ふと我にかえってみると。

しょうもないことを繰り返した日だった。

こういう日もある。いや、こういう日ばかりかもしれない。

「よく頑張ってる人」じゃない、「へらへらして都合がいいだけ」の人だ。

私は昔から「ちょっと自分が我慢したら丸くおさまる」「ちょっとだけやってあげたら喜んでもらえる」と考えがちだった。

でも、きっとそれに対する評価なんて「便利な人だな、これからもお願いしよう」くらいのもんだ。

誰かのために、はいずれ自分のために、になる。
自分が満足するためのプロセスになって、本質的じゃないことをして、求める結果に繋がらない。
他人の便利屋さんになって達成感を得るなんてばかばかしい。

自分の時間を割くことの方向性が違う。
きっと、仕事ができたり頭が良かったりする人は、「それをする意味って何ですか？」「今やるべきことですか？」と問うことだ。

1日1つの偽善が、1日1分の安請け合いが、自分のキャラクターとなって、積もり積もって自身を追い込んでいく。気づいた時にはコップの水は溢れた後かもしれない。手遅れじゃないか。

今日みたいに予定を入れていたのに、仕事が……って言い聞かせるのも何かいやだなあ。
全体像が見えていないからなんだよな、多分。

日々を大切にしたいって思いながらも、毎日が何となく過ぎていくだけなのはきっとこういうところ。

幸いなことに「そろそろ騙されたと思って生活変えた方がいい。生きづらくなるだけだよ」って言ってくれる先輩がいる。
思い切って騙されてみよう。