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あのマスクのその後


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もうすっかり懐かしい、このマスク

初めての草木染め

2020年6月、好奇心でこの白いキャンバスに、草木の色を乗せてみることにしました。

◎庭に生える食用菊の葉
◎近所で摘んだよもぎ
◎ご近所の軒先の枇杷の葉
◎ジュース用に煮出した赤紫蘇
触媒はいずれもミョウバン

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食用菊の葉/ヨモギ/どくだみ
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枇杷
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赤紫蘇


マスクのリメイク

裁縫は嫌いですが、YouTube見ながら形もリメイクしてみました

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上が食用菊の葉/下がヨモギの葉
作り方が違うのでサイズが違います
菊の葉で染めたものは形が気に入ってヘビロテしてます

身近な植物をあれこれ煮出してみましたが、色は地味でも、ヨモギなど、薬効のある植物を煮出す際に立ち込める香りと蒸気の心地よさは格別です。
ヨモギ蒸しの経験のある人ならわかると思います。

今は手染めのものなど稀ですが、台所染色に挑戦してみて、手間がかかること、職人の技であること、はじめて知りました。

天然の染料は環境への負荷は軽いでしょうし、薬効のある植物で染められた布を身に纏うことで、肌から成分を取り入れることもできますね。

染色というのは本来、ただ色を染めるだけではなく、「癒し」をももたらす、植物の恩恵を丸ごと受ける行為なのかもしれません。


いのちのころも

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余談ですが、これはお勧めしてもらって日頃使うようになった下着です。(写真はパンフレットから)
薬草の調合はアーユルベーダの理論に基づいたもので、身につける人が健康に幸せになりますように、という祈りのプロセスも経て、染められたものとのことです。
祈りまで含まれているんだなぁと思うと感慨深いです。

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マスク→ストール

さて、ひと世帯の配布数+学校で子どもの人数×2の配布+私がマスクを染めていると知った人からの寄付で、予想以上に我が家にはそのマスクが集まりました。

裁縫好きではないので、もうマスクはリメイクも面倒になり、開いたガーゼ生地でストール的なものを作ってみたのですが、頑張った割にパッとせず、使わないままに半年以上ねかせることになります。

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ちなみにこれでマスク4枚分


マスク→枕

さてさて、以前から息子の枕の高さが合わず、枕の中のビーズの量はそのままに、枕の面積を広くして、高さを低く調整したいと思っていました。

どうやって枕の面積を広くするか・・・思い出したのは上記のお蔵入り赤紫蘇×枇杷染めストール。

写真の裏側でお見せできませんが、半年の時を経て、赤紫蘇はすっかり褪色してしまいました。(赤紫蘇は染めに使うのは勿体無いからジュースで飲むべし)

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かくしてアベノマスク4つは、息子の枕となりました。

実に創造性を刺激するマスクですね・・・。


枕について・・・オステオパシーの先生情報では、枕の高さが合わない(高い)ことで首まわりの骨格のズレにつながることもあるようで、放っておくと睡眠時無呼吸症候群につながりかねないとのこと。その症状に悩んでる方、睡眠外来の他に、オステオパシーやカイロプラクティックも検討してみてもいいかもしれません。施術はソフトなところが良いと思います。

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