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2011.06.03 FIBRA FC ①
札幌に『FIBRA FC』という中学生のクラブチームがある。
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FIBRAでの育成、指導方針は、卒業校でもある静岡学園高等学校のサッカー部監督、井田勝通監督と、サッカー王国ブラジルでの経験をもとに練習を行っております。
チーム力を高めるよりも、選手一人一人の技術を高め、高校生になって花が咲くような、先を見すえた指導を心掛けています。
実際にFIBRAを卒業した選手は、北海道の強豪クラブの選手と互角、またはそれ以上の結果を出しています。
それはなぜか…
小中学生の期間は、骨や体全体が柔らかく、基礎技術やテクニックがトレーニングによって驚くほど上達しますが、高校になってからでは筋肉が発達し始め、上達スピードが大きく落ちてしまうからなのです。
FIBRAでは今しか伸びない「基礎技術、テクニック」の部分を徹底して練習し、ほぼプロのサッカー選手と変わらないレベルまで引き上げ、高校に送りだします。
高校に入ってからは、体力や肉体面を鍛え、徐々にミックスし、一人の素晴らしいサッカー選手に育っていくのです。
基礎技術やテクニックの習得は高校に入ってからでは遅く、後悔している選手も少なくありません。
小中学生の試合では、体の成長に差があるため、大きくて足の速い選手が活躍している場面を何度も見たことがありますが、子どもの頃から技術の習得を怠り、身体能力に頼りすぎては高校生に近づくにつれて活躍の場は減っていくと断言できます。
FIBRAでは体の大きい小さい、足の速い遅い関係なく、技術面で評価をし、将来性のある選手の育成に務めております。
FIBRAのスタイルは、見ている人を驚かせ楽しませるサッカーです。
世界のスーパースターが実際にプレーするフェイントやドリブルをそのままプレーしています。
選手に自由を与え、どうしたらうまくいくのかと自分たちで模索しながらプレーをしてもらうことによって、選手の自由な発想、アイデアを伸ばしていきたいと考えてます。
サッカーはとっさの判断、ひらめき、アイデアがなければ良いサッカー選手と評価されません。指示したことしかできない、指示したことしかやらないでは、その選手の先は暗いでしょう。
中学年代のチームでも、ファンやサポーターができ、お金を払ってでも見たいと思われるようなサッカーをしていきたいと考えております。
-北海道の中学生でも「こんなことができるのか!」と驚かせ、 見る人全てを魅了してやまない、そんなチームを-。
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FIBRA FC ホームページより
静岡学園、バンレオール岡部、FIBRA…
静学・井田監督の魂を受け継いだ選手が指導者となり、本気で「個」の育成に取り組んでいる。
俺、静学出身じゃないけど…めっちゃ共感できる。
でも俺のまわりに、ここまで「個」の追求を考えている指導者や選手は…
「チーム」「戦術」「パス」「ディフェンス」「セットプレー」…こういう言葉、並べるとかっこよく聞こえる?
なんで皆、とことん「個」を追求しないんだろう?
つづく
熱病フットボーラー OMA