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地元民的鎌倉のおすすめ品〜スイーツ編〜

アメリカに来てからホームシックになったことはないけれど、
やっぱり一番ホッとできる場所は鎌倉にある実家である。
季節ごとにテレビや雑誌で特集が組まれる鎌倉は、東京からも電車で1時間程度のちょうど良いお出かけ場所で人気。


普段は観光客で混雑している鎌倉だけど、朝靄の中に沈む寺院も、人気がなく暗闇に染まる海も全て私にとっては日常風景の一部。
今回はそんな鎌倉育ちの私が、大好きな逸品〜スイーツ編〜を紹介します。


豊島屋のウィンナーワッフル

鎌倉といえば鳩サブレーだけれど、その豊島屋から出ているウィンナーワッフルが私は大好き。物心ついた頃にはすでに食べていた、もしかしたら人生で一番長く付き合っているお菓子かもしれない。
サクサクのアーモンド生地にアプリコットのジャムが挟んであるこのお菓子は、食べる時に周りの粉糖を鼻息で飛ばさないようそっと食べる。
最近はパッケージが変わってしまったけれど、幼い頃は柔らかいピンク色の箱に金のWのおしゃれ文字が書いてあった。このパッケージも大好きだった。
豊島屋本店では売っておらず、通り向かいにある置き石という豊島屋の洋菓子店で置いてある隠れた名品。手土産として重宝してる。

ウィンナーワッフル

📍鎌倉豊島屋 洋菓子舗 置石
〒248-0006 神奈川県鎌倉市小町2丁目15−5


鎌倉五郎の半月(さくら茶味)

小町通にも駅ビルにもある鎌倉五郎。半月は大きな半月形のゴーフレットで、定番の味もあれば季節ごとの味もある。観光客にも人気のお菓子だと思うけれど、地元民の私でも唯一、春限定で出るさくら茶味は買ってしまう。
パリッとしたゴーフレットの中には、ほのかな塩味の優しいさくら茶味のクリーム。クリームが舌に触れると、まろやかな油膜がしばらく舌の上に残る。それがまた美味しい。ぜひ緑茶と共に食べてみてほしい。

半月さくら茶味

📍鎌倉五郎 小町通り本店
〒248-0006 神奈川県鎌倉市小町2丁目9−2


力餅家の権五郎力餅

これも幼少期から事あるごとに食べてきた付き合いの長いもの。
長谷観音に近い坂ノ下にあり、老舗の和菓子屋。お店自体も昔ながらでとっても素敵なので一見の価値あり。権五郎力餅は極楽寺に住んでいた大叔母からよくお土産にもらっていたもので、ここでしか買えない上に日持ちもしないため、頻繁に食べられるのは地元民の特権だと思う。仏壇にも昔からよく備えてあった。
添加物は一切使用せず、すっきりとした甘さのあんこがたっぷり上にのったお餅。春には草餅バージョンが出るが、コレも美味しい。

権五郎力餅

📍力餅家
〒248-0021 神奈川県鎌倉市坂ノ下18−18



アトリエバニラのロールケーキ

鶴岡八幡宮へ続く若宮大路沿いにある、小さな焼き菓子専門店・アトリエバニラ。
うさぎのマークがついたパッケージに包まれるのは、種類豊富なロールケーキ。
季節ごとに限定味が出るので、いつ行っても楽しい。
昔から家族で食べるために一本まるまるロールケーキを買って、ちょっとずつ切り分けて食べた思い出のスイーツ。一人暮らしや色々な種類を試したい人には、一切れずつ小分けでも購入することができるのが最高。私はちょっとした手土産や借りていたものを返す際に添えるお菓子としてよく利用している。
春のさくらロールもとっても美味しいのだけれど、私のイチ押しは秋に出るかぼちゃロール!濃厚なかぼちゃの甘味とふわふわのスポンジ生地が大好物で、これが出ると毎週のようにリピート買いしていた。あぁ、今すぐ食べたい!!
ちなみに、ロールケーキ以外の焼き菓子も素朴でとっても美味しいので一緒に試してみるのがおすすめ。

アトリエバニラのロールケーキ

📍アトリエバニラ
〒248-0005 神奈川県鎌倉市雪ノ下1丁目11−2 ビル 1F


以上、鎌倉育ちの私が自信を持っておすすめするスイーツでした。
他にも小川軒のレーズンウィッチや鎌倉ニュージャーマンのかまくらカスター、西鎌倉のレ・シューのにしかまチーズなどなど…激甘党な私の愛する鎌倉発スイーツはたくさんあるのだけれど、その中でも厳選したものを紹介してみた。
大好きなスイーツだからこそ、みんなに食べて(応援して)もらって、消えてしまわないように守っていけたら嬉しい。





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