2014.05.25 とんでもなく下手で何もできなかったおまえらを知ってるから。
八王子市夏季大会
vs七国中
2―2分け
vs川口中
2―1勝ち
vs松が谷中
1―1分け
vs松木中
1―2負け
1勝1敗2分け。
予選リーグ敗退。
皆、何を思い、背負い、サッカーと向き合っているのだろうか?
少なくとも…
全員が「魅せて勝つ!」を背負っている。
「紫の遊び心」を忘れてはならない。
試合に出る・出ない、練習・公式戦、関係ない。
いつも、ブレずに。
テクニックとアイデア、そして遊び心を。
常識ではなく、非常識。
普通ではなく、特別。
模倣ではなく、独創。
自らの進化のために、追求し続ける。
「見せる」と「魅せる」は違う。
遊び心を持つ。
テクニックとアイデアで魅せる。
勝ちは、後からついてくる。
内容だけでも×。
結果だけでも×。
内容にも結果にもこだわり、価値ある勝ちを求める。
大切なのは、試合結果(勝ち負け)ではなく、日々の生活をどれだけ真剣に過ごしているか。
本当の相手は、自分自身なんだ。
「魅せて勝つ!」明八・3代目。
とんでもなく低い位置からのスタートだった。
積み重ねてきたものの結果は…新人戦・春季・夏季、すべて予選敗退。
新人戦、何もできず惨敗。
春季、「らしさ」を出せず敗戦。
夏季、「らしさ」を出して惜敗。
結果は残らず。
だが、その成果は?
「俺は胸を張って言うよ。
自信持って言う。
こいつら、すげー良い選手になったって。
とんでもなく下手で何もできなかったおまえらを知ってるから。
試合中、こいつらこんなに巧くなったのか!?って、感心しながら見てた。
全員、本当に巧くなったな。
でも、巧いと強いは違う。
巧さの先にある強さ、チームとしての勝ち、そこを目指すなら、もっとやらなきゃいけない。
あと3ヶ月、死ぬ気でやってみろ。
私学大会で衝撃を与えるぞ。
八王子で一度も予選突破できなかった奴らが、こんなに強くなったのかって。
こいつら、本当にそんな結果しか残してないのかって。
驚かせてやれ。
評判が弱ければ弱いほど、それを覆したときの衝撃も半端ねーぞ。
おまえらなら絶対にできる。
まだまだ巧くなれるから。
とにかく前を向いて、また明日からだな。
親に感謝しろよ、こうやって毎回見に来てくれて。
私学大会であの人たちを笑顔にできるのも、おまえらの頑張りしかないからな」
間違いなく進化は見えたが、まだまだ足りない。
1人1人が、抜群の個にならなければならない。
絶対にボールを失わない個に。
というわけで、あと3ヶ月。
精神と時の部屋へ。
絶対に、このままでは終わらせない。
必ず這い上がる。必ず。
勝つのは一瞬。
次の日になったらそんなの関係ない。
でも上手くなったり、凄くなったりするのは一生だ。
(井田勝通)
熱病フットボーラー OMA