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家冨万里について(2021.8/17更新)
「家冨さんってなんだか面白いそうな事してるよねー、で、なにしてるひとなの?」と聞かれることもあり不思議に思われてるソコの貴方向けに自己紹介を書かせていただきました!5分ほどお時間ある方は是非お読みください。
出生と学歴
1986年 東京都大田区生まれ
2006年 東京都立三田高等学校卒業
2012年 日本大学芸術学部デザイン学科建築デザインコース卒業
主な経歴
2012年 緑のふるさと協力隊になり岩手県遠野市で農村ボランティア
2013年 遠野市・地域活動専門員(宮守地区担当)
2015年 1年間志高く無職
2016年 Next Commons Lab共同創業
2017年 スナックトマトとぶを開業ママになる
2021年 株式会社Next Commons Lab 代表取締役 (武井・林と共同代表制)
新卒で岩手県に移住。きっかけは東日本大震災となります。未曽有の被害を目の当たりにし無力感を感じ愕然とした当時"生きる力をつけたい"と本能的に思い立ち飛び込んだ岩手に今現在移り住んで10年近くが経とうとしています。緑のふるさと協力隊時代は『月5万円生活』という制度な為、足るを知るという精神が養われると同時にコミュニケーションスキルを高める良い経験になりました。(ご馳走になるスキル)その後、岩手県遠野市の非常勤職員になるという唯一就職っぽい体験をしましたが色々考える点があり、威勢よく無職になる事を決意。速攻でお金が底をついてこれまた威勢よく借金(セルフベーシックインカム)をして1年間限定の無職生活を謳歌しました。カネ・コネ・チエが無い中でコネをまずは作ろうと全国を旅しようと決め、調子に乗ってニューヨークまで旅をする1年。借金は4年で返し終わります。23才頃から漠然と"社長になりたい(=自分で創業したい)"という夢があった為、その後企業に就職という道ではなく起業という道を目指します。その道すがらNext Commons Lab(以下、NCLと省略)を複数の仲間と共同創業する事になります。自分でオーナーシップを持てるという理由で、ベンチャーマインドの道に惹かれこの数年はソーシャル・スタートアップとでも言える領域で活動をしています。社会的なテーマへの関心は比較的強い方で、スナックも自分の中では社会を思考するリアルな場という位置付けであります。得意な事はコミュニケーションのフロントに立つ事ですが、資源枯渇気味のじり貧ベンチャーで泥臭く現場かつ全方位の仕事を経験してきました。
保持している免許
調理師免許・大型特殊免許・牽引免許
いずれ必要になるだろうという謎予感から先んじて取得したこれらの資格。この中で現時点で実利があったのは調理師免許でスナック開業時に役に立ちました。後者2つの免許はおそらく40代前後で必要になるのでは?とこれまた予感していますが今のところ活用されておりません。穴を掘るという夢に寄与しないか模索中です。
現在のお仕事
・スナックトマトとぶの店主兼ママ
・一般社団法人Next Commons Lab ディレクター
・株式会社Next Commons Lab 代表取締役
スナックのママという仕事について
今の時代副業というのも珍しくなくなりましたね。私も昼はNCLとメンバーとして働き(95%フルリモート作業)、夜はスナックでお店という現場に立つという働き方をしています。『ポスト資本主義社会を具現化する』と抽象的かつ壮大な事を掲げる組織の仕事をしつつも、超現場であるスナックでお店に立つ事を通じて世の中をミクロとマクロな視点で往来する、という事を大事に働いています。複雑性が増すこれからの時代にスナックという仕事は様々な文脈や人を読みながら繋げていく未来志向のファシリテーター技術向上の現場だと思っています。旅人・ビジネスマン・地元の若い人・地元の年金暮らしの人・同業者さん...あらゆる属性の方々を同一空間で心地よく・楽しく過ごしていただける様にトークを中心として場を作っていく。時にはお酒という魔力によって風紀が乱れる事もあるので即時ピシャリと怒って指摘する。などなど、臆せず人と関わって行く事を通じ、人間力も鍛えられ、状況に臨機応変に対応する能力も身に付く仕事だと思っています。これからはより幅広い話題に対応できる様に知識の湖を広げ、楽しんでいただけるトーク技術をあげてきたい所存です。様々なエピソードが生まれる人間ドラマの生産地の様なスナック、是非貴方もやってみませんか?
