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嗅覚喪失から回復へ向けての記録

おとといの夕方、いつも通るカレー店の前で、カレーのにおいがしなかった。金曜夜に休むわけないのにと不思議に思っていたが、そこから図書館に行き、帰宅後にわかった。嗅覚が全く機能していない。

土曜の朝からインフル・コロナの検査をして、鼻風邪という結論に至る。
鼻風邪?といぶかしがるも、先週からの謎の結膜炎もあり、抗生物質をありがたく頂戴する。何の匂いもしなかったが、昼食の味噌煮込みうどんのエビの団子がなぜか味が唯一わかる。

まぢか…と思った自分

本日は薬を飲み始めて二日目。
マヌカハニーの飴の味がかすかにわかったので、家にある香りの高いものを順にかいでみる。

クローブ。ガツンとは来ないがわかる。
レモンユーカリ、ローリエ、ユズの葉と果実。少しわかる
水仙は全くダメ。

香水、サンダルウッド、パチョリはわからない。
ローズ、アンバーはわかる。
エッセンシャルオイル、かなり高級なラベンダーならかすかにわかる。

嗅覚を取り戻すには、薔薇、レモン、ユーカリ、クローブを毎日嗅ぐと良いといわれるがなるほど、確かに思い出しやすいのかもしれない。

鼻風邪が流行っていると聞いたのでご参考までに。
早めにお医者さんに行くのほんと推奨します。

そして、世界の見え方が違うんですよね。
目が悪くて鼻のいい人間だからかもしれないけど、
香りがしないと、目の前の現実が皮膜を通して見える。映画のようにも感じる。現実味が薄い。そしてなぜか静か。音は聞こえているのに、それがリアルさをもって感じられない。何か決定的な色が欠けているように感じる。

この状態を改善するには?とタロットに聞いてみたところ、
法王が出ました。ケセドからコクマーへのパス。
汝の良いと思うところをいたせ。ってことで。
頭が重たくて働かないから寝ることにいたします。
それでええんですよね、法王。

ええんやでと法王が言っている

追記;投薬3日目にして嗅覚は完全復活。
全く匂いを感じられなかった水仙の香りを感じ取れて完治としました。

面白いのが薔薇は二日目の夜にかすかにわかったのですが、
水仙と薔薇は同じ香気成分フェニルエチル、フェニルプロビルアセテートがあるのですが、決定的な違いとして、水仙には「インドール」があります。
インドールとは嫌な動物ぽさのある成分なのですが、それを薄めると花の
香りになるんですよね。それが全く分からなかったのです。

そのほかスパイス系でもサンダルウッドは全くダメでした。サンタロールという成分。クローブはオイゲノールが主成分、比較的早い段階から香りを少し感じ取れていました。かすかに認識できたものにはユーカリやローリエがありますが、同じ香気成分が入っいました。1.8シネオールです。
ラベンダーはエッセンシャルオイルだとわかりました。酢酸リナリルやリナロール、テレピンやカンファーが含まれています。
すっきりする香りがやはり認識しやすいのでしょうか。これはもう少し調べてみたいところですね。

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