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情のある関係性について思うこと

珍しく朝ドラにはまっている。脚本がチェリまほの人だからと見始めたけど、ヒロインにはあまり共感できなくて、脇キャラが好きだったり、愛情の描かれ方が好き。

今日は、ヒロインの親友で戦死した兄の妻である花江のエピソードが、ヒロインの家裁や友人の調停の話と絡めて語られる回だった。

戦災孤児の少年道男と衝突や誤解を経て、仲良くなる花江たち家族。道男は高校生くらいの設定。花江は30代前半くらいかな。子供に「お母さんは道男が来ると機嫌がいい」「道男に恋をしている」と言われてしまう回であった。今後、物語上でどう展開するのかはわからない。なので子供のセリフに言及はしないけど。ただそのあとのあさイチで司会者が花江と道男の昼メロ(古い)設定みたいな話で盛り上がったところに思いっきり鼻白んでしまった。

たかがドラマの一解釈なのかもしれないけど。男性と女性が仲良い=性愛がらみになるのがなんとも浅いと思った。同じドラマの中で轟(男性)、よね(女性)が共同で法律事務所をやっているのに。轟が持つ、幼馴染花岡への思慕の感情を描いた回もあったし。そもそも轟こそが最初は女性を馬鹿にしていたのが、彼女らの中にある信念に共鳴した男だった。

心の交流があった=惚れた腫れただけではねえだろうと。
いろんな交流の形を今までこのドラマは見せてくれただろうと。

性愛を貶めるのではない。強制はうなずけないけど、異性愛はもちろんあっていいし、かくいう自分も異性愛者である。

ただ。人と人との関係性は本当に様々で、もっともっと現実は複雑であり、このドラマでどう描くかはわからないけど、いろんな解釈ができるので。
中学生ならいざ知らず、中年を過ぎた大人のはしゃぐことではない。

さてこのnoteには占いがらみの話しか書かないと決めている。
無理やり占いの話に結び付けるとすれば、鑑定の場で占い師は、少なくともこの司会者であってはならないと思う。仮にそれが世間道徳、倫理から外れた話だとしても。勝手な解釈は厳禁であり、狭い価値観で決めつけたアドバイスはクソバイスなのだということを肝に銘じてほしい。

なんとなれば、相談者は狭い価値観を自らも持ち、それに苦しめられている、あるいは、周りの人々に傷つけられている可能性が限りなく高いから。

占い師は心が広くないとやってはいけないのかと言われれば、やるなとは言わないけれども、想像力がなかったり、価値観が強固であれば、ご自身も傷つくことが多く、必要以上に疲弊すると思うと答える。多分。

※画像はModern Witch Tarotの 二人、あるいは二体のパートナーシップを描いたカードたちです。いろんな関係があっていいよね。




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