コートカードの謎解釈を考えてみた
今とても楽しみにしているイベントがあります。
そうそうたるメンツのタロット連合3
こちらで今回は学習者が一度は悩むコートカードを取り上げるとのこと。
解釈に深みを持たせたいすべてのタロットリーダー(プロでなくても)におすすめします。
まっとうな解釈?はタロット連合にお任せして(こら)
本日は私のお遊びにお付き合いください。
かたっくるしいのはどうもいけねえや(遊び人の金さん風に)
1.大前提:コートカードについて
コートカードとは
「ワンド(熱意/火)」「カップ(愛情/水)」「ソード(知性/風)」「ペンタクルス(実利/地)」のスートに「キング」「クイーン」
「ナイト」「ペイジ」を掛け合わせた「人物カード」です。コートとは宮廷の意味です。(ここではウェイトスミス版を準拠にしています)
基本のリーディング
「人物」ないし「出来事の性質」を表すというものがあります。もう少し突っ込んだ解釈としては「タロットワークブック」で自分の人生における役割、などもあります。今の悩みについて考えるとき自分は「どうふるまうか」と占ってみてもいいかもしれません。
また、コートカード理解のために、動物、植物、場所や色などを一枚ずつあてはめていくワークもありますので、お手持ちでない方は入手をオススメ。
※タロットワークブックは古書ないし図書館でしか読めません。私の手元には格安で購入した英語版があります。
2.コートカードの謎解釈(ソードナイト)
一番よくわからないカードは皆さんはどれでしょう?
私はソードのナイトでした。
ソードの解釈は一般的には「知性」「理性」です。そしてナイトは各スートのエネルギーの代表格。(馬に乗っておりますからね)
いわばここで一番ソードっぽさが出るというのです。
確かに風の軽やかさはあるんですが、対応するエリアはペンタクルスの4(♑活動宮であるけど4ですよ、固着している)ソードの5,ソードの6です。まあ5は動きますけど…6は旅立ってるしね。でもいうて♒でっせ。
不動宮やん。もちろんナイトは火を表すのでまあ走るよね。とは思うけど。
そもそも風やなくて大気は、古典でいうたら「熱と湿」やからちょっとモダン占星術の「風」ぽさとは違うんよね。とかいろいろ考えてみたんですが。
で。ふとひらめいたんです。
オタクの早口。
これだ。
知ってることについてめちゃくちゃ語る早口のオタク。それこそがソードのナイトですよ。よし。これで納得した()理解!
もちろんリーディングの際はたくさんの解釈がありますからね。毎回オタクの早口にしたらダメですよw
3.コートカード謎解釈(カップペイジ)
あとはそうだなあ…謎なコートカード。
WS版だと魚推しのカップのペイジ。ですかね。ほかのコートカードには魚がいないのに君だけなんで?帽子も水というよりはぬめっとしてる魚っぽいんですよ(偏見)
ペイジは黄金の夜明け団の解釈だと「マルクト」現実の場所にいるカード。
シークレット・オブ・ザタロットによれば魚は「深いレベルで言えばキリストの象徴」とあり、魚とパンの奇跡を意味する。とあります。
タロット解釈実践事典では「思い込みや妄想」とあり、衣装は道化ではないかとあります。
レイチェル・ポラックのタロットの書では、想像力、サイキックな能力と感受性を象徴すると。
とまあ様々な解釈があります。
ここからは先人たちの素晴らしい解釈はさておき、私が絵から受けた印象のみで()
魚はイマジナリーフレンドです。魚ぽい帽子はさかなクンみたいなもんです。魚推しの象徴。
ペイジはことあるごとにもし魚だったらどう行動するかを考えています。それは客観的に見えますが、カップの中しか魚は知らないので、まあ限界はあります。魚はペイジの思考を超えません。ペイジは成長すると魚と統合します。故にナイトに魚はいません。ただナイトはたまに魚のことを思い出すんです。記憶はないんですが、なんとなく大事なものがカップに入っていた。だからナイトはそろりそろりカップを持って進むわけです。
カップだけにリリカルに締めくくりました😎
みなさんもぜひ想像を膨らませて遊んでみてくださいまし^_^