チャット占い__6_

ステキなチャット占い師になるために必要なこと。

今年もUranow(ウラナーウ)、ウラナッテともにステキな占い師が続々と登場しました。今、キラキラな占い師が最初からキラキラだったわけじゃなく、各自努力を重ねていったうえで現在の姿があるのです。

各サービスとも、初回はサンプル鑑定を通してこちらでチェックをしていますが、その段階では実はあまり差がなかったのに、3カ月後に大きく差がついてしまうというのが現状です。

キラキラな占い師とそうでない占い師との差は、どこにあるのかを今回は紹介していきます。

■相手の話を聞かない人はダメ!

まずキラキラな占い師の多くは、相手の話をよく聞き、理解しようとする占い師が多いです。これはサンプル鑑定時にも言えますが、私が伝えたポイントをすぐに実践できる人とできない人に分かれます。

「対面ではうまくいくんだけど、チャットではうまくいかなくて・・・」といったコメントをする占い師もいますが、間違いなく対面も同じ状態で、お客様と話がかみ合っていないことが多いと感じます。

お客様は占い師の説法を聞きに来たわけじゃない。

まずはこれを理解しましょう。

基本はお客様が知りたいことが何なのか?

これを理解したうえで、適切な解答を伝えていかなければなりません。

たとえば、結婚できますか?との問いに

あなたは双子座で、今は・・・みたいな伝え方をする人がいます。これじゃダメなんですね。ラーメン頼んでカレーが来たら、誰だって激おこです。占い師Lv.1の初心者がよくやってしまいますが、話を聞いてそれに対する答えをすべきで、最初の答えを伝えた後に説明するといったようにしないとダメなんです。

もちろんタイプから解答に持っていく鑑定スタイルもありますが、それは鑑定の流れがきちんと組めている人のやり方で、そこまで至らない場合はそれやっちゃうとトラブルになります。

■鑑定スタイルや流れって何?

ベテランになってくると、どんな相談が来ても同じように鑑定を進めます。20分なら20分、30分なら30分という話の流れがすでに長年の経験で作られていて、スムーズに鑑定を進めていくんです。だから、途中で話す内容がなくなるなんてことがありません。

スタイルが出来上がっていないと、途中で会話が止まるような事態も起こります。「他に聞きたいことないですか?」とクロージングワードを発して、即終了になってしまうのです。

恋愛でも、結婚でも、仕事でも、家庭の話でも、進め方は本来変わらないはずで、相手に聞く(質問)ものが決まっています。

それは対面でもチャットでも電話でも同じこと。それができていない占い師は現場に行ってベテラン占い師の鑑定を受けるとそれが理解でき、コツを掴めるはずです。

■占いをどこで学べる?

マリーシェル占い館でといいたいところですが、お店が東京にしかありませんので、地元の占い館でいいんですけども。見た目が高年齢の方だからといって、実際の占い師歴は案外だったりしますので、そこは見極めが大事です。そして、占術では四柱推命や西洋占星術、タロット、気学などの占いに関するものにすること。スピリチュアル系でセッションなどと呼ばれるものは、流れがオーソドックスでなかったりするので、参考にならないことがあるのと。(スピ系の人ならいいけれど)また、店舗出している店で、霊感・霊視を謳うところは、まともではないところが多いと思います。理由としては、近年催事でもスピリチュアル系排除で、霊感とか霊視はダメという禁止事項になっているわけで、その潮流に反してやってるのは?ということです。商業施設では、まず契約不可となるはずで、弊社の店舗ではこちらから禁止事項として挙げています。ネットでは需要はあるのは確かですが、あえてそこで勉強しなくてもいいわけで。

ウラナッテ、ウラナーウの占い師の方なら、この占い師に観てもらいたいけども大丈夫か?と連絡もらえれば、こちらで確認してみますから、いつでもご相談ください。こちら側にアドバイスを求められた際によく挙がるのが、プロフィールについての内容です。身の丈に合わない内容にしないと困るのは自分になるんです。

■占い師のプロフの課題

ある程度活動していくと分かるのですが、自分のところに集まるお客様がみんな何だか似てると気付くことがあります。占い師によって、集まる客層が異なるということですが、これは自分と同じような客が引き寄せられるということと、もうひとつは好みのプロフが引き付けるということで起こると考えています。

