木の生き様に思いを馳せる
こんにちは。KIKASETEコンテンツ担当の合志です。
木を題材とした新作絵本公開!
KIKASETEでは今、朝日ウッドテック株式会社さん監修の新作絵本「きのもようは、きのものがたり」を公開しました!
「床の木目の模様がおばけの顔みたい!」
このように思ったことがある人はたくさんいるのではないでしょうか?
(続きはアプリでお楽しみください!)
監修してくださった朝日ウッドテック株式会社さんは木材メーカーです。
木質建材・床材の製造販売メーカーなら朝日ウッドテック (woodtec.co.jp)
担当の方の「子どもたちに木に親しみを持ってもらえる絵本を作りたい」という熱い思いに共感し、監修していただくことになりました。
木材メーカーの知見がつまった、学べる温かい内容の絵本になっています!
マングローブの小さな戦士
話が少し逸れますが、「木の物語」という言葉で私がふと思いだしたのは、海水と淡水の入り混じる汽水域で育つマングローブです。
マングローブは東南アジアのイメージが強いと思いますが、日本でも奄美地方や沖縄に計7種類のマングローブの仲間が分布しています。
水面に太い根を張る見た目や多くの生き物のすみかとなっていることが有名ですが、他にも面白い特徴がたくさんあります。
その中でも印象深いのが、
オヒルギという種類の「1枚の葉っぱに犠牲になってもらう」という性質です。
汽水域で育つとはいえ、塩分は植物の生育を阻害するものなので、マングローブには根が塩分をろ過できるなどの塩分を体の外に出す機能が備わっています。
その塩分を外に出す機能の1つなのですが、
オヒルギは体の中に入ってきた塩分を、1枚の葉っぱに集めます。
その葉っぱは黄色く変色し、やがて落ち葉となります。
この黄色い葉っぱをかじってみるとほんのり塩味がします。
落ちている葉っぱや今にも落ちそうな葉っぱたちは、マングローブ自身と周りの生き物を守る小さな戦士たちなんだなーと、ちょっぴり切なくなりました。
「植物」と一括りにされるものたちにもそれぞれの生き様があって、それを知ることで愛着が湧くような気がします。
新作絵本の「きのもようは、きのものがたり」も木の生き様を感じるストーリーです。
8/31まではホーム画面真ん中下にあるプレゼントボックスからすぐに読むことができるので、ぜひご覧ください!
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