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大川隆法「愛の発展段階説」に迫る!「愛する愛」「生かす愛」「許す愛」人類普遍の3ステップ!
この記事に目をとめて下さり、ありがとうございます!
現在、大川隆法製作総指揮の第27作目の映画「二十歳に還りたい。」が全国公開されています。
映画の主題歌が「無償の愛って、何。」ということで、ここ数回にわたり、大川隆法総裁の説かれる愛の教えについて、考察を深めているところです。
今回は、幸福の科学のメインの教えでもある「愛」、しかも重要な「愛の発展段階説」について、できるだけ分かりやすくご紹介してみたいと思います。
何卒よろしくお願い致します☆
「人を愛し、人を生かし、人を許せ」―「愛の発展段階説」の原点
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「愛の発展段階説」は、大川隆法先生が幸福の科学を始める前より、温め続けてこられた理論です。
東京大学在学中に、高級霊との交流が始まった大川隆法先生。
「人を愛し、人を生かし、人を許せ」というインスピレーションを受けたこともあって、そこから何年にもわたり、愛について考え続けます。
その結果、編み出されたのが、「愛の発展段階説」でした。
①「愛する愛」
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愛の発展段階説の第一弾として、まず、「愛する愛」があります。
「愛する愛」は、ある意味ではもっとも愛らしい愛だといえます。
すなわち、それは親の子に対する愛であり、男の女に対する愛であり、女の男に対する愛であり、友人に対する愛であり、さらには隣人に対する愛です。
もっとひろく言えば、社会に対する愛、共同体に対する愛も、この「愛する愛」にふくまれます。(中略)
その人が関心をもってしかるべきものに対して好意を与えるということが愛する愛なのです。
これはもっとも根本的、かつ一般的でありながら、実際には困難な愛だといえます。
まず一番初めの愛の段階が「愛する愛」、つまり隣人に対して「与える愛」の段階です。
「人を愛する」ということは、言うのは簡単ですが、実践するのは実に難しいですよね。
たとえば、あなたが結婚している女性だとしましょう。(中略)
あなたは「これだけ夫に尽くしたならば、当然、それだけの見返りが来るはずだ」と考えてはいませんでしたか?
あるいは、「与える愛だ」と思いつつ、相手を縛っていませんでしたか?(中略)
「愛を与えることは一つの修行目標であり、愛の思いを発することで、人生は変わりはじめる」ということを知るのが出発点なのです。
好きな人がいたとして、その人のことを愛していると言っても、相手から「何かしてほしい」とか、「愛情が欲しい」と思っている時点で、愛を与える側の人間にはなれていないということです。厳しいですね。
目指すべきは、愛する相手だからこそ、相手の喜ぶことを見返りを求めずにしてあげたい、という「与える愛」の境地です。
普通はここでさえも難しいと思いますので、共に頑張っていければと思います!
②生かす愛
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愛の発展段階説の第二段階には、「生かす愛」があります。
「愛する愛」は、誰にでも可能な愛であり、その実践だけが問題なのですが、この「生かす愛」は、だれにでも実践できる愛ではありません。
なぜならば、人を生かすことのできる人というのは、すぐれた人であり、自らの才能と努力によって、人を導けるまでに自分というものをしっかりとつくっていかなければ、真に人を生かすことはできないからです。
つまり、生かす愛とは、すなわち、導く愛なのです。
「生かす愛」とは、先生が生徒を導く愛や、上司が部下を育てる愛に相当するものだと思います。
ただ優しくするだけではダメで、時には、相手のためにならないと思ったら、心を鬼にして叱らねばならないときもあります。(これを「教導の怒り」と言います)
人を怒るのにもパワーがいるんですよね。
「怒られているうちが花」という言葉もありますが、その人に良くなってほしいと思うからこそ、「怒る」べき時には「怒る」必要があるのだと思います。(逆に、誰も怒ってくれなくなった時は、本当に危険な状態かもしれません!)
