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地獄の種類②(大川隆法著「地獄の法」より)

この記事をご覧くださり、本当にありがとうございます。

私の記事では、大川隆法先生累計3500回の法話3100冊以上の著書から、おすすめポイントを紹介しています。

現在、数回に渡り、大川隆法著「地獄の法ーあなたの死後を決める『心の善悪』」をご紹介しています。

※過去記事一覧はこちらのマガジンを参照ください。↓↓

「地獄」というと耳の痛い話になるかもしれませんが、2023年のラストスパート、皆さんと学んでいけたら幸いです!


「地獄の法」

「地獄の法」は2023年1月1日に発刊され、2023年の年間ベストセラーにランクインしています!

どんなに時代が進化しても、どれだけ科学が進歩しても、死後の世界は実在する。

その事実を「知っておいてほしい」と警鐘を鳴らす本書は、一人でも多くの人に読んでおいてほしい必読書となります。


地獄の種類

古来より、地獄にはさまざまな種類があると言い伝えられています。

闘争と破壊の世界である「阿修羅地獄」。
行き過ぎた男女の性欲にまみれた人が堕ちるという「血の池地獄」。
一面に針が植えてあり、罪人を追い込むという「針の山地獄」。

大川隆法総裁先生は、時代は変われど、このような地獄があの世に存在するという言い伝えは「事実です」と仰っています。

前記事でご紹介したのは、「阿修羅地獄」、「畜生道」。

今回の記事では、「地獄の種類」の中から、「血の池地獄」「針の山地獄」「刀葉林地獄」について、さらにご紹介していこうと思います!


血の池地獄

参考:別府温泉・血の池地獄(引用:Wikipedia

生きていたときに、人間として男女の道を大きく踏み外した者たちで、他の傍証というか、救うべき条件が特にないような人の場合は、「血の池地獄」という所に放り込まれます。

これも似たような者ばかりが集まっているわけですから、「自分にとって喜びであり美しくて快楽をもたらすと思っていたものが、実は苦しみである」ということを本人が気づくところまで体験するわけです。

大川隆法著「地獄の法」

血の池」というのは一つの象徴ですけれども、こういう所で血の池の水に溺れて、あっぷあっぷしながら、いっぱい男女が浮いています。

裸で浮いているわけです。

それで、血の池で溺れかけながら浮いている人たちを見て、この世における性欲のようなものが出てくるかといったら、出てくるようなものではないわけです。

みんなお化けのようなもの、化け物みたいなものですので、嫌な感じです。

大川隆法著「地獄の法」

昔話でも有名な「血の池地獄」。

性欲が強すぎて、人間としての道を踏み外すレベルだった人々が、その浅ましさを悟るまで出られない地獄です。
色情地獄という言葉もありますね。

血の池の中にいたら、裸なんて見ても何もときめくものはありません。

そんなものに執着して何になる?ということを悟らせるために存在する地獄なのでしょう。

また、最近ではLGBTQの問題もあるため、男女関係だけでなく、行き過ぎた同性愛についても厳しい判定が下るそうです。

人間として常軌を逸したレベルの性欲ではなかったか。
相手をモノと見るような動物的本能でなかったか。
相手の精神性をも愛するような、純粋な愛だったか。

この辺りが問われることになります。

大川隆法著「地獄に堕ちない言葉」では、さらに「血の池地獄」に関する記述があるので見ていきましょう。

血の池地獄は今も存在する。
動物的本能が勝って、自制心や、本物の愛が破れた場合に往くのだ。

大川隆法著「地獄に堕ちないための言葉」

動物的本能が勝って本物の愛が破れた時とは、どういう時でしょうか。

たとえば、本当に相手の事を愛しているのであれば、いたずらに性を楽しむのではなく、相手の将来を傷つけないように時を待ってあげることも出来ます。

たとえば、好きになった相手に、すでに特定の相手がいるならば、相手の幸せを祈って身を引く、という方法もあります。

人間には、年齢や立場など、さまざまな社会的制約を理解し、踏みとどまれるだけの自制心が必要です。

見境もなくただ身体目当てに動いてしまう、というようなタイプが、動物的本能のまま生きている人、ということになるのでしょう。


血の池地獄に往かぬためには、『白骨観』をするとよい。
相手が白骨となっても、あなたはその魂を愛せるか。

大川隆法著「地獄に堕ちないための言葉」

仏教には『白骨観』という修行法があるそうです。

自分が今、恋焦がれている相手への執着をどうしても断てない時。

相手が白骨になった姿を想像してみると、いったい何に夢中になっているのだろう?と少し冷静になれるものかもしれません。

人間は皮一枚めくったら、肉と骨です。笑

どんなに綺麗な顔でも、どんなに整ったスタイルでも、最終的には骨になってしまう。

相手の容姿が衰えても、相手を愛せますか?

骨になったとしても、相手を愛せますか?

