「大人かわいい」の意味を理解した日
久しぶりにnoteを開いたら、4月に下書きを保存していた記事があったので、加筆して公開しよう。以下、本文。
今年の3月で27歳になった多々美マリィです。
人間、四半世紀も生きると、10代の頃や20代前半の頃に比べて色々と考えが変わるものですが、その直近の例が「大人かわいい」という概念です。
「どうして、ちょっと背伸びしたいお年頃の子供たちのみならず、年齢的には十分大人であるはずの人類でさえ、わざわざ『大人かわいい』なるものを目指すだろう?」
私はこの概念に対して、20代前半の頃は…いや、正確に言えばつい最近まで、疑問を持ち続けていました。
ですが、ここ数日の間に、急に理解したのです。きっかけは、27歳という、若くなくなり始めた自分のファッションや持ち物について考えたことです。
ファッションにおいて、「上品さとおばさんくささ」「かわいさと幼稚さ」が表裏一体であることに気付いたのです。なるほど、それでちょうどいい塩梅が「大人かわいい」なのか…と悟りました。
文章で具体例を出すのはなかなか難しいのですが、10代の子に人気があるリボンやハートにうっかり心の赴くままに手を出せば「若作りで痛々しい」、かといって無難で品のある方向で花柄やフリルなどに行くと「老け見え」になってしまう。そんな状況です。
単なる気づきなので結論やオチはありませんが、世の中でよく聞く言葉というものは単なるマーケティングのためのデタラメではないとか、人は年を取ると色々な課題が出てくるんだなとか、そういうふうに思った次第です。おしまい。