基本的にはありのままに書いたプロフなら、前者の自分の身の丈にあった客が集まりやすくなります。だけども盛ってしまうと、変な客ばかりしか来ないという状況を自ら作り出してしまうことがあるんです。

キラキラ占い師は、基本的にあまり盛ってないです。それでも客が来るから、盛る必要がないことに気付くんですね。

■キラキラ占い師だけが知ってる事実

Twitterやインスタなどを利用する占い師も増えていますが、キラキラ占い師は占い以外に関心あるユーザーに向けての発信を意識していたりします。数多くお客様と接し、「良かったらTwitterフォローしてね」という言葉をかけますが、そこで挙がってくる反応で”占い師のフォローはちょっと・・・”という話があります。

そもそもユーザーが占い師に相談してることをあまり知られたくないという気持ちがあるのと、もうひとつは気持ち悪いイメージがあるということ。

ネット上で占いの宣伝で結構過激な文言が入ったりして、その印象があるのと、投稿や発信内容がたしかにそう思われるのもあるからでしょう。

だからキラキラ占い師は、そうした投稿にならないように投稿や発信をしていたりしますし、そういったイメージのものをフォローしないということを徹底していたりします。こうしたことだけで12%程度反応率が変わったというデータもあり、積み重ねると月で10件以上依頼数が増えるということも起こっていたりするのです。

SNS使っている占い師で意見が分かれるものが、DMの使い方ですので、そちらについて解説していきます。

■多くのリピーターを抱える占い師のDMの使い方

SNSは個人と企業で使い方が異なります。企業では、DMを問合せ窓口に使うのは論外ってことが一般的でしょう。SNS上のあいさつなどのやりとりで利用することがあっても、自社の商品やサービス問い合わせをそこで受け付けると窓口業務が混乱を招いてしまうからです。でも個人占い師の場合は、自分だけで受付るわけですから、とくにDM窓口でも混乱することはないですし、かえって便利だったりします。

だから、問い合わせでDMを利用する占い師も多く、ユーザー側もそこに鑑定相談連絡を入れたりします。WEB占いサービスに所属する占い師が、そこに連絡してきたWEBサービスのユーザーを個人で受けつけるといったこともあるでしょう。これがいい悪いはここでは触れませんが、リピーターを多く抱えるキラキラ占い師はほぼほぼ同じ対応をしています。

それは、所属するWEBサービスのお客と自分のサイトや店の客で分けるということ。DMではいつサービスに待機するという連絡や所属するWEBサービス上の予約を受け付け、問題になりやすいいわゆる個人受けはしないのです。

弊社の占い館でも、占い師さんからDMでお店の予約入りました!と連絡をくれる占い師がいます。30年以上占いをやってる占い師さんも、同じように自分のお店と所属先経由で客を分けています。

お互いの信頼関係にも影響するというのもありますが、ネット経由のお客様との支払問題が昔からあって、個人占い師で料金をとりっぱぐれた被害にあった人が結構いて、そうしたことに対応するのが嫌だというのもあるようです。特にそこそこ人気になってきた占い師がこうした被害に遭う確率が高く、被害金額では30万円以上という占い師も結構な数いたりします。本来サービスの窓口で予約すべきなのに、直接来たのはリスクがあるとリピーターを多く抱える占い師は思う傾向にあるようです。

■リピーター率NO1な占い師はどんな占いをチャットでするの?

ユーザーレビューを見ると、その占い師のレベルがはっきりとでます。そのレビューにおいて異才を放つ、ある占い師がどんなチャット占いをしているのか、それを最後に紹介します。

多くの占い師は、対面とチャットは違うとか、電話とチャットでも全然違うという認識を持ちますが、TOP占い師に限ってはそれがありません。”ありません”という表現は正しくないですね、感じさせないといった方が良いでしょう。

弊社は毎日チャット鑑定の全鑑定のデータから問題のあるような鑑定が行われていないかをチェックしています。ユーザーレビューからチョイスしたいくつかの鑑定はさらに細かくチェックしていますが。そこからある時日が分かります。