そうした問いをかけ、「それでも相手を愛しています」というのであれば、神様から見ても、少しは見どころのある愛なのかもしれません。


血の池地獄で試されているのは、「おまえの本質は人間か、それとも動物か。」ということである。

大川隆法著「地獄に堕ちないための言葉」

人間であれば、踏みとどまらなければならない一線があります。

好きになった相手のことを本当に幸せにしたいと思う時。

ただ動物的に相手の肉体を求めるのではなく、相手のことを心から愛してあげたいですし、たとえ相手と結ばれなかったとしても、相手の幸せを願うだけの、心の広さを持ちたいものです。


「針の山」地獄

(引用:幸福の科学公式サイト)

「血の池」、「針の山」というのは古典的に地獄としていわれていますけれども、悪事を働いた人たちが、剣が地面から立っているような所で、刑吏、獄吏、あるいは鬼たちに追い立てられていったら、もう体がいろいろと切り刻まれて血だらけになります。

とても嫌な痛いものですけれども、そういうことを経験させられます。

大川隆法著「地獄の法」

「針の山地獄」、聞いただけで痛そうですよね。

鉄棒を振り回した鬼たちに追い立てられ、針の山の上を歩かされる罪人たち。

文字通り、「お仕置き」にふさわしい地獄になります。

針の山に追い立てられるなんて、一体どんな悪事をしでかしたのやら。

大川隆法著「地獄に堕ちない言葉」では、さらに「針の山地獄」に関する詳しい記述があるので見ていきましょう。

地上で二万日生きて、毎日十個、悪事を働いた者は、累計二十万回、針で突き刺されて血まみれとなる。

頂上にたどり着くまでに、倒れ込み、全身が針で突き刺さる者もいる。

鬼は、容赦なく、亡者をつかみ上げ、また立たせて歩かせる。

大川隆法著「地獄に堕ちないための言葉」

鬼に追われながら、ふもとまで降り、鬼がいいと言うまで、登り下りを繰り返す。

たいていの人は、悪口や暴力や、嘘や、恥ずかしい行為が、ここまで裁かれるのを驚きながらも、後悔の涙を流し続ける。

両親や先生たちに、無礼であったことの、一つ一つも、確実に裁かれる。

大川隆法著「地獄に堕ちないための言葉」

文字で読むだけで嫌になりますね……。

やけに詳しいこの「地獄に堕ちないための言葉」は、霊能者である大川隆法先生が、実際に「地獄界探訪」をされた時のインスピレーションが書かれており、かなり具体的です。

針が突き刺さるのは可哀そうですが、生前に自分がした悪行への報いなのであれば、仕方がないのかもしれません。

そうならないためにも、普段から人の悪口や嘘、暴力には気をつけましょう!


「刀葉林地獄」

それから、仏教で有名なのは「刀葉林の地獄」です。

お互い地獄に堕ちている者同士ではあるけれども、男を誘惑する女性というのもいます。

これは特に商売系でやっている人も多いし、犯罪絡みまで行っている人も多いと思います。

例えば、木の上に美人がいて、その下に色情の亡者たちがいっぱいいます。

そして、「こちらにいらっしゃい」と木の上で呼んでいるから、みんな登ろうとして一生懸命上がるわけですが、木の葉っぱ一つひとつがみんなカミソリの刃のようになっていて、下に向いていて、登ってくる人は体が切り刻まれるのです。

上までいったら、今度は美女は上にいなくて下にいて、「降りてきてください。私はここにいますよ」というようなことで、今度は下に降りようとすると、この刃が全部上を向いているのです。

大川隆法著「地獄の法」

「刀葉林地獄」は、女性を追いかければ追いかけるほど、カミソリの刃で切り刻まれる、という地獄ですね。

私は女性なので、そこまでの気持ちが残念ながらよく分からないのですが、そんなに女性って追いかけたいですかね?

痛いし、もうやめようよ……と聞くだけで思ってしまうのですが。

お目当ての女性をゲットするために、カミソリの刃の葉っぱの木でも、登ったり下りたりする方がいるのでしょうか……。

性欲って人によっては、本当に大変なんですね。

おそらく、「刀葉林地獄」は、「血の池地獄」よりもさらに罪が深く、性犯罪者並みの間違いを犯した方が行く地獄なのではないかと思われます。


色情系の地獄は唯物的な快楽主義の虚しさを知るために存在する

結局、こういうもので教えようとしているのは何かというと、「もう肉体しか自分がないと思っている人たち、唯物論者、唯物論の快楽主義者たちに、快楽ではないことを唯物的に教えようとしている」ということなのです。

大川隆法著「地獄の法」

どこかで自分の唯物論的な快楽主義の非を悟らねばならないときが来るわけです。

「バカげている」ということに気がつかなければいけないのです。

これも麻薬とかコカインとかと同じで常習性が出てくるし、快楽にもう溺れてしまった場合には常習犯になって抜けることはできないので、それがとことん嫌になるまで経験するなりして、「まともな人間に立ち返りたい」という気持ちになるように導かれることがあります。

大川隆法著「地獄の法」

「血の池」も「針の山」も、痛み・苦しみという形で、その人の生前の間違いを教えようとしているのですね。

過ぎたる欲望を持つことは罪になります。

血の池にプカプカ浮いたり、針で刺されるような未来を避けるためにも、人間として真っ当な生き方をしていきたいものです。


今回もかなりヘビーな内容になりましたね。

「『地獄』って本当にあるらしい。だとしたら、自分はどう生き抜くか?」

そのことを前もって考えられるようになるだけでも、大きな前進だと思います!

正しき心を持って、ともに頑張ってまいりましょう☆彡

最後までご覧くださり、本当にありがとうございました!



☆地獄についてもっと知りたい方、「地獄に堕ちない」ための予習をしたい方はぜひ、書籍の方をご覧ください!↓↓

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