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ピアノの発表会が迫ってきているって本当ですか
50代になって自分の時間を確保してそれなりに打ち込んでいるピアノとゴルフはそれぞれ厄介なもので手に負えていないけれど投げ捨てることもできず格闘を続けている。今日は手強いピアノのことを書いてみる。
前回友人と3人でスタジオを借りてピアノを弾きあったのは確か桜のころ。7月くらいにしとこっか?と帰り際に予約した時は余裕で次の曲が完成すると踏んでいた。
踏むのは簡単なんだけど時間が経つのがこれほど速いことを織り込んでおけない浅はかさと言うのは中年を過ぎたとて学んでいない証拠。まだまだ完成まで程遠いのに余すところ10日くらいになっているではないか。
まあ、京都へ行ったり家族のイベントが立て込んだり言い訳はいくらでもあるんだけど、日々チャイコフスキー の『舟歌』に取り組んで私なりに頑張っている。
この曲の難しいところはもったいつけるほどゆったりと弾くこと。速い曲を敬遠しての選曲だったけどスローに聴くに堪えるように弾くというのが大儀なことだと悟る。下手なピアノはさっさと終わらせてしまおうなどと卑下するほどみっともないことはない。堂々と弾きたい。
4月には暗譜を試みてしばらくチャレンジしたけどやっぱり時間がなくて弾き通せることを優先にして作戦変更を余儀なくされ、極力見ないで弾くことに目標を下げた。
やはり中間部の速いところの完成度が低くてあと十日でどこまで弾きこなせるか。
この一曲に手こずっていると言うのに色気を出して秘密の特訓をしているのが日本の名曲『からたちの花』。どこが秘密かと言うとピアノのレッスンで教わらずに独習しているところ。
見開き2ページの素敵な楽譜は以前ここぴさんから教えてもらったもの。1時間スタジオを借りて自分の持ち時間を考えると舟歌だけでは足りなくて今回西洋のクラッシック以外を取り入れてみた。と言うのも友人の『ひまわりの約束』の弾き語りがとても良かったので。
からたちの花、本当に美しい曲でメロディを際立つように弾けるように練習中。今回のレンタルスタジオに私のママ友でもありピアノの先生でもある人が参加を表明されて4人で行くことになったのでなんとか形にして驚かせたいのだ。先生はラヴェルの『水の戯れ』を弾かれるそうで聴くのも楽しみ。
いかんせん今日は日曜日。音を出しての練習には全く向かない日ではある。ヘッドホンを装着して自分の世界を楽しむ感じ?
皆様も良い日曜日をお過ごしください♪
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