チャット鑑定をしているのに、
そこに書かれたお客様とのやり取りから、対面で鑑定してるイメージが自然と頭に浮かぶ

ということ。

つまり、対面鑑定を聞いてるような感じになっているんです。チャット鑑定が。そして電話鑑定でも同じです。

テキストのやり取りだけで、そこまで対面鑑定を再現するというか、イメージさせるというのは、最初見た時はとても驚きました。

他の占い師と決定的な違いは、会話が楽しい、言葉に気持ちが乗っていて、心に届くということじゃないかと私は思います。

多くの占い師は、チャット占いだとポイントを意識します。できるだけ短めに。そういう意識が働き、それはお客様のためと思ってやっていることなんだけども、それが行き過ぎると、届ける言葉がシンプルになり過ぎて、せっかく届けたい気持ちが届かないんです。

鑑定で大事なのは、お客様からの評価じゃない。
お客様のことをどれだけ思い、鑑定するかってことではないですか?

想いを伝えようとすれば、それが伝わるような文章にしようとするし、その場合は表現がシンプルにならないこともあります。つまり文字数が多くなり、時間もかかる。

そして、他から借りてきた言葉を送っても、そのメッセージは響かない。右から左へ流れてしまうようになるんです。だから、自分らしく。アナ雪じゃないですけども、”ありのままの自分”鑑定で進めるってのが、自分もやりやすいですし、結果お客様も満足する鑑定になるんだと思います。

1鑑定で1000Pとかにはほぼほぼならず、7000Pとか10000Pとか結構高額な鑑定になるんですが、そこで文字数稼ぎだ!なんて声も一切入っておらず、逆に大満足というレビューが並びます。

だから対面で評価の高い占い師は、チャット占いも余計なことを考えずにやれば、きっと同じようになると思います。

駆け出しの占い師の場合は、苦戦ですでしょう。これまでに書いたように基礎がしっかりしていないわけだから。でも苦戦は誰もが経験するもので、対面でもチャットでも、自分らしい鑑定という意識で進めていくことで、そこから得るものは大きいと思うんです。

■最後にマリーシェルからのメッセージ

今いるキラキラな占い師は、最初からキラキラだったわけじゃなく、お客様がそうした占い師を育ててくれたんです。自分の中でブレない芯さえあれば、占いの実践を通して、どんどん成長していけるはずです。

ウラナーウもウラナッテも、レビューは消さないが基本です。(悪質な嫌がらせを除き)このお客様が鑑定を受けて抱いた気持ちをまず誠実に受け止められないと、誰にも受け入れられない自己中な占い師が生まれてしまいます。

自分が良いと思うものが、他人に受け入れられるとは限りません。だから、良かれと思うことが、逆の結果を生むことだってあります。そういった機会でただただ嫌な経験したと思うか、今度は別のアプローチを試してみようと思うか。そういったところで、占い師として得られる経験に大きな差が生まれ、その積み重ねが今につながってくるんです。

誰だって失敗は嫌だと思う。でも、そこに向き合わない限り、同じ失敗をしてしまうことになるだろうし、そうした失敗を認めるというのは、後々、心の強さに変わってくるはずです。最近よく”心ある占い師”という言葉を書くことが多いのですが、まず心があることが大事で、その後はこの心の強さが大事になるんです。心の強さが足りないと、誰かの話に共感した時に流されてしまい、本来の自分を見失うことにもつながるからです。許容する・受け入れるというのは、弱さみたいに思う人もいるでしょうが、今の自分を受け入れる、素直に声を受け入れるという行為はほんとに強い人間だからこそできることです。

占い師の中には、心の病気をしていた方やLGBTの方なども多くいらっしゃり、バランス感覚を取るのが難しいと感じる方もいらっしゃいます。でも、これまでマリーシェルではそうした理由で、受け入れを拒否したことはなく、その人の心を感じて判断していました。たしかにバランスは他の人よりも崩れるかもしれない。けれど周囲が支えれば、心の強さを手にすることができると思うから。

占いニュースで、まるっとさん占いでも2020年の話が出ていましたが、そこで改めて思うことは、正しいことをしていかないと結果自分が傷つくと思うんです。他人を傷つけるとか陥れるとか、そういう後ろ向きなことをしていても、誰も幸せになることはない。そうしたところからなる自己満じゃ、幸せは得られないと私は思いますね。

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占いの会社マリーシェル 代表 鯉沼寿慈
チャット占いUranow(ウラナーウ)、電話とチャットでウラナッテの占い師管理、マリーシェル占い館の運営を行っています。