後編。心に嘘をつけなかったわたしが選んだクレイセラピストの道
こんにちは。
ねんどのてらこや©まりこです🌿
前回の投稿の後編で、締めくくりです。
最後に勤めた会社は在籍3年。
転職魔だったわたしにとっては
そこそこ長く勤めた感がありますが
一般的に3年って短いですよね。
（やりきった！と思うとすぐ移っちゃう人なのでw）
未経験で飛び込んだ広告業界は
勤め始めて驚くことばかりで
すべてを書き綴ったら収まらないので
割愛しますが
古い慣習が色濃く残る業界で
（わたしがいた会社の色だったかもしれませんが）
一つの違和感に氣づいてしまってから
違和感の折り詰めのようになっていました。
違和感のお重。
”働き方””生き方”に向き合った時
わたしは自分の心に嘘がつけなくなっていました。
「他者評価で収入や時間をコントロールされたくない」
右も左もわからない業界だけど
手取り足取り教えてくれる先輩もいない
業界用語もちんぷんかんぷん。
スタートアップ企業
そして、超過労働からくるストレス・・・
そして何より
「同じ時間に同じことを繰り返す働き方が自分に合っていない」
要するに雇用される形が合わなくなっていて
大変かもしれないけれど一人で選択・決断して
仕事をしていきたいという氣持ちが
大きくなった頃
「じゃ、何をしたら叶えられる？」
そういう視点で模索し始めたのです。
今は、SNS発信でみんながみんな
起業や副業をしている時代だけれど
その当時はわたしの周りでも
参考になるモデルケースも
少ない時代でした。
（フリーランスの友達もいたけれど、今ほどホットなワードではなかった）
20年以上前からblog書いたり
アフィリエイトやってみたり
ヤフオクで不用品売ったり
そういうお小遣い稼ぎはしていたけれど
なんかもうちょっと実業として
取り組めるスモールビジネスはないのか？
という視点でした。
わたしの器量の無さは前提ですが
（とは言っても数千万円〜億というお金が動くprojectの主要メンバーではありました）
未経験で入った広告業界で奔走し
業界の慣習に納得いかないことが重なり
さらには、3.11が起き仕事も心も
ぐちゃぐちゃになって心が壊れ
「休職か？クビか？」を覚悟し
残業のない業務に戻してもらったことで
時間ができて、ヨガに通ったり
トリートメント受けるために
アロマサロンに通ったり。
ちなみにこれだけ見ると懐に余裕がありそうですよね？
ところがどっこい。この時点で収入は広告業界に入って半年くらいで手取り25万円くらいはいただいていたけれど、当時住んでいた東京の家賃は約10万円。ライフラインにもお金はかかるし＋α、自己投資のために月給を回してほとんど毎月カツカツだったけれど自分で経験することにすべてのお金を回していました。そりゃ、身体にいいとは言えないご飯も食べてたよなぁと。笑
もっと計画的な人間だったら、こんな事態にはなってないけれど、わたしの至らなさが集約されております。笑
そのアロマサロンのオーナーから
アロマセラピーを学んだりしているうちに
「わたしもこの道で何かしたい」という
氣持ちが強くなり
アロマセラピーを仕事にできる可能性を
探り始め、アロマの先生にも色々相談して
「まりこさんは鼻が効くし面白い調合するから
調合師なんて面白いかも」なんて言われたけれど
すでにアロマセラピーサロンは
先駆者たちが溢れていた時代で
後発のわたしが太刀打ちできる氣がしなくて
また、路頭に迷い始めたのです。
でも、きっとこの道（自然療法）で
わたしに合うものがあるはず！
と1年くらいかけてリサーチ。
何の確証もないのに
そう思えたのは直感だけでした。
そして、出会ったのが”CLAY”でした。
正しく言うと”クレイセラピー”でした。
アロマの勉強したので
CLAYの存在はもちろん知っていたけれど
「泥パックがセラピーになるの？？？」
という興味心から検索を開始。
2013年時点ではクレイセラピーを発信する人は
指折り数える程度だったし
ググってもヒットするのは粘土鉱物の
研究論文ばかり・・・。
分子記号や化学式がちんぷんかんぷんの
わたしは1つの論文を読むだけでも
何十時間もかかりました。
でも、最初に手に取った福島麻紀子さんの著書
（この著書は2009年に発行されていますが、15年ほど前に書かれたものとは思えないほど、これを超えるNo.1理論はないかも）
を手がかりにいろんなキーワードで調べたことで
”放射性物質のデトックスに有益”だという情報。
3.11後の日本だったことも重なり
これがわたしの確信に繋がったのです。
今思えば、この可能性に辿り着かなかったら
クレイセラピストで独立しようとは
思わなかったかもしれません。
そのくらい、脳天ぶち抜かれた氣がしたのです。
今でも忘れませんが
この情報を会社の業務の合間に
コソコソ検索していたのですが
様々な論文から見つけ出した時
もう、迷いはなくなっていました。
”クレイセラピーを伝えたい！”
と魂からの叫びが勝（まさ）った。
大げさかもしれませんが
居てもたっても居られなくなり
すぐ勉強を始めるために
いくつか資料請求し
週末の休みには
体験レッスン・セミナーに参加し
下調べをして師事する先生を探し
忙しい広告業界の仕事をこなしながら
週末は講座と実験、レポートに
追われる日々が始まりました。
もうこの時点では
自分の心が感じたままに行動していたので
忙しさなんて1mmも感じていなかったし
休みなんていらなかったし
変わらず飲みにも行ってた。笑
とにかく早く知識を身につけ現場に出たい！
という氣持ちしかなかったので
受験勉強のために出勤前に始発で出て
コーヒーショップで毎日勉強していました。
（夜中、いや朝方まで飲んでいた生活は一変。笑）
それが、2013年、11月。
そう10年前の今です。
あの時の根拠のない自信と
読めもしない論文を必死に読み漁って
一人でワクワクしていた氣持ちだけが
わたしをここまで連れてきてくれました。
今は、ググったら
SNSをパトロールしたら
CLAYの情報は見つけやすくなったし
”怪しい”とか”なにそれ？”と
言われることはだいぶ減ったと思います。
でも、10年前、クレイセラピストという道を
掴もうと何振り構わず行動した根底にあったのは
「心に生まれた違和感」を見過ごさず
「自分にもできるかも！？」
琴線に触れた根拠のない自信に
素直になっただけ。
心に嘘をつけなくなっていたわたしが
掴んだクレイセラピストという道。
もがきながら10年やってきたけれど
10年経った今だから思うのは
10年前の自分にありがとう。
そして、
「でかした！」
ビジネスチャンスの話もするし
わたしもチャンスを掴むために
脳内フル回転させる人間ですが
10年前の決断がなかったら
これまで出会った生徒さんや
CLAY CAFE SHIPの仲間に出会えていない。
みんなの存在があるから
この10年間を
それ以前のわたしを肯定できるから
すべてに感謝しながら・・・
でかしたぞ！わたし！
と思いつつ、心に嘘をつかなった
ことが未来を迎えに行けた。
こんな根無し草のようなのに
熱苦しいわたしと一緒にCLAYを届けていきませんか？
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