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自己紹介


日常


わたしは主婦で、もともとは看護師をしていました。
今は潜在意識の書き換えと、透視・霊視ヒーラーとして活動しています。

看護師のお仕事はとてもやりがいがあり、また人から求められる素晴らしい職業だと思っています。ですが、わたしにはとてもきつくて、一日働くと翌日は寝込んでいました。

今思うとよくそんな状態で働いていたなと感心するのですが、

でも患者さんや同僚の医療従事者、たくさんの困っている人たちの役にたてる看護師という職業が誇らしく、やりがいを感じていました。

しかし体がついていかずしんどい、やめたい、つらいなと毎日思っていました。

それが普通なんだろうなと思っていたし、

世のため人のためになるお仕事を辞めたいと思うことすら、自分に許していませんでした。

こんな素晴らしい仕事に対して、そんな風に辛いなんて思うなんて、人でなし、役立たず、最低だ、クズ!とさえ思っていました。




夫の病気と流産


数年前の話です。ある土曜日の朝、夫が「しこりがある」と言い出しました。

いつからあるかはわからないし痛くもないとのこと。

私は看護師でしたが、医者ではないので診断はできません。

近くの輝栄会病院というところが土曜日も空いていました。

夫がしこりがあると言った部位は、左の鼠蹊部でしたので、泌尿器科に行くように勧めました。

1人で病院に行った夫は、帰宅して、エコー検査の所見を見せてくれましたが

そこにはドクターの文字で「しこりが何かわからないので数ヶ月様子を見ましょう」と書かれていました。

私はそれを見て、なんだかザワザワしました。

そんな何かわからないのに放って置くなんて病院として、医者としてどうなの?と思い

インターネットで検索して評判の良い別の泌尿器科を探して

週明けの月曜日に、その泌尿器科に行くように夫に勧めました。






その月曜日は、私が稽留流産の手術を予定していた日でした。

お腹で胎嚢が確認はできたものの

心拍が確認できず、妊娠に至らなかった胎嚢を

掻き出さねばならない手術でした。





なので夫の病院について行くことができず、

私は私で夫の付き添いがあるものと思っていた流産の手術を1人で受けることになり

その日はそれぞれが心細い思いをしながら、別々の病院で検査・手術を受けることになりました。




流産の手術は身体も負担でしたが、精神的な方が辛かったです。

お腹の中で命になれなかった、育つことができなかった赤ちゃんを出さなければいけないということはなんとも言えない悲しいことでした。





その日、私は心がぽっかり穴の空いた状態で家に帰りましたが、

帰ってきた夫が言った言葉は私にもっと衝撃を与えました。

夫は、その日行った泌尿器科で

「精巣の部位にしこりができるというのは、悪性新生物の可能性が高い。なのですぐに大病院に行って手術を勧める」

というものでした。

私は一気に血の気が引いて、その日流産の手術でボロボロになってしんどい体だったはずなのに

涙が溢れて、夜は一睡も出来ませんでした。

夫が癌かもしれない。

死んでしまうかもしれない。

まだそうと決まったわけではないのに、癌かもしれないというだけで

私は、「死」というものを連想しました。





その翌日の火曜日、紹介状を持って浜の町病院という福岡県の大きな病院に行きました。

そこでその日また検査をして、 翌日水曜日に入院、

その翌日木曜日に手術というものすごいスピード感で

主治医の先生方を始めたくさんのスタッフが手を尽くしてくれたおかげで、

夫は命を取り止めることができました。






輝栄会病院での「様子を見ましょう」の言葉を間に受けていたら

今頃どうなっていたのかと思うと、ゾッとするし怒りさえ湧いてきます。

あのとき、ザワザワする自分の直感を信じて行動して本当に良かったと思っています。





現代の医療への疑問



私は看護師であったのにもかかわらず、夫が癌になって初めて、

「人はどうして病気になるんだろう」ということを考えました。

食の欧米化、運動不足、睡眠時間の短縮、喫煙、遺伝的要因など

様々な要因があるというのは知っています。

しかし、もっと深い意味で、もっと真剣に、どうして人は病気になるんだろうという疑問を抱きました。

わたしはたくさん本を読んで、たくさん調べて、たくさん考え一つの結論に辿り着きました。




『人は自分の生きたいように生きられていない時、病気というものを通していちど人生を立ち止まり、新たな価値観で生きていくために病気になる』




本当に自分が生きたい生き方で生きていくために、気づかないといけないことがある。

そのために病気になっている。

何かを我慢しているよと伝えている、何か気づいてねってメッセージを発している。

