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異なるものを抱きしめる
本日の一曲。エラが張っているから昔から親近感を持っているポカホンタスだけど、今聞くと泣ける歌詞。
「あなたにとって私は無知で野蛮なのね。それならなぜ、あなたはそんなに何も知らないの?」という歌詞。
「あなたは、何もかもを所有できると思っているけれど、
岩にも木にも、命が、魂が、名前がある。
あなたにとって“人”とは自分と同じように見たり考えたりする人のこと。
でも見知らぬ者たちの足跡を辿れば、あなたの知らないことをもっと学ぶはず。
嵐や川は私のきょうだい。青サギやカワウソは私の友だち。
私たちはみんな、お互いに繋がり合っている。
決して途絶えることのない輪の中で。
私たちは山々の声といっしょに歌わなければならない。
風の色で描かなければならない。
あなたが風の色で絵を描けるようになるまで、
あなたが手にしているのはただの地面。」
そんな感じ。悲しい。侵略されたひとの歌。ポカホンタス自体が白人たちに偶像化された何かだけれども、ディズニー映画でこれは悲しいし正しいし美しいな。
そして
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本日の映画。
はあ。
女性が男性より偉い、んじゃなくて、すべての人間が、これまで女性ばかりが担ってきた力(女性性(仮))を育ててほしいと思う。それは、相手を「馬鹿だな」と思いながら抱きしめる力。「違うな」と思いながら愛でる力。
女性たちは男性たちの正しさに屈してきたわけではない。馬鹿すぎて抱きしめてきたのだと思う(ときに泣きながら)。
強さや正しさは強くも正しくもない。異なるものをうちのめさない、それは政治の場面にも必要な力だと思う。