2012.09.07 大丈夫!
中学生は自主練の日。
自主的に集まった約20人がゲームをやっていた。
10分ほど何も言わず観戦。
上手い、下手。
できる、できない。
おもしろい、おもしろくない。
見方はいろいろあるけれど…
「こいつらなら大丈夫!」
そう確信できる雰囲気が、そこにはあった。
真剣な目。
挑戦する気持ち。
戦う姿勢。
海外の子どもたちがストリートサッカーに興じる姿と何も変わらない。
明八流ストリートサッカー?
全員が楽しそうだった。
「あの子たち、絶対上手くなりますよ。ほんと一生懸命やってる。今は、もちろんJの子たちより劣っているけど、必ずひっくり返りますよ。絶対ひっくり返る!」
先月クリニックしてくれた石田博行選手の言葉が頭に浮かぶ。
いつも同じ光景を見ている。
遊びも練習も。
練習試合も大会も。
自主練も部活も。
指導者がいてもいなくても。
この中学生たちは、自分がやりたいことに挑戦する姿勢がまったく変わらない、ブレない。
追求する人間が増えてきた証。
いつも一生懸命。
こいつらは上手くなる。
絶対に強くなる。
必ず勝てる時が来る。
自称(笑)世界で一番の明八中学サポーターOMAがそう信じているから。
絶対大丈夫!
明光サッカースクール
毛塚さん blog
ブラジルサッカーの日常の風景だ。
町の中、コンクリートのフットサルコートで裸足でサッカーをする子供達。
彼等は、生まれた瞬間からサッカーと共に一生を生きていく。
歩けるようになると同時にボールを蹴り始め、年を取り自分の力で立てなくなるまでサッカーを続ける。
昔ブラジルのサンパウロ市内のイビラプエラ公園で、毎日ずっと一人でリフティングをしたり、体を鍛えている老人に出会った事がある。
話を聞くと彼は80歳位で、もともとはプロのサッカー選手だった。
そして引退した後も毎日欠かさず、トレーニングを続けているのだという。
鍛える理由は、一日でも長くサッカーが出来るように。。
日本ではあり得ない話だと思うが、100年以上のサッカーの歴史を持つブラジルではそれがごく普通の日常だ。
新潟FFC
井田勝太郎さん blog
【チームの空気、雰囲気そして文化】
練習時間より早くグランドに着いて1人で黙々とボールに触る。
それがアップの代わりでも、自分の課題でも、単にボールと戯れるだけでも構わない。
練習終了後もグランドに残って1人黙々とボールを触る。
あるいは誰かを捕まえて1対1をやったり、4人いたらミニゲームをしたり...良いチームにはそういう空気がある。
強かったり、伝統があったり、良い選手が輩出されるようなチームにはそういう文化がある。
もちろんサッカーだけではない。
挨拶、整理整頓、身だしなみ...当たり前のことが当たり前にできて普通。
そのうえでサッカーを最大限楽しむ。
強いチーム、勝つチーム、良いチーム、良い選手が出るチーム。
すべてに理由がある。
なぜそれをやるのか?
それにどんな意味があるのか?
それを理解したうえで行動できているか?
細部を1つ1つ徹底することでしか文化は醸成され得ない。
ストリートサッカーをずっと続いているとあらゆるトリックに挑戦したくなる。
何時間もプレーしていると何回失敗しても気にならなくなるんだ。
僕はできる限り長くボールを持って、いくつものテクニックを試していたよ。
(ロナウジーニョ)
熱病フットボーラー OMA