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2013.03.27 弾丸静岡 ⑪
今回の目的は、【本気で】テクニックサッカーを追求しているフィブラと静学の空気を、生で感じること。
FIBRA濱田氏。
相変わらず、その真っ直ぐな瞳で選手たちに問いかけていた。
「自分のテクニックを子どもたちに伝えたい」という気持ちから立ち上げたチームだが、彼が一番伝えていることは…
静岡学園。
40年前、井田勝通氏が日本に吹き込んだテクニックの風。
「サッカーは芸術だ」ということを証明するために戦っている。
選手・指導者の雰囲気、練習の様子を見ても、自分たちはテクニックで日本一になるんだという気概が感じられた。
どちらも、テクニックを追求している。
自分たちのサッカーに誇りを持っている。
真っ直ぐ…サッカーと、自分自身と、ただ真っ直ぐに向き合っている集団。
テクニックが凄い。
サッカーが上手い。
チームが強い。
今回の旅で最も感じたことは、そんなことではない。
一言でいうと『気迫』。
サッカーに対するリスペクト。
自分自身に対するプライド。
中高生という立場で、今の自分にできることを必死に探している。
サッカー選手である前に、まず、一人の人間として一流であろうと努力する姿。
フィブラも静学も、サッカーを教えているのではない。
サッカーで人生を教えている。
サッカーでも、人生でも、最も大切なのは『気迫』。
好きなことに情熱を燃やし、前向きな気持ちで生きることの大切さを教えられた。
つづく
熱病フットボーラー OMA