2008.01.11 『考える』を考える
檜垣ブログ
選手を育成する中で「ドリブル」はすごく大事なポイントになる。
基礎技術で「トラップとキック」は一番大切だけど、ボールを奪われないためのボールコントロール(ドリブル)は、その前に覚えておかなければいけない。
ドリブルは、ただ前に進むだけがドリブルではない。ドリブルとは、先ず、ボールを取られない、ボールをキープするためのコントロールでもある。ボールキープができているからこそ、そこから仕掛けることも蹴ることもできる。
どの年代であろうが、どのポジションであろうが、ドリブルの意識は大切。そして、そのドリブルは自分のボールを取られないためにあるということをしっかり意識しなければいけない。
ドリブルができる選手は蹴ることを覚えることはできるけど、蹴ることばかりの選手はドリブルを覚えることは難しい。ドリブル=ボールを扱う技術がしっかり出来ていれば、キックの技術は覚えやすい。
今日の紅白戦
審判しながら久々に大声で叫びまくった�
「焦るな!」
「ボール失うな!」
「前見ろ!」
どれも当たり前のことなのに、まだまだ全然できていない�
一番の原因は『見る』ってことができてないから
いつも首振って、周りの状況を見て、たくさんの情報を得ていれば、良い判断・早い判断ができる�
「見ろ!見ろ!見ろ!」
練習中、何度も何度も叫ぶ�
意識してやってる?自分の頭で考えてる?
うちの連中、ある程度のスキルは持ってる
でも自分たちでそのスキルを殺しちゃってる…「考える力」が致命的に少なすぎるから�
ボールを受けた時、焦ったりボールを失ったりしないためには何が必要なのか考えてほしい�
ゲーム中、自分でボールを失う回数が減れば減るほど、どんどんサッカーが楽しくなっていくんだよ�
そのためにも、もっと自分自身の頭で考えてくれよ�
まずは…
『考える』ってことが何なのかを考えろ