HSPとわたし
「HSP」という言葉、みなさんは聞いたことがありますか?
HSPとは
「HSP」とはHighly sensitive person(ハイリー センシティブ パーソン)の略称で「生まれつき感受性が強くて敏感な性質を持った人」を表します。
HSP専門家のアーロン博士によると、全人口の約15~20%がこの特性を持つとされています。
その中でも、大きく4つのタイプに分かれます。
実は昨年になって「自分がHSP気質を持っている」ということがわかりました。これはわたしにとって、とても大きな出来事でした。
今回はこの体験について、数回にわけて書いてみます。
「もしかして、HSP気質かも?」と気になっている方へ、何かのお役にたてたら幸いです。
「HSP」という言葉との出会い
「HSP」という言葉と初めて出会ったのは、数年前。
芸能人の方がTV番組などメディアで「自分はHSPだ」と公表されたときです。
よくわからないけど「繊細な気質」ということだけは理解できた私。
が、その時は「へー、一見そう見えないけど、繊細な人なんだな」くらいの感想で終わり、それ以上調べたりはしませんでした。
その後また数年がたち、昨年Twitterを始めた私は、そこで「HSP」という言葉と再会します。
もしかして、わたしはHSP気質?!
Twitterでいろんな人の投稿を見ていると、なんだか共感できることが多く、自分に当てはまることばかり!
「何これ!? わたしのこと!?
っていうか、この体験……わたしだけじゃなかったんだ!」
「自分は変わっている」「なぜか人と同じようにできない」と思って生きてきたわたし。
同じような思いをしている人がこんなにもたくさん!世の中にいることを知り、とても驚きました。
そこでようやく「自分はHSPなのかもしれない」と、いくつかのサイトで診断テストをしてみることに。
本当は心のどこかで感じていたけど、なんとなく認めたくない気持もあったのかも……と今は思います。
なんだか怖いような、認めてしまうと今までのようにうまくバランスがとれなくなるのでは?というような気持ち。
そして、診断テストの結果は
HSS型HSP (刺激追求型・内向型HSP)
でした。
「HSS型HSP??? 何それ???」
調べていくうちに、自分にあてはまることばかり。
「なんで自分はこうなんだろう……」
「みんなが普通にできていることが、なぜかわたしは普通にできない」
子どもの頃から感じてきたことがすっかり腑に落ちたような、全てのつじつまがあったような感覚になったことを今も覚えています。
全人口の約6%と少数派には違いありませんが、それでも「自分だけじゃない」と思えたことはとても心強く、おなかの底からホッとできる感覚がありました。
こんなに自分をまるごと受け入れられたのは、初めてかもしれません。
とてもすっきりしたような、モヤモヤがはれてストンと落ち着いたような気持ち。
あの、診断テスト前の「怖い」ような「認めたくないような」感情はなんだったのか?!といいたくなるほど、すがすがしい気分になった私でした。
みんなは自身のHSP気質とどうつきあっているの?
そうと分かると
「気質なのだからうまく付き合っていくしかない」
「他の人たちはどうしているのかな? もっと詳しく知りたいな」
という気持ちが湧いてきたのです。
SNSやHSPに関するサイトから調べてみると、今のところざっくり2つのパターン?が見えてきました。(私調べ)
①HSPの気質を知り、予め対策する
例えば、自分がどんな刺激が苦手・強すぎると感じるか?(音や光、映像、環境など)を1つ1つ確認し、その刺激をなるべく受け取らずにすむ、もしくは軽くするような対策をとる。
守り、のイメージです。
②HSPの気質を知り、その特性を活かす
細かいところまでよく気が付く特性をいかせる仕事、職種につく、など特性を仕事や日常に活かしていくよう行動する。
極端にいうと攻め、あるいは積極的なイメージですね。
どちらも知って場面ごとに使い分けられると、毎日が「もっとラクに」なるのでは?
と感じています。
今回は、自分のHSP気質を知り受け入れたら、予想以上に気持ちが楽になりすっきりした体験までを書いてみました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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