2013.10.03 強いチームが凄いんじゃなくて
今日、久しぶりにエドゥファミリーの仲間から電話が。
「OMAさ~ん、静学行ったんですよね?どんな練習してました?」
「どうした急に?リフティング、ドリブル、1vs1、ミニゲームぐらいしか見てないよ」
「いやぁ、やっぱ原点に戻ろうかなって」
「原点って?」
「チームも大事だけど、やっぱり個人じゃないかって改めて思ったんスよ」
彼のチーム、創立当初はドリブルばかり練習していたが、ここ数年はチームプレーに重きを置き、J下部ともそこそこ戦えるようになっている。
が…
「バルサとか見てても凄いけど、強いチームが凄いんじゃなくて、そこにいる選手が凄いんじゃないかって。やっぱ原点は個人ですよね」と。
割合の問題だが、リフティングやドリブルの練習を増やすと決めたらしい。
「中学生のうちにおまえを超えるぐらいの選手を育てればいいだけの話でしょ?(笑)そしたら、どこの高校行ってもスーパーだよ」。
彼は、エドゥも認めるほどの左足を持つテクニシャン。
良い手本があれば、選手は育つ。
連絡ありがとう!
お互い頑張ろう!!
明光サッカースクール
毛塚さん blog
「ボールを持つ」
全ての技術に繋がるサッカーの基礎の部分である感覚。
この技術を具体的に伝える事ができる指導者はほとんど居ない。
なぜなら、自分がその感覚を知らないから。
自分に出来ない事を、人に伝える事は絶対に出来ないからだ。
そうすると、それがサッカーにおいてどれほど重要な事なのか気付かないままの指導者や選手が多くなる。
「ボールを持てる」「ボールを持てない」という違いがどこにあるのか。
「ボールを持てる技術」「ボールを持つ感覚」がどういうものなのか。
ボールを持てるようになると、自分のプレーにどんな変化が起きるのか。
ボールを持つという感覚を知らなければ、そこに繋げる為の技術の大切さは絶対に理解出来ないだろう。
「意味のある技術」と「意味の無い技術」の差も理解できない。
こういった事は、ブラジルやサッカー先進国の選手達は物心が付いた時に気付いているが、これはサッカーの本質の一部でしかない。
ボールを持つ意味を知っているのと、ボールを持つ意味を知らないのでは、スタートの時点で既に大きな差があり、成長という部分で大きな違いがあって当然だ。
熱病フットボーラー OMA