
InstagramBackNumber Vol.1 2020
思い返すともう5年前なんですね。
これは私がフリーランスになる前、
式場でのプランナー時代のお話。
そうです。2020年。
コロナによって結婚式が悪者になったあの時期。
沢山の花嫁さんと悩み、苦しみ、もがきながら、
それでも信じて立ち向かった日々。今となると
懐かしく、そして愛おしく思い出します。
私が会社を辞めて独立したのは
最後の記事の半年後。
この時期が私の背中を押してくれました。
marico weddingのエピソードゼロ。
あの時の気持ちを残しておきたくてnoteに当時のInstagramで綴っていた言葉たちをまとめます。

2020.4.10
止まない雨はない
明けない夜もない
人生100年一緒にいるふたりなら
これから先ずっと一緒にいる中の
1年や2年、絶対大切にできる
私の仕事は変わらない
あなたに寄り添って
たまに先を歩いたり
隣に立って笑い泣き
ときには後ろから大丈夫と背中を押す
ただ最高の結婚式をつくること
今私たちは目に見えないものと
戦っているけれど
私たちが仕事にしている
愛も目に見えないんだよね
誰かが昔歌ってた
信じることさ
必ず最後に愛は勝つ
毎日あなたを全力で応援しています
2020.5.8
人生の応援団
今までもこれからも
ふたりを応援し
ふたりが応援する
みんながあつまる1日
結婚式の日が遠ざかっても
必ずその日はくる
その日がくれば
この日があって良かったと
何度も何度も噛み締める
結婚式って一生モノ
結婚式は奪われない
あなたのその日を
みんなが待ってくれている
拍手の音は
どれくらい大きいだろう
みんなの笑顔は
どれくらい輝くだろう
あなたの涙は
どれくらいあたたかいだろう
大丈夫。結婚式は逃げない。
信じて毎日笑っていよう。
信じられなくても大丈夫。
私が絶対に諦めないから。
結婚式って、だから好き。

2020.6.14
今の想いを綴ります
結婚式が当たり前に出来なくなって
約3カ月が経とうとしています
いかに自分が結婚式が大好きなのかを
自分の人生にとってどれほど大切なものかを
ぶん殴られるみたいに思い知らされた時間です
私はこれがはじめてではなく
結婚式がやりたくてもできない日々を
経験しています
でも世界中の花嫁が同じ気持ちになるのははじめて
あたまでは理解できても
こころが追いつかないよね
仕方ないけど
悔しいよね
わたしもおんなじ気持ち
本当におんなじ気持ち
信じて欲しい
あなたが迎えるその日の拍手は
これまでと違う
大きさと優しさで
その日の空も風も涙も笑顔も
一生の宝物になる
わたしの大切なあなたへ
一緒にその日を迎えにいこう
だから
ハッピーエンドよ
そこで待っていろ
私はあなたのハッピーエンドとその続きを
ずっとずっと応援してるから
わたしはいつでも準備できてる
あなたのタイミングで大丈夫
一緒にその日を迎えにいこう
どうか隣にいてくれる愛しい人を大切にして
あなたの毎日が幸せでありますように。
#結婚式ってだから好き

2020.9.16
次の物語がはじまる前に
わたしの想いを綴ります
次の物語は私が
5ヶ月ぶりにお手伝いした結婚式でした
この数ヶ月
悩んだり
泣いたり
不安でいっぱいだったり
苛立ったり
途方にくれて
想い描いていた未来が
遠くなってしまったり
何度も何度も
話し合い
向き合い
絆を深め
その全ての感情に
その全ての想いに
勇敢に立ち向かってきた
みんなに贈る物語
その日の朝
結婚式におかえりって
抱きしめた
その気持ちを
私はずっとわすれない
自分の人生
何を喜びとし
何を幸せとするか
自分で決めることが
何より大切で
あなたが選んだことを
正解にするために私が
ここに存在している
何が起こるかわからないのが人生
その中でどう生きるかを
決めるのは自分自身
だから人生は美しいし
だからあなたは美しい
結婚式に
おかえりって抱きしめた
あの日の物語を贈ります
結婚式って、だから好き。
今想うこと
私はこの期間意地でも「コロナ」という言葉を使わなかった。
使いたくなかった。花嫁さんが傷つく単語は残したくなかった。
それは自分の中だけの変なこだわりだったけど
とても大切なことに思えた。
あの時期
終わりが見えない不安定な状況の中で
私の花嫁さんは
誰一人「結婚式」を諦めなかった。
つらかったことも知っている
苦しかったことも知っている
痛いくらいにわかっている
時間がかかった
全てを解決できたわけではなかった。
でも
#marico花嫁が誰一人結婚式を諦めずに
私と一緒にその日を迎えてくれた。
これは私の誇りであり
感謝してもし尽せない宝物の想い出たち。
私も苦しかったよ
とってもとってもしんどかった
大好きなひとが泣いている
どうすれば良いのって苦しんでいる
自分の無力さに殴られて
プランナーってなんだ?結婚式ってなんだ?って
考えに考えた
この時期を一緒に乗り越えてくれた
勇敢な花嫁さんたちのおかげで
今の私がいるのは間違いない
あのとき目の前のあなたを励ましたいだけで
綴った言葉たち
でもね、私があなたにどんなに励ましてもらったか
どんなに支えていただいたか
そして今も変わらず応援して下さることに改めて
感謝を贈りたい。
背中を押してくれてありがとう。
プランナーで居続けたいと思わせてくれてありがとう。
まぎれもなくあなたのおかげです
コロナを一緒に乗り越えてくれた花嫁さん、
そして新郎さんたち
5年も経ってしまったけれど
本当に本当にありがとうございました。
そしてこれからもずっと応援してください。
私もあの時と変わらず、
あなたの人生をずっと全力で応援しています。
2025.2.11
#結婚式ってだから好き
marico wedding