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いい言葉には何度も救われる

待ちに待った金曜の朝。
今日は映画観るから早く帰るんだ、わくわく。

通勤時間はnoteやブログを読んで過ごしていることが多い。
ニュースや新聞はそこそこに(横浜の記事はしっかり読む)、誰かの書いた優しくてあたたかい言葉にどっぷりひたる時間にしている。

どう伝えようとしても伝わらないだろうな、と語彙力がなくて悲しくなるけど、言葉にも温度や色、透明度があると思っている。

同じ方が書いた文章がその時々に少しずつ違っても、大体は似たような色が伝わってきてそれから丸ごと好きになっていく。

私が好きなのは、やわらかい海辺の色。
夕方になって、空と澄んだ水面の優しい青がさらにどんどんやわらかいマジックアワーになって、淡いピンクが混ざる。そんな時間が浮かんでくる文章。

読み終わる頃にはじんわり響いて、また噛み締めたいなと思うもの。つらいことがあっても、またここからゆるやかに進もう、と思えるもの。癒されたり、勇気をもらったり、ちょっとだけ前を向けるもの。

心打たれる文章にはなかなか出会えないけれど、出会えたときには、しばらくその文章の中で泳いでいられる。何度も何度も深く潜って、つむいである言葉と自分との対話が生まれる。

何を言ってるんだろう、と自分でも思うけれど、こんな風に心を掴まれるんだからしょうがない。

そんな文章を書く人は、どんなものが見えているんだろう。

なんて、ポエミーな現実逃避をしながら。後1日乗り越えるのだ。

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