お仕事・活動などなど
1.元気玉的な電力サービスSOCIAL ENERGY
株式会社Next Commons Labの主力事業として展開する電力サービスSOCIAL ENERGYの担当をしていまっす!地域経済の5-10%を締めると言われている電力の大半が域外流出してる現状。それを少しでも解決すべく一部が地域に還元される仕組みで運営されるSOCIAL ENERGY。この仕組みを使ってオリジナルブランドを立ち上げた事業者さんが現在10近くいます。各地でめっちゃ良い活動を手がける皆さんを、普段から使用している身近な電気料金で支える事ができるSOCIAL ENERGY手前味噌ですが、これから期待大なサービスです。
2.イベント登壇
実は小学校6年の時からガングロギャルに憧れ、10代の中後期は日焼けサロンに足しげく通い自分もガングロという態度・表現をしていました。また様々な要因からさまよえる深夜の徘徊少女的な生活を送っていた時期もあり、その実体験から"社会の隙間"について色々思考する事となるわけですが東京出身の元ガングロが現在地方でスナックのママをやり一方でソーシャルベンチャーで働いているという事を面白がっていただき、時々個人的にイベント登壇などにお声かけいただいております。
写真は18歳の頃の私でございます
3.コアラ鑑賞活動と環境問題
動物が大好きで動物図鑑を放課後ずっと見ている小学生時代でした。中でも今はコアラが大好きでinstagramで日本で飼育されているコアラを毎日欠かさずチェックしています。顔を見るだけで各動物園の個体識別ができるまでにはなったので、そろそろ全国のコアラーさんとコアラ談義をしたいという気持ちが芽生え始めています。また、昨年オーストラリアが甚大な山火事に見舞われ沢山のコアラが亡くなったニュースを見て以来、環境問題をもっと自分ごとにしなければと感じ今後学んでいく重要なテーマとして自分の中で位置付けています。スナックトマトとぶとしても折をみて活動支援をしたいと思っております。
スナックトマトとぶとして寄付させていただきました!
— スナック トマトとぶ (@TomatoTobu) August 4, 2021
店主の家冨はコアラが大好きでほぼ毎日ネットでコアラを眺めています。そんな可愛いユニークなコアラの生息環境が急速に破壊されている今...お客様に楽しんでいただいたお代の一部を届けさせていただきました。 https://t.co/KLXsHtxDdL
自分ってこんな人です(特性編)
私を知らない方に向けて家冨の取説を書いておきます。こちらをご一読いただけると今後何かしらでご一緒していただき易くなると思います。私は、いわゆる凸凹人材です。飛び抜けて出来る事と飛び抜けて出来ない事の差がものすごくあるタイプでして、衝動性と好奇心が強いので、新しいことを想像する・未知な世界へ飛び込む・ゼロから勢いで立ち上げるといった活動を得意としたり好んでいます。一方で集中力が低く・コツコツ中長期的に継続する・こまめに管理する、という能力が皆無なので事務や安定的な運用を必要とする仕事の領域は本当に向いていません。幸いにも凸凹さを理解してくれる方々とチームを組ませていただいてる為、現在は自分の強みを活かしながら働いております。自分がこの様なタイプから過去に職業適性が合わない事で非常に苦労した事があるので、組織やコミュニティにおける人材配置やジョブマッチングについては積極的に関与・介入する方事を心がけています。一人一人の個性や強みが活かされる状態を心から願っています。また元ギガングロギャルという事もあり仕事仲間への愛は人一倍ある方です。
これからやってみたいこと
ここまで『何をしてる人か?』を伝えやすさ重視でまとめて来ましたが、つまるところ生きているにつきるかなと。興味関心が移りやすいところはありながら、その都度真剣に疑問や問いを持ち実験的に手や体を動かして試みる、そんな性質の生き物であるという事をご理解いただきつつ今後やってみたい事についてもご覧いただけたら幸いです。
【1】2022年の4月で遠野に移り住んで10年。東日本大震災きっかけで移住をした岩手県遠野市の暮らし10年間の学びやアクションした事の振り返りその節目に展示なのか何かしらしたいと思っています。旧友でデザイナーのHIROに力を借りて色々アイディアを練っているナウです。最近、頭の中で考えている事を言語・非言語で表現したいと思って水彩で表現したり粘土でゴネゴネ形を作ってみ始めたりしています。来年に向けて少しずつ準備を進めたいと思います。
【2】つくる事、を通じて"自然"の媒介者になる。料理やその他表現を通じて。『何度か繰り返しやると自分の技術となり、更には応用していきたくなる』という地道な積み重ね思考、これまでの人生には皆無だったのですがちょっとずつ大人になってきたのか?コツコツやってみて分析して改善する、というのが少し楽しいお年頃になってきました。東北に住んでいると四季の変化が本当に多彩で尊く、厳しくもあり美しい。そんな自然の一瞬の表情を閉じ込めたり、伝えやすい形に編集することが出来る料理に最近とても魅力を感じています。旬なものでフルーツシロップを作ったり、辣油などの調味料にしてみたり。