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愛とか趣味とかについて考えてみた

子供たちが帰省してくる年末年始は、あまり勉強ができなかった。
が二人との対話により、思考が深まることも多い。

1)愛について考えてみる
愛情とは何か。
対象を尊重し、慈しむ感情ではないか。
性愛、友愛はそこに含まれるもので全てではない。
対象も同様で、家族、友人、恋人、ペットも含まれるし人によっては物もその対象ではなかろうか。
あるいは風景、住んでいる場所、国家の人もいるのかもしれない。(国家は政府ではないことに注意はしたい)
いずれにせよ、尊重し慈しむのが愛、と仮定すれば、かなり大きな概念である。「他者への絶対的尊重」を忘れると「慈しみ」は怖くなることもある。
仏教の愛とプラトンの愛、キリスト教の愛についての番組を見た。
自分はやはり仏教徒なのだなあとしみじみ思う。フェミニズムの観点から申し上げればそこに女性は含まれるか?と質問したいところは多々あれど。
愛情を理解すること、そして、定義づけは大事。占いには特に大事なように思う。

2)趣味について考えてみる
SNSが発達し、同世代で自分より優れた人の情報を大量に目にするようになった現在、自分の好きなものが語りにくくなった可能性はないか。
趣味なんかないんですという人がいるような気がする。よく聞くと好きなものはあれど、そこまでマニアックじゃないとか極めていないという答えが返ってくる。日本は昔から「ハイアマチュア」の国であった。アマチュアのレベルがかなり高い。マニアックできわめていて、プロ級である必要はないのにとは思うけれども。人と比べるというよりも自分の中に作り出した思い込みに縛られる人のほうが多いようにも感じる。

趣味は自分の中から湧き出る情熱みたいなもの、ほとばしる好きを語ることや体験することではないのだろうか。
ならば、好きを見つけるために何かを徹底的にやってみるのはどうだろう。

例えばリンゴがすきならありとあらゆるリンゴを食べてみる、育ててみる、写真にとる、絵を描く、調べる。などしてみて初めて、あ、ここが好きだった、これは好みではないとわかるのではないか?
まずはやってみるというのは大事なのかも。
なかなかそれがやりにくい時代になっているのかもしれないが、あえて提唱してみた。



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