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夜中にトイレに行けるようになったあの日(ホメオパシー体験)

ホメオパシーについては、その効果や考え方に賛否両論がありますが、ここに記すのはあくまで「自然療法好きの一個人による体験談」です。ホメオパシーとは?については文末に引用を載せています。

ホメオパシーとの出会い

私が「ホメオパシー」という言葉を初めて知ったのは12年前、長女の出産でお世話になった助産院でのことでした。

妊娠8ヶ月で夫の転勤が決まり(転勤族)、急遽里帰り出産をすることになり、転院先を探す中で出会ったのが助産院でした。

そもそも「助産院」という存在すら知らず、「自然なお産」など考えたこともなく、近所の有名病院で出産することを良しとしていた私、当時29歳。

いくつもの医療機関に問い合わせる中、唯一気持ちの良い応対をしてくれたのが、実家近くの助産院でした。訪れてみると、素敵な普通の一軒家。温かい雰囲気のトイレが印象的でした。

そこで思い出しました――自分が夜中にトイレに行くのが苦手だということを。特に病院ではなおさら・・・

出産場所の決め手となるほどに、夜中のトイレが苦手だった私、当時29歳(恥)。

こうして、助産院で無事出産。

産後しばらくして、私は軽い産後うつのような状態になりました。毎日、午後の決まった時間になると、パニックに襲われ、理由もなく涙が流れる日が続きました。

勇気を出して助産院に相談したところ、「気休め程度だけど」と、母子関係がテーマのホメオパシーのレメディ(砂糖玉)を渡してくれました。

これが、私とホメオパシーとの最初の出会いでした。

レメディが効いたのか、産後のホルモンバランスが落ち着いたのか、産後うつのような症状は和らいでいきました。

産褥期を実家で過ごした後、夫の新任地である札幌へ合流しました。

ホメオパシーを学び始める

初めての雪国で、冬の肌トラブルに悩んだ私は、ホメオパシーのことを思い出しました。

ホメオパシーについて知りたくなり、赤ちゃん連れでセルフケア講座を受講したり、ホメオパシーのプロ「ホメオパス」に相談して処方を受けたりしました。今も時々利用する「波動調整機」と初めて出会ったのもその時です。

レメディをとった晩の夢

ホメオパスさんに高希釈度(精神への作用が強い)のレメディを2日分処方されたことがありました。それを摂取して眠りについたところ、二晩続けてトイレに関連した奇妙な夢を見ました。

※ホメオパシーのレメディは希釈度合いが重要です。当時(2010年ごろ)は、希釈度が高い(原物質が限りなく薄い)レメディが処方される傾向がありました。現在では希釈度の高いレメディの処方はあまり好まれません。

特に二晩目は、懐かしのテレビ番組『ウゴウゴルーガ』の1コーナー「プリプリ博士」そっくりな夢でした。(大真面目ですよ!)

その夢は、まさにこんな風に「流れる」夢で、夜中のトイレへの恐怖も一緒に流れてしまったのか、気づけば夜中にトイレに行けるようになっていました。

私にとってのホメオパシー

ホメオパシーには、「プラシーボ効果」や「科学的根拠が乏しい」といった批判的な意見も多くあります。しかし、私自身は、上記のように精神面で助けられたと思っていて、それが私にとっての真実です。夜中にトイレに行けるって大事なことですから笑。

また、ホメオパシーのセルフケア講座で、「原因を(ウイルスや菌など)自分の外に求めない」という考え方を初めて知り、共感するようになりました。講座では、ホメオパシーに関する知識だけでなく、体の仕組み、食・社会・心と健康のつながりなど、多くを学ぶことができました。

今回はここまでにします。さらっと触れた「プチ産後うつ体験」については、また改めて書ければと思っています。

以下、ホメオパシーとは何か?を帯津三敬塾クリニックのホームページから引用しました。興味のある方は、リンク先でより詳しくお読みになってください。

ホメオパシーとは?

ホメオパシーは、今から200年以上前にドイツ人医師サミュエル・ハーネマンによって体系化された医療です。私たちが本来持っている自然治癒力、自己治癒過程に働きかけ病気からの回復を手助けします。現代医療の薬のように症状を抑えこんだり(抗うつ薬、抗アレルギー薬など “抗”という名の薬)、取り除いたりする治療ではありません。
ある症状を引き起こす物質は、同じ症状を持つ病気の治療に効果があるという“類似の原則”が基本です。たとえば、不眠で悩んでいる人にカフェインを含んだコーヒーから作られるホメオパシーの薬(レメディ)で不眠の治療をします。病気の人の症状全体をひとつのパターンとしてとらえ、それにもっとも類似しているパターンを持つレメディによって、その人の持つ自然治癒力に刺激を与えると考えられています。
現在、世界の80カ国以上で用いられているホメオパシ―はヨーロッパでは約30%の人がヘルスケアとして利用してます。(略)

レメディとは
レメディは現在では3000種類以上あります。その原材料の約65%が植物由来でそのほか動物、鉱物などです。
世界中の薬局などで売られているレメディの多くは物質のあるレベルですが、治療として用いるレメディには化学的な反応を引き起こす分子が存在しないレベルまで希釈されているものもあります。超希釈された液の浸み込んだショ糖の粒を用いるので、一分子も含まれてないのでは、ただの水ではないか、それがどうして効くのかと、誰でも疑問に思います。
これには連続的に薄める毎にバイブレーション(振とう)がおこなわれ、エネルギー的な変化として考えられています。超希釈によって薬剤の化学的物質性ではなく、薬剤の情報あるいはその物理的エネルギーが残り、それが身体のエネルギーと共鳴し反応がおこる。(中略)レメディの中には、トリカブトや砒素(ヒ素)のように、一般的に毒薬と見なされているものもありますが、身体の害のないレベルまで希釈されていることから問題はありません。

(2025年1月加筆修正)

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