがとうございます!

大川隆法先生の累計3500回の法話、3100冊以上の著書の中から、おすすめの作品を紹介しています。

今回は、大川隆法著「現代の武士道」からの抜粋、「今日で人生が終わるとしたら」をご紹介したいと思います。


公式YouTubeに音声がアップされていましたので、余裕のある方はぜひ、音声にて味わうことをおすすめ致します!


「今日で人生が終わるとしたら」

人生、普通にいって三万日。

長くても四万日生きられる人は、そう多くはございません。

人生を三万日前後と考えますと、ちょうど目の前にある大きな葉っぱをつけた木があるとしたら、その葉っぱが一枚一枚、落ちていっているような状態かと思うんですね。

確実に一日二十四時間は過ぎ去っていきます。

みなさま方も、また、みなさま方の前で話をしている私もですね、
毎日毎日、葉っぱが一枚ずつ、確実に落ちている状態で、
最後にこの木に生えている葉っぱの最後の一枚、最後の一葉が散ったときには、
この世を確実に去らねばならないということになります。

これは逃れることのできない運命です。

仏教を学んだ人であっても、当然のことかと思いますが、
その三万日がゆっくりと一枚一枚散ってくれるとは限らないのでありまして、
台風が襲ってくるようなとき、暴風雨、あるいは洪水、津波みたいなものもありますし、
「今日一日何ができるのか」ということですね。

「一日一日が勝負で、一日一日が人生の最期かもしれない。

そう思ったときに、あなたはどう生きますか?」


という問いですね。

これに答えながら生きることが大事ですよ。

「十年後はどのようになるでしょうか」とか、そんなんではやっぱり駄目で、

今日、ありがたくも目が覚めたならば、朝起きて目が覚めたなら、

今日の一日で自分の人生が終わるかもしれない。

そのなかで何ができるか、何をすべきか。

何をしなければ心残りであるか、思い残すことがないこととは何であるか、

この一手を打てるか


ということをやっぱり自問自答すること。

これは十分に、私は「現代的武士道」だと思っています。

「明日できればいい」とか「来年できればいい」とか、「次の人がやるさ」とか、こういうよくありがちな先延ばしや、それから「自分が傷つかなければいい」という感じかな。

傷つかないで、判断を保留にしたり、先延ばしして、

「自分のときに減点とか失敗とかがつかないようにして世を過ごす、定年まで生き延びる」ということばかり考えるような、そういう人間にはなってほしくない。

あなたに明日があるという保証はない」ということ、これは知っていただきたい。

だから、
今日できることは何なのか。

なけなしの力と、なけなしの時間のなかで、一手を打つことが何かできるかどうか。

何か考えることはできるか


こういうことを常に問うていただきたいんです。

毎日毎日そういうつもりで、「一日一生」で生きていたら、

やっぱり、ほかの人とはかなり違ったものが出てくるだろう
、というふうに思うんですね。

大川隆法「現代の武士道」より


<感想・気づき>

私に明日があるという保証はありません。


それは私だけでなく、皆さんであっても同じだと思います。


人生三万日前後と考えると、

一体何日を無駄にしてしまったのだろう。


毎日毎日葉っぱが一枚ずつ落ちている状態だと考えると、

あと何回、私の葉っぱは残されているのだろう。


死とは、逃れることの出来ない運命。

それが一体いつになるかなんて、主のみぞ知る世界。




今日の一日が人生の最後かもしれない。

十年後なんてあると思っちゃいけない。

目が覚めることが当たり前だなんて思っていない。


今日もまだ生きている。

そのことが奇跡。


明日、私は目覚めないかもしれない。

皆さんに思いを伝えることもできないかもしれない。


私は何をすべきか。

何をしなければ心残りか。


どんな一手を打てるか。

この一手は、先生の御心に合っていますか?


明日できればいい、そんな考え方はしたくないです。


一日も無駄にはしたくない。




自分が傷ついてもいい。


減点とか、失点とか考える自分にはなりたくない。



今日できることを、ただ進めるのみ。


それは誰かに言われるまでもなく、自分がこうすべき人間だと、分かっているから。



今日一日何ができるか。

一日一日が勝負。


一日一生。


真の武士道精神を宿した人間に、私はなりたいです。





※このシリーズはついつい力が入ってしまい、解説になりませんね☆笑
皆さんもぜひ、音声にて先生のお話を味わってみて下さい!

最後までお読み下さり、ありがとうございました。



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