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「凡人の自覚」

いつも記事に目をとめてくださり、本当にありがとうございます。

私の記事では、大川隆法先生の法話・著書の中から、おすすめの作品を紹介しています。

今回は、心の指針「凡人の自覚」をご紹介したいと思います!

大川隆法先生は、毎月、「心の指針」という詩を月刊誌に寄稿してくださっていたのですが、シンプルな言葉の中に深い味わいがあり、読むたびに心の気づきが得られる作品ばかりなんです。

皆さんにもぜひ、「心の指針」の世界を味わっていただきたく、時々ご紹介させていただいております。

それでは、今日も皆さんへ、感謝の気持ちを込めて、贈ります。


「凡人の自覚」

『若き日のエル・カンターレ』という本に、

小さい頃の私が、

平凡さの自覚に苦しんできたことを書いてある。


両親の教育方針や教育認識に、

限界があるなどと、考えたこともなかった。


教育環境が悪いなどと、

知りもせず、知ろうともしなかった。


家のお金のなさが、

学力不振につながるなどと、

思ってもみなかった。



ただ、自分の能力の低さに原因を求め、

他人が一時間でやれることを、

二時間、三時間かければ、

必ず達成できると信じていた。


凡人の自覚が、

他人に頼らない、

自助努力の精神を育てた。



言い訳をしないこと。

ただ、ただ、

自分自身の手でやれることを、

やり続けること。


こんな平凡なことが、

成功の法則であったのかと、

この年齢にして、しみじみと感じている。



(大川隆法 「心の指針」58)



【感想・気づき】

家庭環境によって、子どもにつけてあげられる教育の質が変わってくる。

そんなこと、子ども時代の私たちが知る由もないでしょう。

両親は絶対の存在で、まさか親によって子育ての上手い下手があるとか、考えたこともないでしょう。


実際には、それぞれの家庭環境によって、教育に対する考え方は十人十色。

金銭面や教育に対する知識も、各家庭の親によって異なる。

ということは、教育環境を整えやすい両親の元に生まれることが、学業優秀になるためには必要ではないか。

そのように考える方もいらっしゃるでしょうし、一理あります。


ただ、ここに大川隆法先生の実体験があります。

ご両親は教育に対する専門家でも、金銭面で優遇してあげられる訳でもなかったにも関わらず、独学で東京大学法学部を卒業されています。

自分は凡人である、との自覚のもと、ただただ人の2-3倍の努力を重ねただけとのこと。

東京などの都市部では、熾烈な塾競争やお受験ママがいることも知らず、自然豊かな徳島県で、淡々と努力を積み重ねた先生。


成功の秘訣を、

言い訳をしないこと。

ただただ、自分の手でやれることを、やり続けること。

と語ります。


また、

凡人の自覚が、

他人に頼らない、

自助努力の精神を育てた

さらっと語られているこの言葉に、成功者の真理が込められていると思います。

「凡人である」という自覚があるからこそ、他人に頼らない「自助努力」の精神が培われた。

自分なんて何もできない……と思ったら、ついつい他人に頼ってしまいそうなところ。

それなのに、そこを人を頼らない、独立不羈の精神を築き上げる。

それだけでも、非凡なる高みに上がられていると感じます。


平凡からの出発

この言葉を座右の銘に、私も淡々と「自助努力の精神」を刻み、一歩一歩を進めてまいりたいと思います。


拙い感想を最後までご覧くださり、誠にありがとうございました🌷



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