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チャンス!と生命の木
三上博史様は1982年からファンです。
そして読みづらいと思うのですが、私にとっては神様なので、かならず「様」を付けて表現します。お許しください。
三上様のドラマはたくさんあるのですが、93年のチャンス!がおススメです。役名の本城裕二名義でCDも出していて、久保田正孝が曲を提供しています。三上様は歌もめちゃくちゃうまく、バンドやCDもあります!
さてそのチャンス!を見直して思ったこと。
本城裕二は人気絶頂期に突然引退、2年間の渡米を経て帰国すると忘れ去られていたミュージシャン。彼をなんとか売り出そうとするマネージャーやプロダクションのドタバタが描かれるのですが、傲慢不遜を絵に描いたようなアーティストの本城は全く意に介さず、自分の曲のことだけ考えています。私生活はめちゃくちゃです。
色々ツッコミどころの多いドラマではありますが(ジェンダー意識もハラスメントも驚くべき描写が割とある)これは生命の木のケセド、ゲブラー、ティファレトの3つ組の話やんと。売れてるかどうか関係ない。自分の世界を追求する本城にラスト光明が差しお話は終わります。
下の図ではピンク色の文字を入れています。
ティファレト(太陽)からケセド(木星)への隠者(ヨッド・♍対応)
ティファレトからゲブラー(火星)への正義(ラメド・♎対応)、
ゲブラーからケセドへの力(テス・♌対応)となります。
自分だけのオリジナルとは何か。それを作っていくうえで大事なパス。
自分のニーズを掘り下げていく隠者、正義で自分の方向性を定め、
力で恐れを克服していく。
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人気や勝ち負け、稼ぐことも勿論大事なことではあるんだけど、路頭に迷ってアーティストでもないだろ、なんだけど。
でも。作り手にとって1番大事なのは作品なのです。
劇中、曲ってのは降りてくるもんなんだよ!と本城が後輩の売れているミュージシャンにのたまうシーンがあり。それはまさに「女帝」のパスの話!社会人としてのふるまいは最低な本城ですが、やはりアーティストとしてはわかってる!のです。
シンプルにいろんなコスプレ?の三上様が楽しめるエンタメですが機会があれば皆様ご覧いただければと思います。
ちなみに、タイトル画像は本城の決めセリフですw