■それがあなたのいいところ
💖熱量高めで
あなたを真反対の世界へお連れする💖
お手伝い心理カウンセラー・
マリチャンヌです。
わたしは現在、
心理カウンセリングを通して
心のボタンの掛け違いをゆるめてほぐし
未来を思い出すお手伝いという
お仕事をさせていただいています。
わたしは子供の頃から
話をするとき
身ぶり手振りが大きいとよく言われます。
自分ではよくわかりません。
カウンセリングを受けた方から
初対面の方も含め、異口同音
「あなたのカウンセリングは
マリチャンヌショーだね!」
と、言われることもありました。
それが「私」だったんです。
それで、よかったんです。
今日は
「それがあなたのいいところ」
について書いてみようと思います。
よろしくお付き合いください。
それは、カウンセラー活動を始めて
間がない頃、
『あなたのいいとこ見つけます』という
ワークショップの告知をした時のことでした。
「自分のお店を良くしたい」という方が
来られました。
今思えば、告知記事をよく読まれていない方が
コンサルと勘違いして来られた
珍しい例でした。
しかし、現場ではそれに気づけず
「あなたの話はもう途中からは聞いていない。
あなたは自分が喋りたいだけの
マリチャンヌショーが
やりたいだけの人と思って観察していた」
と、言われました。
わたしは不遜な顔に慌ててしまい
訳も分からず、すいませんすいませんと
謝るばかりでした。
うちに帰って、自分が書いた
告知文を読み返すと
どこにも「あなたのいいとこ見つけます」=
心の持ち方=「店舗を良くする」と受け取れる文は書いていないため
その方の受け取り方だったんだなぁと
わかりました。
おのおのの『辞書』が違っていたんですね 。
正直、内心、
随分言ってくれるなぁという気持ちも
ありましたが
「マリチャンヌショーが
やりたかったのかもしれないなぁ」は
事実、当時の私はありました。
クライアントさんのお話を聞きながら
無意識の自己顕示欲の奥には
誰かと話すという行為のなかに
日常のさみしさを埋めたい気持ちも
あったのかもしれません。
しかし、カウンセリング業を使って
クライアントさんを
承認欲求のエサにしていたのだとしたら
これは、あまりによろしくない。
そんなことがしたくて
この仕事をしようと思ったわけではない。
相手のお話を聞く、傾聴を
もっと意識していこう、と
心に決めました。
その後、自分自身に男女性のワークを
するようになり
心の井戸を潤す目的の
承認欲求という考え方に
意味を感じなくなっていました。
ある日ご相談を受けお話しが終わった頃、
「まりちゃん、マリチャンヌショーだね!」
また、言われました。
ああ・・あの日の微妙な記憶が蘇ります。
「すごくよかった!ありがとう。
来てよかった!」
はあ?
そんなことが、異口同音、何度も起こります。
わたしはある日聞きました。
マリチャンヌ)
「マリチャンヌショーって、ダメでしょう・・
もしかしたら一人で盛り上がって、
置き去りにしてたんじゃない?」
クライアントさん)
「そんなことないよ!
ちゃんと聞いてくれて
その上で自分も気づけて、泣いたけど、
笑って終われてよかったって意味だよ」
マリチャンヌ)
「うん、そうなのか・・ありがとう」
キラキラ笑う相談者さんの声を聞きながら
脳裏に、人情喜劇の藤山寛美が浮かびました。
狙ってやってはいないけど
あれでいいんだ。
クライアントさんが、自発的に
ぽっと何かに気がつけたり
ほろっとほどけるお手伝いができれば
それでいい。
そして、気づきました。
使う言葉も、湧き上がる場所も違うけれど
『わかってほしい』『伝えたい』
いつかの価値観が強い頃の
伝え方だけが
形としてわたしのなかに残っていたんですね・・
昔と違い、自己演出というものに
意味を感じないため
ハイテンションやパフォーマンスをすることは
ありません。
その日のそのまま、できる範囲でお手伝い。
それが「マリチャンヌショー」と言われるなら
それもまた、自分の一部なのでしょう。
ハートがあればそれでいい。
今は、胸を張れるようなりました。