Animation Aid Cartoon Style Class Week 1
2024/5/11
アニメーションエイドカートゥーンスタイルクラスの受講記録です。
4年分の作業用HDDが壊れて絶望している為、自分で見返す用のためにnoteを始めました。
オンラインスクールのアニメーションエイド
Animation Aid(アニメーションエイド)はオンラインで受講できるので、世界中どこにいてもクラスを受けられるオンラインスクールです。
ちなみに私は、過去にハリウッドCGクラブ(元ディズニーモデラー)、iAnimate(北米最大級オンラインスクール)、Hyrum Osmond Master Class(ディズニーアニメーター)などのオンラインスクール受講してきましたが、日本語で海外トップクラスのアニメーターから学べる機会はなかなか無いので、とてもおすすめです。
週に1度、Zoomで2〜3時間の授業でレクチャーと課題のフィードバックをする授業形式です。
講師はWalt Disney Animation Studioの現役アニメーター
講師はディズニーアニメーターの小宮健太郎さんです!ディズニーアニメーターから直接教えてもらえる機会なんてディズニーギークの私としては大変光栄です!
Week 1 カートゥーンスタイルとは何か
動きの誇張(exaggeration)によってアニメーションスタイルは決まります。
誇張具合が低く現実の動きに近いリアリスティックなものはVFX。
反対に、誇張が大きいものはカートゥーンです。Hotel transylvaniaなどがそうです。
中ぐらいのアニメーションがDisneyやPixarです。
特徴としては
などが挙げられます。今回このクラスで意識したいことは
シルエットとネガティブスペース
シルエットにしたときにそのポーズが何をしているのか、パッと見てわかるのでおすすめです。その際に、例えば腕と体の空間があった方がポーズとしてよりシルエットをわかりやすくする空間がネガティブスペースです。
Tilt,Rhythm, Twist
ディズニーアニメーターがよく用いる技法で、
「傾ける、リズム、ひねる」
というようにポーズを傾けたり、真っ直ぐとカーブのコントラストをつけたり、捻ったりすることでポーズをよりダイナミックに魅了的にしようとする時のアイデアです。
Push
海外のオンラインスクールを取ると必ず言われるのが
"Push the pose!"
メリハリをつけて、ポーズをより誇張することです。
Flow
力の流れ、方向性、リズムのフォースを考えること。
Line of Action
アニメーションの基本の考え方ですが、体全体を1本や2本の線で描くときに頭から足の先までをシンプルで綺麗なラインで考えること。その際アーク(孤)やストレートの線を意識すると綺麗なポーズができます。
Facial Expressions
顔のパーツを平行に作らずに、顔が向いている方向にポーツも傾けたりするとより良いfacialができます。
Contrast
見てほしいところ、強調したいところを意識してデザインしてみる。例えばパーツの大きさを変えたり、アークとストレートを使ったり、タイミングを早い遅いなど変えてみたりするとより印象的なアニメーションを目指せると思います。
ここまでで今週の座学は終わり、事前に連絡もらっていた課題提出
今週のAssignment
アニメーションエイドでは毎週各生徒さんが提出した課題をフィードバックもらいながら作業を進めます。
事前に150フレーム前後、24fpsでアイデアをいくつか考えてきてほしいとのことで、2個提出しました。提出したデータは消えました・・・
が幸いSyncsketchにアップロードしていたのがありました!(危ない)
コメディーとアクションを2つ用意しましたが、私のリールにはアクションショットが少ないという理由から、ダイナミックなショットを作りたいのでアクションショットを選びました。
私はバスケットボール経験者なのに、バスケのアニメーション作ったことなかったので今回はこちらのショットにしました。イメージボードなのでだいぶラフです。
カメラワークをどうするのか、week2までにカメラレイアウトを作って課題を進めます。
続く・・
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