何かを我慢しているから、それを浮かび上がらせないようにするために

私たちはお酒を飲んだりジャンクフードなどを食べたり自堕落な快楽を得ることをして

一時的なドーパミンを出して気を紛らわせるたりしている。

それが結果として不健康な体を作るもとになっている。

そう考えるといろいろつながってきますね。

私たちが本来の生きたい生き方をしていないことがフラストレーションになり、不健康な体を作っている。

すべては意識や思考が先、その後に行動と結果がついてきます。

私はそれに思い当たった時、病気になった後や症状が出た後に対処するという西洋医学に対して疑問を抱くようになりました。

病気を根本から治したいし、病気にならない生き方をしたい、させたい、そういう考えになりました。

今日本で主流になっている西洋発祥の医療に対する、薬や手術や放射線なんかでの対症療法は

確かにそれが必要な急性期の患者さんもいらっしゃいます。

交通事故にあったり心臓病や脳梗塞、癌などで今すぐ治療しないと死んでしまうような患者さんに対しては処置が必要です。

しかし、根本から直したいと思った時、西洋医学の考え方だけでは治すことはできないのです。





癒しの力が欲しい




高校時代の同級生で、見えないものを見ることができる友人がいます。

その子は、不思議ちゃんといったふうでもなく、普通の女の子でしたし

なにか人を惹きつける魅力のある子でした。

その友人に連絡をとって、夫が癌になったことを話しました。

そして私は根本から治したい健康的な精神体を作りたいといったことを相談しました。

その友人は高校の時からレイキヒーリングをすることができて

当時柔道部だったわたしは痛めた膝なんかにレイキを当ててもらったり

お世話になっていました。

それが心にずっと残っていて、私もそういうヒーリングがやりたいできるようになりたい

ヒーリングができるようになるにはどうしたらいいのか尋ねました。

レイキを使えるようになるには、アチューンメントといって

レイキと繋がるパイプを開いてもらうことが必要です。

彼女は彼女のお母さんから レイキのアチューメントを受けたそうですが、

わたしは自宅から近いところで、しっかりとレイキの力を持った先生を見つけたいと思い、探すのを手伝ってもらいました。

そしてホームページの写真を見て、この先生はオーラがとても綺麗で強いから良いと思うよと言ってくれた先生のもとで

私はすぐにレイキヒーリングを学び、アチューンメントを受けました。



自己を見つめる



レイキヒーリングは、私にとってとても魅力的なものでした。

人を癒す力を手に入れた。

私は自分が癒しの手を手に入れたと思いました。

それはとても私に力を与えてくれるもので、私はその力に酔いしれていました。

私は次第に西洋医学のもとで働くことが苦痛になり始めました。

もともと身体的にしんどいという苦痛を感じていましたが、

私は私の本当にやりたいことのために時間を使いたいと思うようになりました。

初めてやりたいことをやりたいと思った瞬間でした。

私は30年以上生きてきて、

自分がやりたいことをやってこなかったことに思い当たり、愕然としました。








レイキは、私にとってとても魅力的なヒーリングでしたが、

私はそれだけでは癒せない傷が、私の中にあることを自覚し始めました。

私は、本当はずっと前から、苦しい思いを抱えていることを見て見ぬふりをしてきました。







自分の醜い部分を見つめる苦しさ


幼い頃からずっと「わたしは変」「わたしはわたしが大嫌い」「わたしなんて死ねばいいのに」

そう思いながら生きてきました。

一体いつからそんなこと思い始めたのか、今となってはもう思い出せないけれど

いつの間にか「大嫌い」「●ね」

といったことを一人でいるときに口走るようになっていました。



その場面を想像してみて、

独り言を言っているだけでもちょっと怖いのに

そんな汚い言葉を発している人って

本当に頭がおかしい人だと思いますよね。



でもどうしてもやめられなくて

それが苦しくて、こんな人どこにもいないだろうと思っていたし

誰にも理解してもらえないと思い、誰にも相談できずにいました。


誰もいないときに発せられていたその言葉は、子どもを産んでから もっと頻繁に出てくるようになりました。

きっと体力的にも精神的にも余裕がなくなっていたせいでしょう。

私は自分に向き合う時が来たと感じました。

今までやめたいやめようと思ってもどうにもならなかったので

半ばどうしようもないと諦めていました。

私は意を決してカウンセリングに行きました。心療内科、精神科にも行ったけれど

「あなたはまだ病気になっていないから薬を出すことはできない」と言われただけでした。

私はこんなに辛いのに、心はこんなに苦しいのに、病院は助けてはくれないんだと感じ絶望しました。

何を頼ればいいのかどうすればいいのか答えが見つからず