「厳しさの中にも愛がある」、という生かす愛の段階でした。
熱血教師や名経営者の中には、この指導者の愛に届いている方もいらっしゃることと思います。
③許す愛
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人を導き、生かすことは、優秀であればある程度はできるようになりますが、人を許せる器というのは、一朝一夕にはできないのです。(中略)
結局、人を許すことができるためには、人びとの悲しみを知らねばならないのです。なぜその人が苦しむのかが分からなければ、なかなか許すことはできません。
許す愛とは、善悪を超えて、自分の使命に徹する者の境地だからです。
そのためには、自らの愚かさに気づき回心したという、霊的覚醒の体験が必要です。
自らの苦しみのなかに光を発見した者こそ、相手の目にかかったウロコを見抜き、その真実の仏性を愛することができるのです。
「許す愛」とは、「愛する愛」「生かす愛」をさらにもう一段超えた愛になります。
間違いを犯した悪人に対しても、相手の悲しみを理解し、「許す」気持ちを持てる境地というのは難しいものです。
例えば、交通事故で子どもを亡くしてしまったとします。その交通事故を起こした運転手を、許すことはできますか?
許せない、という気持ちになっても仕方がないところを、相手の非を理解しながらも、自分は許すという選択肢を取る。
これができる方は、実は1000人に1人もいないのではないかと思います。
たとえばキング牧師などであれば、自分を殺した相手でも許すことはできるかもしれません。
そこまでの境地にいくには、かなりの宗教修行が必要ですよね。
偉人と呼ばれる生き方になりますし、この「許す愛」に生きた方は、天使・菩薩と言われる方々になります。
参考:「存在の愛」
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「許す愛」を超えた、さらに一段高い愛とは何か。私はそれを、「存在の愛」と名づけます。
この愛はもはや、一対一の愛ではありません。上下関係さえも超えた愛なのです。
「存在の愛」とは、その人がこの世に存在するだけで、その人があなたがたの人生を一変させるような、あなたがたを廻心に導くような、そうした愛だといえます。
たまたま同じ時代に、この地上にその人が生きているだけで、世界が明るくなり、人類に希望の灯がともされるような、そうした人の存在。(中略)
その人の存在自体が愛であり、愛そのものが存在しているかのような仁徳をもった人。
私たちはその人のことを存在の愛の体現者と呼びましょう。
こうした人は、人類の歴史のなかには、キラキラと輝いて確かに存在するのです。
許す愛が徳高き宗教家の愛とするならば、この「存在の愛」は人類史にそそり立つ偉人の存在であり、この世の光であり、時代の精神でもあるといえます。
その人が存在するだけで、その時代にとっての「愛」である。
「存在の愛」とはそれほどまでにスケールの大きな愛です。
一般人の私たちには到底及びませんが、時代精神となる方という方は、一定の割合でいらっしゃいます。
たとえば、意外かもしれませんが、宗教家だけでなく、エジソンなど私ちの時代を一変させるような発明を行った科学者や、「存在と時間」などを生み出した哲学者・ハイデッガーなども、この「存在の愛」の領域に入るそうです。
「存在の愛」のさらに上は、「救世主の愛」
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「存在の愛」のさらに上には、文明をつくるレベルの「救世主の愛」という段階があり、釈尊やイエス・キリストがこの「救世主の愛」に該当するようです。
尊すぎるので、ご共有まで。
<まとめ>
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いかがでしたでしょうか。
少し抽象的で難しい理論になってしまったかもしれませんが、「愛の発展段階説」について、まとめておきます。
【愛の発展段階説】基本の3ステップ!
①愛する愛…隣人愛。身近な恋人、家族への与える愛。
②生かす愛…人を生かす、教導の愛。時に厳しさの中の愛も必要。
③許す愛…「生かす愛」のレベル、善悪のレベルを超えて、悪を犯した相手の存在をも許す愛。宗教的境地でもあり、天使・菩薩と呼ばれる方の生きかた。
プラスαの2ステップ!(許す愛の先)
④存在の愛…その人が存在するだけで、人類の生き方が一変し、時代精神となるような愛。哲学者・発明家なども該当する。
⑤救世主の愛…一つの文明を覆うぐらいの、救世主の愛。釈尊、イエス・キリストなど世界宗教の教祖クラスがこのレベルに相当する。
大川隆法総裁の説かれる「愛の発展段階説」は非常に論理的で、スッキリと明快なため、幅広い分野の方から支持を集めています。
まずは「愛する愛」のマスターを目指して、頑張ってまいりましょう!
最後までお読み下さり、ありがとうございました。
<「愛の発展段階説」についての参考文献はこちら!>