出産準備ハーブとしてドイツで頼られるラズベリーリーフとは
ラズベリーといえば、甘酸っぱい赤い実を思い浮かべる方も多いでしょう。
スイーツやジャムに使われる赤い実ではなく、ハーブティ-で使われるのは、葉のほうです。
ラズベリーの歴史
ラズベリーは、16〜17世紀頃イギリスで、修道士が滋養強壮のために栽培を始めたといわれています。
ヨーロッパでは、古くから「妊婦のためのハーブ」「安産のハーブ」と親しまれ、ドイツでは妊娠後期に助産師がおススメするハーブです。
ラズベリーリーフには、カルシウムやビタミンC、鉄分などの栄養素を含みます。
医療が発達していない時代、こういった栄養素についての知識がない人々にも、このラズベリーリーフが活用されてきたのは、経験的に女性に役立つ植物と認識されていたのでしょう。
そういった歴史から今でも出産準備のお茶として、愛されています。
マリエンでも 「マタニティブレンド®(後期)」にラズベリーリーフがブレンドされています。
カビ!?誤解されやすいリーフの色
ラズベリーリーフがブレンドされている「マタニティブレンド®(後期)」を購入された方から
「ハーブティーに白い固まりがある。ホコリかカビが生えているのでは?」と心配のお声をいただくことがあります。
この白い固まりは誤解されやすいのですが、ラズベリーリーフの葉の裏の色なのです。
表側は緑色なのですが、裏は白っぽくなっています。
そして葉の裏には細かい毛が生えているので、他のハーブとからみやすいため、白い固まりになりやすくなっているのです。
カビなどではなく、ラズベリーリーフならではの特徴になります。
衛生面では細心の注意を払っています
「マタニティブレンド®(後期)」を含むマリエンのハーブティーすべてについて、妊娠中や授乳中、お子さんがハーブティーを飲むことを考えて、衛生面では細心の注意を払っています。
ハーブの殺菌処理として、薬剤を使用せず真空に近い条件で、低温蒸気や高圧二酸化炭素・窒素等を使用して行い、低温・乾燥状態で保存します。
また、農薬残留物・重金属・細菌・かび・その他の有害物質の約800にも及ぶ項目の検査と、放射能に関してモニタリングされたハーブを使用しています。
このマリエン品質を守ることがマリエンにとって大切な基準となっています。
出産準備の荷物のひとつにどうぞ
妊娠後期(最後の8週間)・出産準備のハーブティー「マタニティブレンド®(後期)」は、クセがなく、すっきりと飲みやすい風味です。
陣痛の合間の水分補給にもよい飲み物なので、軽食と冷ましたマタニティブレンド®(後期)をポットやストロー付きボトルにいれて準備しておくと便利です。
産後のママのお助けハーブティーでもありますので、育児の合間に
温かく包むような味わいを楽しんでくださいね。