ただただ苦しい、こんな欠陥人間なんて消えてしまいたいという思いを抱えていました。



レイキヒーリングをすると、過去のトラウマや傷ついた心が浮かび上がってくることがあります。

それは心を癒すにあたって必要な通過儀礼なのだそうですが、

私は少しずつもしかしたら癒されていたのかもしれないけれど

過去の出来事を思い出すことが苦痛で、

自分なんて死ねばいいのにという思いが湧くのもとても辛くて

ずっとずっと苦しいどうしたらいいの誰か助けて・・・

自分ではどうすることもできない思いを抱えて

絶望していました。





心の底、魂からの癒しを学ぶ




私はレイキヒーリングだけでは追いつかない心の傷を抱えている自分を自覚しました。

自覚したからでしょうか、わたしが求めていた情報が入ってきました。

たくさんのスピリチュアルな講座、心理学の講座などがありますが、

目に見えない問題を扱うことなので、偽物や詐欺も多くあると思います。

そしてよくよく吟味して、潜在意識の情報の書き換えを学びました。

レイキから始まり、ヒーリングやスピリチュアルの講座に費やした総額は◯百万という単位です。

でも、わたしが難しいだろうと思っていたことが 簡単に出来るようになることがわかって

わたしは心の底から安堵しました。だってようやく苦しい暗闇から抜け出す一筋の光を見つけたから。

ほっとして、まさにわたしが求めていたものはこれだったんだ。

わたしはここに辿り着くためにこんなに苦しいことを抱えてきたんだと感じました。




ギフト


私はもともと看護師で、

科学的な証拠(エビデンス)があることしか信じないという人間でしたが、

人生につまづき疑問を抱き、自分の頭で考え学ぶうちに、

すべての事は目に見えないものから始まっていて、私たちの意識が全てを作り出している

それが真理であり真実であるという考えに至りました。



わたしがとても生きづらさを感じていたのは

トラウマや過去世の傷ついた感情、カルマやインナーチャイルドといったスピリチュアルな側面の傷を放置していたからでした。

最初から全てを信じていたわけではありませんでした。

でも実際にそれを癒すことで、わたしは劇的に生きやすさを感じられるようになりました。

心の奥深く、潜在意識にあるネガティブな思い込みは

病気を作り出すことにもつながっているし

それを癒すことでわたしや周りの人たちの

身体も心も不調がなくなっていくのを目の当たりにして、確信していきました。





わたしは元々霊感はなく、むしろそういったことを毛嫌いしていたタイプでした。

だからこそ、看護師として培ってきた科学的・論理的な思考とスピリチュアル的な感性との

中立というか、両側面からの視点で考えをお伝えすることができるし、

スピリチュアルは嫌いだけどどうにかしたい問題があるといった方々に寄り添える。


元々霊感がある霊能者さんよりも

「霊感がないけど霊感が欲しい、そういった力を開花させたい」と願っている人たちにも

アドバイスもできると思います。

振り返ると



夫の病気という試練から始まりましたが、わたし自身の生き方はがらりと変わることになりました。

わたしは、夫が病気を克服し元気に今を生きてくれていることにとても感謝し、

夫が病気になることによって私が本当に大切にしていることに気がついたし

これからの人生でやり遂げたいことを見つけることができました。

今となっては全てに感謝しています。

辛かった人生を克服することで叶えたいことがわかる



私はそれまでの自身の人生を見つめ直し、ありのままの自分を大切さにして生きていくことが使命を生きることになるのだと気づきました。



ありのままの自分で生きていくことが、こんなにも心安らかで満たされて、幸せに生きることができると初めて知りました。


私はこの辛かった人生を克服することで、
「こんな私でも幸せになることができた」
という経験を積むことができたんだと思っています。


私はたくさんの人に「今が辛くても幸せになることができるんだよ」という
希望を与えられるようになった。
そのためにあの辛い期間があった。

辛かった過去は乗り越えることによってギフトになります。

ギフトにすることができると、

それがあったから、それを乗り越えることができたから、今の私がある!
と心の底から思えるようになります。

そうすれば、みんな自分の本当に叶えたい人生を生きていくことができるようになります。

私はそんな人たちをたくさん見たい。

みんな自分らしく幸せに生きてほしい。

そのために私は、私が乗り越えてきた知恵や知識や方法をシェアして、
幸せに生きる人を増やすお手伝いをしたい。
それがわたしの人生をかけて叶えたいことです。


最後までお読みいただき、ありがとうございました♡


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