毎日勝てる、なんてことはないから。

落ち込んで心が風邪を引くこともある。そうなると物理的に動けなくなってしまうんだけど、春先は不思議とちゃんと生活できる。
やっぱり野球の影響かな。

とはいえ、横浜は昨日ツイッターで呟いた通りの状況。
「先週1回も勝ってないなあ」
今日も続いてしまいそうな途中経過だけども。

思い返すと、ここまで勝てていないのはだいぶ久しぶりの感覚。

最近の私は、あまり負けに対してこだわりがなくなってきた。生で観ている試合はやっぱり力入るし、勝ったら嬉しい。でも、負けても「仕方ないか」と思う日も多い。特に今シーズンの春先はその傾向にある。
(今あちらこちらで問題になっている審判は別の話だけども。)
(さらにいえば、夏には言うことが大きく変わっている可能性が高い)

「1試合」を軽視してるわけじゃない。
2勝1敗でシーズンを戦い続けられれば優勝だし、1勝2敗なら最下位なんだから、勝てる試合で負ける、勝ちきれないのはもったいないとは思う。

でも、今のチームは、私にとって何だか安心してみられる存在。

3月のライオンだったかな…こんなセリフがずっと心に残っている。

「ほっといてもそのうち勝ち始めるさ」

連勝する、とか打線が爆発、じゃなくて姿勢の点で少しだけこの気持ちでいられる。
強さとはなんだ、何で応援したくなるんだ、なんて答えのないことをぐるぐる考えた末の選択肢の1つがこれかもしれない。

今のチームは下を向かない。
向きたくなる日もあると思うけど、前を見ることの方が圧倒的に多い。

そういうチームを観ていると、「これで凹んでたってしょうがないよな」、やるしかないよなって思えたり、
「きっと梶谷は2軍に落とされたからって腐り続けたりしないよな。2軍でチームに活力与えていい状態で上がってくるよな、その方が健全だな」って今の場所で頑張ろうと思えたりする。

取り上げるタイミングがさすがの「FOR REAL」
苦しかっただろうなあ、1点を守りきる難しさに立ち向かうのは。
それもピッチャーの、中継ぎ陣の宿命か。

負け続けることってとても体力も精神力も削られるけど、我慢のとき。
ライジングがスタジアムにも心にも響いてくるときはもがいているとき。選手にも立ち上がってほしいし、その姿に元気をほしいとき。
何でだめだったんだろう?を調整し続けて、結果を出す。これは日常でも同じことだ。

大好きな選手達がやってるんだから、私も頑張らないとって思えるのかもしれない。
負けていても、前を向く。スタートからの疲れもたまる5月、ここを戦うための準備期間になると思えればいいな。


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