感動体験⑤捨て子だった自分が、両親への憎しみを捨て、真実の愛に目覚めた話(中東・イスラム教国より)
いつも私の記事に目を通してくださり、本当にありがとうございます。
今日は週に一回ほど、大川隆法先生の教えを学んで、人生を変えていった方々の体験談をご紹介する「感動体験」の回です。
お話の多くは幸福の科学の月刊誌に登場された方の体験談になります。
プライバシー保護のため、お名前はイニシャルとさせていただきますが、すべて実際の体験談になります。
みなさまの人生の参考になれば幸いです。
感動体験第5弾は、なんと中東のイスラム教国から。
捨て子であった事実に苦しむAさんが、大川隆法先生の書籍『太陽の法』に出会い、愛の神の教えを学ぶことで、人生を大きく変えていく話です。
「捨て子」の過去に苦しむ
中東のイスラム教国で育ったAさん。
以前のAさんは、両親に対する怒りと憎しみに満ちていました。
怒りと憎しみのきっかけは、14歳の時。
Aさんは、自分が生後間もなく実の親に捨てられた子だったと知ったのです。
育ての親も、孤児院から引き取って育てていたことを隠し、自分に嘘をつき続けていたことが発覚。
実の親も許せず、育ての親が事実を隠していたことも、どうしても許せませんでした。
実の両親も憎い。
自分を騙していた育ての親も憎い。
恨み心の消えないAさんの葛藤は続きます。
「主と共にある限り、あなたは孤独ではない」
そんなAさんに転機が訪れたのは、33歳の時でした。
ある日、偶然ハッピーサイエンス(幸福の科学)のSNSページを見た時のこと。
「主と共にある限り、あなたは孤独ではない」
という言葉が目に留まったのです。
気になってメッセージを送ると、すぐに職員の方から連絡が来ました。
Aさんは思い切って、彼に自分の生い立ちを打ち明けました。
彼は親身に話を聞いてくれましたが、当初のAさんは、行き場のない怒りが止まりません。
怒りに駆られ、話を聞いてくれる彼にさえ、反発心を覚えてしまいます。
「私が経験してきた苦しみが、あなたに分かるわけがない!」
自分の辛い人生は誰にも理解できるはずがないと思っていたのです。
そんなAさんにも、彼はやさしく語りかけます。
「主エル・カンターレこそ、あなたを見守ってきた永遠の父なのです。
主の御手に、あなたの不安や憎しみをすべて委ねてください。」
エル・カンターレ?
一体どんな神様なんだろう?
彼の言葉が妙に気になり、マスター・オオカワの経典『太陽の法』を読んでみることにしました。
人生を変えた『太陽の法』
Aさんが『太陽の法』をひもとくと、そこには、「人間は皆、仏の子」であると書かれていたのです。
(イスラム教では、人間は神の奴隷だと教わったけど、捨て子だった自分も尊いのだろうか?)
今まで学んだことのない教えに、Aさんは深い衝撃を受けたと言います。
それから、
「人間は魂修行のためにこの世に生まれてくる」
「愛を与えて生きることの大切さ」
など、今までの人生にはない、新しい考え方が沢山出てきます。
Aさんは『太陽の法』を学んでいくにつれ、生まれた環境や両親への反省が深まるようになっていきました。
(ああ、両親はどんな思いで、私を育ててくれたんだろう……?)
血の繋がりのない自分を、我が子のように愛情深く育ててくれた、育ての親。
なぜ自分は、そんな優しい方々を憎んだのだろう?
Aさんは、両親を憎んでいたことへの後悔の念が湧きだし、涙が止まりませんでした。
気が付くと、あれほど深い怒りに満たされていたAさんの心が、穏やかになっていきます。
(父さんたち、母さんたち。私を生んで、育ててくれて、ありがとう)
Aさんはやっと、実の親にも、育ての親にも、感謝することができたのです。
主エル・カンターレの存在を確信!
さらにAさんは、『太陽の法』の一言ひとことに根源なる神の光を感じ、人間業で到底書けるものではない、と感じます。
『太陽の法』で説かれる地球神エル・カンターレは、イスラム教でいうアッラー(神)のことに間違いない!
Aさんは、主エル・カンターレの存在を確信しました。
全ての憎しみを乗り越えて
Aさんは現在、孤児院のボランティアをしています。
孤児院には、自分とと同じく親を失い、憎しみを抱えている子どもたちが沢山います。
Aさんは、彼らの気持ちに寄り添い、主の愛の教えを伝えているそうです。
「私は主の教えのお陰で憎しみを乗り越えられました。
中東は今、戦争で憎しみの連鎖にありますが、愛の神エル・カンターレを信じることで、平和が訪れると、心から実感しています。
世界の平和を願い、主の教えを多くの方に伝えていきたいです。」
〈感想・気づき〉
「自分が孤児である」という衝撃の事実を、多感な14歳で知らされたら、一体どれほどの衝撃を受けることでしょう。
そして、今まで一緒に生活してきて、両親だと信じて疑わなかった方々が、本当の両親でないと知ったら。
もしも自分であったら……と思うと、Aさんの受けたショックは計り知れません。
自暴自棄になり、周りを恨んでしまう気持ちになるのも分からなくはありません。
そんな中、Aさんの素晴らしいな、と思う所は、偶然だとはいえ、
「主と共にある限り、あなたは孤独ではない」
というハッピーサイエンスの言葉が目に留まった時に、相談を持ち掛けてみようと思ったこと。
もしかしたら偶然ではなく、心のどこかで、真理を求めていたのかもしれません。
だとしたら、『太陽の法』との出会いは必然ですね。
(現在、『太陽の法』は世界23ヵ国語に訳されており、イスラム教国にも広がっている、とのことです。)
生まれた環境や両親への反省をすることは、並大抵の大変さではないと思います。
全ての境遇を受け入れ、それを自分の「魂修行のため」だとして、真摯に人間関係の葛藤と向き合うAさんの姿が、とても素晴らしいと思います。
よく考えてみたら、実の親でもないのに、自分を育ててくれた両親というのは、恨むべき対象ではなく、感謝すべき対象ですね。
Aさんに「孤児である」ことを伝えなかったのも、優しさゆえだったのかもしれません。
そのことに気づき、感謝の思いを向けられたとき、Aさんの目に映る世界は、段々と変わっていったのだと思います。
そして、大川隆法先生の仰っている「地球神エル・カンターレ」が、「すべての民族神をたばねる至高神である」、という概念を真っ直ぐに理解されたAさん。
すぐに、「これはイスラム教におけるアッラーだ!」と思われたというAさんの慧眼に脱帽です。
現在、Aさんは、自分の悩みで苦しむ側から、悩み・恨みを持つ同じような子供たちを救済する側へ。
Aさんのさらなる挑戦は続きます!
「一人でも多くの方に、主に愛されていると実感する喜びを伝えたい!」と決意するAさん。
その周りには、沢山の愛で溢れていることでしょう。
イスラム教圏であり、母国語でないにもかかわらず、翻訳版の『太陽の法』を読まれて自己変革に励まれたAさんのことをとても尊敬します。
母国語で『太陽の法』を読める自分は、もっと真摯に、自分の心と向き合っていきたいと思います!
今日も世界に沢山の愛が広がりますように。
最後までお読み下さり、ありがとうございました。
🌟Aさんの転機となった大川隆法著『太陽の法』はこちらです!↓↓
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